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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

緊張の音 おしゃれな音 その25

サスペンデッド4(sus4)は不思議なコード


コードの基本構成は
ルート(1st)、3rd、5th、7thの4つでコードトーン
それ以外の9th、11th、13thはテンションノート(テンション音)です。
このテンション音はそれぞれ2nd、4th、6thと同じではないのか?
という疑問に答えるのが 今回です。

ザックリ答えるならば、同じ音です。

1オクターブより上がテンション音であると
ふつう説明されてますし ここでも書きました。
それはコードトーン内に入れると半音同士でぶつかるなど
明らかに濁った不協和音を生み出すことが多々あるからです。
でもあえて半音でくすんだ感じを出すということもあるし、
メロディやコードの上昇進行・下降進行(クリシェと言います)のなかで
使うこともあります。

さて4thを使うsus4コードだけは考え方が少し違います。
6thはそのままC6などと表記するのに
なぜサスペンデッドとついてるのでしょう。

sus4は3rdに代わって4thが入り、構成音はルート、4th、5thになります。
サスペンドはこの場合、つるすとか繋ぎとめるとかのニュアンスがあって、
実際sus4が出てくるとほとんどが3rdに戻ります。
そういう使われ方をコード名にしたということのようです。
それとsus4は3rdが無いにもかかわらず、メジャーコードにしかつきません。

似ているコードとしてadd11がありますが、
add11には3rdの音が入っています。
add4としないのは「3rdの隣の音は出さないほうがいいよ」と、
音を暗黙にオクターブ離すよう指示してるとも言えるでしょう。
ルート、3rd、5th、11thとなってテンションコードです。

sus4コードは音の響きも不思議だし、成り立ちも不思議ですね。


またコードのちょっとした不思議や疑問
解き明かしていきたいと思います。

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ライブレポート♪ 2018/01/26

1月26日(金)T大学某研究室にて
M教授主催 プライベートライブ 15:00~17:30ごろ

出演:ちんすけ、M教授、学生たち

こちらがM教授(写りが変なのは光のせいです)

友人OくんがM教授を紹介してくれて始まったこのライブも
これで3回目。もうレギュラーっぽいです。
大学名やお名前をぼかす必要はないのですが(顔出ししてるし)
プライベートライブなので、とりあえず・・・

場所は研究室なので、まあ こんな感じ

洒落てるプレートは光のアート。
ライブというより“部活部屋”というほうがあってる感じです。
だから肩ひじ張らず、お試し感もあり。
今回は学生さんたちも何人も演奏してくれました。
音楽系サークル所属の学生はパフォーマンスもしっかりしてましたね。

リラックスしてセットリストです。

emojiちんすけ
1st Stage
1.ぶらん-にゅう 2014
2.キャパCITY 2015
3.見上げればバナナムーン 2015
4.気絶するほど悩ましい(Char)1977
5.マーマレード 2011
2nd Stage
6.二人乗り(村田和人)2009
7.ささやかな記憶の涙に 2014
8.恋(星野 源)2016
9.Across The Universe(THE BEATLES)1970

Session with Prof.M
10.Strawberry Fields Forever(THE BEATLES)1967
11.A Day In The Life(THE BEATLES)1967

Ending
12.つぶやいてみた空 2014

いつも通りの選曲。
ちんすけを聴くのが何度目かの人もいるので、
オリジナル多めもいつも通り。
で、次に備えて「Across~」。


ちょっとばかりM教授とビートルズ・セッションしました。
といってもぶっつけ本番だし、遊びみたいなもので・・・
M教授、いい声してるんですよ。ややしゃがれ気味の落ち着いたトーン。

箱根駅伝見てインスパイアされたという教授のオリジナル曲
学生たちと披露しました。
踊りだしたくなるようなオールディーズを意識したそうで、
確かに軽快でポップな曲です♪
歌詞、英語っすよ!! う~~む出来る!!
日本語では照れるからと言ってましたが、内容は深い!
譜面いただいたので検証してみよう

