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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

嗚呼!ガットギターの季節が過ぎゆく

毎年秋口になると、鉄弦のフォークギターにかわって
ナイロン弦のガットギターを弾きたくなるもの・・・
と言ってるのだけど、今年はなぜかそうならない。

ボッサを弾いてても「ふつうのアコギでいいじゃん」
サスティンを効かせたエレアコの音のほうが マッチする感じ。
自身が好んで弾いてる曲のイメージが
今はアコギ=エレアコなんだろうなと思う雨の午後。

もうひとつ思ったのが、持ってるガットギターの
弦をちゃんと張ってないからではないか!

現実をかえりみれば 新しいエレガットの4弦は切れてるし、
古いガットギターの弦も切れたまんまなのです。
「ああ、ガットギターすぐに弾けないから」みたいな
潜在的に遠ざけてる感覚が支配してるのかもしれません。

何ごとも面倒くさがってはダメだと思ってみるけど、
食指が動かないなら仕方ない。
気分のおもむくまま、なすがままにすればいいのだとも思う。
こと音楽については
沖縄のことば「てーげー」に支配されていればいいんです。
そこそこ、なあなあにね。

ともあれ 弦を張ってないギターを載せておきましょう。
現実を直視するのだ!

てーげーもほどほどにという反省も込めてemoji

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楽曲のパクリとかオマージュとか

お! なんか盛り上がりそうなテーマですね。
「盗作」などと言うと犯罪の匂いがします。
でもここは「やわらかアタマ」(←ここパクリっぽいw)で
書きなぐってみます。


楽曲は4小節までならパクリにはならない とか聞いたことありますが、
1、2小節でも似てるものは似てるし、実際どうなんでしょう?
長かろうが短かろうが メロディだけじゃなくテンポや曲調が似ていて、
さらに楽曲のキーや使っている楽器が同じだと
「似てる」と嫌疑をかけられそうです。

一方、オマージュとかモチーフといえば
「拝借」した「真似」したのと変わらないように思えますが
問題にならないですよね。
リスペクトして考えたとか インスパイアされて作ったとかも言います。

この違いはリスペクト=尊敬の気持ちがポイントなんでしょうか。

真似が下手だとパクリで、上手だとオマージュさ と
意地悪く言ってみたくもなりますが、まあそんなところでしょう。

楽曲のパクリが目立つのは アレンジの仕業でもあります。
「だから、コード進行が同じじゃだめだよね」
というのはどうでしょうか?
コード進行にその嫌疑をかけてしまうと、
ロックンロールやブルースのほとんどがパクリになってしまいます。
さすがに違うでしょう。


話は逸れますが、
曲のタイトルや歌詞の部分的な言い回しの一致は
パクリとは言えないと思います。
タイトルについて自分では、
検索して ほかの著名な曲にあるようならやめますけどね。
有名曲でイメージ付けられて こちらの印象が薄くなるでしょうから。

パソコンなど打ち込みで作るDTM(デスクトップミュージック)のソフトには、
コードを並べただけでメロディを作ってくれたり
そもそも適当な和音とテンポだけでも作曲してくれるモードがあったりします。
少しでも音楽の知識があれば、さらに奇抜で斬新なメロディが作れます。
アレンジも自動作成してくれます。
でも機械にまかせて、素晴らしいメロディメーカーと言えるでしょうか。
パクリとは別のモヤモヤがあります。


オリジナリティは大切なことですが、
これだけ世の中に膨大な曲が氾濫してるのですから
似てない曲を作るほうが難しいともいえるでしょう。

だからこそ 自分のフィーリングで生まれた楽曲でいいのだと思います。
モノ作りは真似から入るものですしね。

なんかパクリのすすめみたいになってしまいました。

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緊張の音 おしゃれな音 その23

ディミニッシュコードは重宝します


まずは弾ける方はギターを手にとってくださいemoji

ローポジションの C7に♭9をくわえて C7♭9(=C7-9)をつくります。
♭9は C音の半音上(=#8)にあたりますから
2弦1フレッドの C音を となりの2フレッドにずらせば出来上がります。
(どちらも5thの G音がオミット)

さて、ハイポジションの C7で同じことをやってみましょう。
C音は5弦3フレッドなので これを4フレッドへずらすと、
ルート(根音)が半音あがることになるので コードは C#dimになります。

あれ? 全然違うコードネームだけど構成音は近いですね。
つまり、
セブンスコードのルートを半音上げると
ディミニッシュコードになる
ということなのです。

ディミニッシュコードと7th♭9thコードは
たがいに代理コードの関係にある
といえます。

コードの押さえ方と音の試聴は→こちら
実際に音を出してみるとよくわかります。

よく見かけるコードでいえば、
ローポジションの A7♭9(=A7-9)は、
5弦(Aルート)をオミットすれば A#dim(=B♭dim)
となり、押さえ方が同じなので便利です。
→こちら

ベースギターがいるとかバンドサウンドならば、
○7♭9を見たら 即ディミニッシュでOKですね。

そうそう、ディミニッシュコードは
短3度の音が2つ飛ばしで4つ均等に並んだコードで、
構成音上3種類しかないから、スケール上でも探しやすいです。
またコード進行のなかでは 不思議な印象を与える経過和音ですし、
単独だと物憂げで 不安をかきたてる感じもするということで、
使い出があって重宝します。


いかがでしたか?
わかりやすいネタ見つけたら、またやります。

わかりにくくてもまたやります!

