コード表記あれこれ
ギターコードはふつう英語の大文字と小文字、そして数字で表しますね。
コードには複数の書き方があって、略記号なども使います。
きょうはコード表記と記号をまとめてみました。
あまり使わないのも出てくるので「へぇ~」とうなってください。
一番わかりやすい「ドミソ」のCコードのいろいろ、並べてみます。
C
CM7 = C△7 = Cmaj7
Cdim = C○
Cm7-5 = CΦ = Cm7(♭5)
Caug = C+ = C+5 = C(#5)
脈絡もなく英字と数字と記号が並んでますが、
ギター弾かない人にとっては どれもよくわからないですね。
ほぼ見かけませんが C-もあります。Cmのことです。
アメリカなどではマイナー(m)を小文字ではなく Mで表記することもあるので、
メジャー(M)を △と書くほうが区別しやすいです。
ちんすけ的には 英数字という統一感を好むので Mです。
手書きだとごちゃごちゃとなるので、
ディミニッシュ(dim)の ○は良いですね。
m7♭5はハーフディミニッシュといって Φを充てます。
コードとしてはよく使いますけど、Φはあまり見ませんね。
オーグメント(aug)は、ドミソのソを「ソ#」にした和音です。
この場合の+も あまり使いません。
根音(ルート)につけるときは#、♭を使い、
テンションなど後につけるときは+、-を使うとわかりやすいですが、
ここは augでよいでしょう。
ほかに略記号を使わず英小文字を使うコードがいくつかあります。
C7sus4 = C7(#4)
サスペンデッド。ドミソのミを「ファ」にかえた和音。
ギター弾きたちは「サス・フォー」と呼んでます。
Cadd9 ≠ C9 = C7(9)
アディッション。ドミソに「レ」をくわえた和音。
よく言ってますが、C9は C7に9thを加えた和音なので、似て非なるモノ。
しかし聴感上はかなり近いので、双方代理コードとして使えます。
この2つにも記号があるといいですよね。
ポップスの場合、コードの成り立ちや音の重ね方は
クラシック寄りの法則やジャズ寄りの法則が入り乱れているうえ、
ピアノとギターのように 音の出せる範囲が違う楽器たちが演奏するので、
どの音を弾くのか弾かないのかが とても大事です。
コードネームはその水先案内人といえるかもしれません。
なんか違ったまとめになってるな・・・ まぁいいか