去年も出てたKさんもイケてるボーカルです。
本人「やさぐれ声」と言ってましたが、インパクトあります。

ライブの後は駅近くのお店に繰り出し懇親会という名の飲み会
こっちのほうが長かったことは言うまでもありませんemojiemoji

ともあれ1月の突貫ライブ月間、走り抜けましたemoji

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出さなくていい音は弾かない

以前「緊張の音 おしゃれな音」シリーズで音を省く話をしました。
テンションコードを弾くとき、
どうしても弾けない音や 省いても問題ない音は弾かないというヤツです。

今日は一歩踏み込んで ・・・ではなく
ギターを弾きはじめたころの視点に立ち帰って
普通のコードでできる省き方のポイントを話します。
初心者の方には弾けるようになる“コツ”ともいえるはずです。


ギターをはじめて弾こうとしたとき、
教則本などでコードをおぼえましたよね。
最初に「C」次に「F」や「G7」が載ってます。
何も知らないから、書いてある通りに押さえようとします。
「C」は何とか押さえられても、そう「F」で挫折するアレです。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、以下の感じでしょうか。
(縦に書いてあります;;)

C
   O O
||||●| 1
||●||| 2
●●|||| 3
|||||| 4

F

●|||●● 1
|||●|| 2
|●●||| 3
|||||| 4

G7
  OOO
|||||● 1
|●|||| 2
●||||| 3
|||||| 4

さて、まず「C」ですが、こんな押さえ方してます?
6弦3フレットなんて押さえませんよね?
なぜなら6弦は開放してもCコードの構成音だからです。
今や低音がうるさいから弾かないように(ミュート)してますけどね。

すべての指を使って押さえる最初の例として
おそらくこの押さえ方で始まっているのだと思われます。

だから次の「F」では「セーハ(バレー)」を教えたいがために、
挫折するような難しいコードを登場させてるんじゃないでしょうか。
「G7」は4音で構成する「7thコード」の存在を示したかったのか?

理論を振りかざして来たなら こちらにも方策があります。

C
×  O O
||||●| 1
||●||| 2
|●|||| 3
|||||| 4

F
  ×
●|||●● 1
|||●|| 2
|●|||| 3
|||||| 4

G7
 ×OOO
|||||● 1
|||||| 2
●||||| 3
|||||| 4

そう、構成音のいくつかはミュートするか弾かないのです。
「C」は上に書いた通り。
「F」は一見複雑そうですが、セーハは1、2弦だけにして
6弦を親指で握るように押さえ、5弦を押さえる薬指で4弦をミュートします。
オールセーハのときよりだいぶ押さえやすいはずです。
親指使いは、手の小さめなちんすけでも出来るのでおそらく大丈夫。
「G7」はこれも6弦を押さえる薬指で5弦をミュートです。

このワザをはじめっから教えてくれれば、どんなに上達が早かったか。
悔やんでも悔やみきれません(おおげさな・・・)

ただし、ストロークでガチャガチャ弾きまくるときに有効ですが、
アルペジオのように1音1音きれいな音を出すのには向かないかもです。
アルペジオでは開放弦の活用や、弾く音だけを押さえるという
コードストロークにはないやり方もあります。


さてもっと簡単に弾けないのかという要望にお応えする
超カンタン弾きワザをご紹介して終わりにします。

C
×××O O
||||●| 1
|||||| 2
|||||| 3
|||||| 4

F
×××
||||●● 1
|||●|| 2
|||||| 3
|||||| 4

G7
×××OO
|||||● 1
|||||| 2
|||||| 3
|||||| 4

はい、1~3弦だけ弾きましょうということで・・・
これでもれっきとした正しいコード構成ですよ!
お子さん向けですがね・・・

チャンチャンemoji

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雪とインフルエンザ襲来Week

雪で真っ白でしたねー。
街が白一色でおおわれてモノトーンになったり
駐車場の端っこにある雪ダルマにほっこりしたり、
別世界を感じられるのもこういうときしかないですから
身を置いてみる余裕は持っていたいです。