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ライブレポート♪ 2017/10/19

10月19日(木)HOTコロッケ(都営新宿線・瑞江)
「Myらいぶ」mini(定例オープンマイク)

6月以来のMyらいぶmini参戦でした。
秋の長雨の影響で寒く、こりゃ誰も来ないよなぁ と思っていたら、
エントリーの方にくわえ、もう1バンド来てくれました。
おふた組 紹介します。


惣ど&運ず with テリー、エミ
  
エントリー時点では 惣ど&テリー となっていましたが、
レギュラーデュオの運ずさんがお見えになり、
さらに惣どさんの娘・エミさんがピアノで参加。
ドラムとギター2本という、ほぼフルバンド状態でした。
惣ど&運ずさんは HOTコロッケ出演はかなり久しぶりとのこと。
惣どさんのしゃがれた味のあるボーカルに圧倒されます。
それも楽しそうに演奏しているのが印象的でした。
奥様もいらっしゃっていて ファミリーバンドの様相。
これからもどんどん出演してください!

LAB


JAZZバンドです♪
歌とギターの女性・鎌田さんは何度かHOTコロッケでお会いしてますが、
今回がほぼフルバンドのようです。
ギターと、ドラムスの男性二人がうしろを固め
この日一番のご年配と思われるピアノのしげさんが表情豊かな弾きっぷり。
有名なジャズ曲をたくさん披露してくれて 秋にピッタリでした。
ギターの二人が交互にリードをとったりバッキングしたり、
ベースパートまで弾き分けて、音のバランスは良かったです。
難しいと思われがちなJAZZを 楽しげに奏でる4人にうっとりでした。

という具合に、Myらいぶminiではめったにない、
ドラムス入りの2バンドが参加したことで、
寒々しくなるかもだった雨の夜も ホットな音で満たされました♪


ちんすけだけ 一人パフォーマンスemoji
でもじっくり聴いていただいて、ありがたかったです。

emojiちんすけ
◇1巡目
1.ウイスキーが、お好きでしょ(杉 真理)2009
2.キャパCITY 2015
3.気絶するほど悩ましい(Char)1977

◇2巡目
4.ささやかな記憶の涙に 2014
5.ビートルズを聴いてはいけません(村田和人)2009
6.つぶやいてみた空 2014 

2巡目はLABさんのステージを見た直後だったので
意識して予定曲をかえました。
そう来たからこうしよう てな感じです。
「気絶するほど~」はしばらく定番になりそう。
やってるうちに演奏の楽しさがわいてくるんです。
ペースや全体のパフォーマンスはまずまずといったところ。
Myらいぶminiは ゆったり楽しいことが一番!
3巡目以降も用意していましたが、こんな日はこのくらいで、
余韻にひたりましょうemoji


予定では1カ月ほどライブがありませんので
じっくりいろんなことが出来そうです。
気まぐれにライブ入れちゃうかもですけどねemoji

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緊張の音 おしゃれな音 その22

コード表記あれこれ


ギターコードはふつう英語の大文字と小文字、そして数字で表しますね。
コードには複数の書き方があって、略記号なども使います。
きょうはコード表記と記号をまとめてみました。
あまり使わないのも出てくるので「へぇ~」とうなってください。


一番わかりやすい「ドミソ」のCコードのいろいろ、並べてみます。

C
CM7    = C△7  = Cmaj7
Cdim   = C○
Cm7-5  =    = Cm7(♭5)
Caug   = C+   = C+5   = C(#5)

脈絡もなく英字と数字と記号が並んでますが、
ギター弾かない人にとっては どれもよくわからないですね。
ほぼ見かけませんが C-もあります。Cmのことです。

アメリカなどではマイナー(m)を小文字ではなく Mで表記することもあるので、
メジャー(M)と書くほうが区別しやすいです。
ちんすけ的には 英数字という統一感を好むので Mです。

手書きだとごちゃごちゃとなるので、
ディミニッシュ(dim)の は良いですね。

m7♭5はハーフディミニッシュといって Φを充てます。
コードとしてはよく使いますけど、Φはあまり見ませんね。

オーグメント(aug)は、ドミソのソを「ソ#」にした和音です。
この場合のも あまり使いません。
根音(ルート)につけるときは#、♭を使い、
テンションなど後につけるときは+、-を使うとわかりやすいですが、
ここは augでよいでしょう。

ほかに略記号を使わず英小文字を使うコードがいくつかあります。

C7sus4 = C7(#4)
サスペンデッド。ドミソのミを「ファ」にかえた和音。
ギター弾きたちは「サス・フォー」と呼んでます。

Cadd9  ≠  C9  = C7(9)
アディッション。ドミソに「レ」をくわえた和音。
よく言ってますが、C9は C7に9thを加えた和音なので、似て非なるモノ。
しかし聴感上はかなり近いので、双方代理コードとして使えます。

この2つにも記号があるといいですよね。


ポップスの場合、コードの成り立ちや音の重ね方は
クラシック寄りの法則やジャズ寄りの法則が入り乱れているうえ、
ピアノとギターのように 音の出せる範囲が違う楽器たちが演奏するので、
どの音を弾くのか弾かないのかが とても大事です。
コードネームはその水先案内人といえるかもしれません。

なんか違ったまとめになってるな・・・ まぁいいか

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