しかし、さっき近所をぐるっと回ってみたら、
もう雪はほとんど片付けられていて、雪を踏みしめるなんてところは無し。
昨日の夕方のあの降りだとずいぶんと残るだろうなと思ったのに
今日はいつもの街の姿。
あれは幻だったのか!?
所詮東京の雪はそんなもんです・・・


さて、先週末、音仲間もライブの人が多くて、
お互い観に行けないので集客に苦労したと思われますが、
さらにインフルエンザの猛威が追い打ちをかけてましたね。
何人もが出演キャンセルを余儀なくされたようです。
中にはエントリー12組中5組が欠席なんてのもあったようです。

雪は避けられませんが、インフルは避けたいですよね。

ウチは医療関係者が多いので、
早いうちから予防接種して重症化を防いでますが、
なるものはなっちゃう。
自分では普段から外出するときはマスク
手洗いうがいはしっかりとを実践しています。

いまのところみんな風邪もひかず 元気。
このまんま行きたいです。
どうせ花粉の季節で苦労するんですから。

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ライブレポート♪ 2018/01/20

1月20日(土)HOTコロッケ(都営新宿線・瑞江)
『HOTコロッケ・ミュージックフェス Vol.2』

ホームグラウンド・HOTコロッケでの
2018年最初のライブでした。
なかなか土曜日が押さえられないのを マッキーさんが押さえてくれて
実現したライブ『ミュージックフェス』
ではまいりましょう♪


この日は4組、各40分のライブ時間にしました。
30分はちょっと短いし、やるほうとしてもあまり起伏を持たせられない。
1時間は長い ・・・もちろんそれだけ聴きたい人はいますが・・・
いつもとちょっと違った要素を入れたり、
工夫を混ぜ込めるというのが 40分の利点かなあと思いました。

では最初はわたくしから・・・

emojiちんすけ(35分50秒)

1.ぶらん-にゅう 2014
2.ふたりでPARISに行こう(山崎まさよし)1996
3.見上げればバナナムーン 2015
4.恋織り人 2006
5.あなたに(安全地帯)1984
6.ささやかな記憶の涙に 2014
7.マーマレード 2011

40分と言っておきながら36分弱じゃないですか!、
テンポが速くなったわけではないし、つなぎのネタもしゃべったし、
自分としては納得でした。
ただ、撮っていただいた写真見て、いつもそうなんですが、
歌うときもうちょっと前を見ないと と思うわけです。
コード譜も見るしギターのポジションなんかも確認してしまう。
チラ見はあっても“ガン見”は避けなきゃです。

「恋織り人」はついに自分のキーを半音下げました。
高いというのもあるけど、弾くコードを若干見直したということがあります。
もともと女声キーだったのが何通りかキーをかえた歴史があり、
これで落ち着くかなといったところです。
聴いてる分には関係ないことですね。


emojiふわりのお二人

中学校時の同級生コンビで、卒業後30ん年経って結成したとのこと。
音楽が取り持つ仲というのは ほんとに良いです!
ハモリが重なるときの心地よさがグーです。
二人が互いに違う弾き方・フレーズを混ぜ合えるようになると
さらに音とハーモニーの深みが増すと思います。


emoji波多野洋二さん

落ち着いたバリトン・ボーカル
なんかとてもうっとりと寝てしまうような(失礼)ふくよかな歌声です。
ギターも1音ずつしっかりと出すし、音作りもきちんとしてる。
見習わなければいけないのが、譜面の類を見ないこと。
洋楽もすべて暗譜。まいりました。


emojiマッキー&なっち

本人の希望でエントリーには名前を出していませんが、
何曲かなっちさんがボーカルをとっています。
この日はすごく声に張りがあってギターと溶け合うような感じでした。
父と娘のような年齢差ですが、まさに年の差なんて!
良いコンビに成長しつつあります。
それにしてもマッキーさんの自作曲量産ペースは凄い!


写真は主になっちさんからいただきました。
買ったばかりの新しいカメラで撮る姿がうれしそうemoji


1月のライブはあと1本。長丁場のプライベートライブです。
そのレポートもお楽しみに!!

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