忍者ブログ

見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

曲の進化がコードの複雑化を生む?

昔むかし「明星」や「平凡」などの雑誌の付録に
ヒット曲の歌詞とコードが書いてある「歌本」なるものがついてました
ギターが少し弾けるようになると ああいうの見て
弾けた気になったりもしました

でも「歌本」のコード譜って その通り弾いても
本物の感じに聴こえないこと多々ありましたよね

音楽仲間のみなさんなら おわかりと思いますが これは
複雑なテンションコードや 省いてる音まで記載してないからです
「B♭」とか「E♭7」みたいなコード自体の押さえにくさは
キーを変えたりカポタストつけるなりで切り抜けるとしても
「そりゃ歌詞の上に載せてるコードは細かく書けないよね」
と納得したりもしました

ところが最近の曲を歌本やコード譜サイトで見ると
かなり複雑なテンションコードや オン・ベースのコードなどまで
記載されていることが多いです

試しにユーミンとかサザンとか 新旧の曲を見比べると
違いがわかるはずです


理由は・・・
ひとつは曲自体が複雑な構成やアレンジになってきたため
正確に書かないと表現しきれなくなった ということがあると思います
それともうひとつ
聴き手が複雑な音まで理解するようになって
細かいところまで再現を求めるようになったからじゃないでしょうか

今も昔も 楽譜にオタマジャクシで記載するならば
3、4和音コードだけじゃないことはあたりまえですが
今のほうが複雑なコードを多用してるのも事実です
アーティストがレベルアップし 聴き手も耳が肥えたのか・・・

曲も長くなりましたしね
「歌は3分間のドラマ」なんて過去の話

楽曲の進化は これからも見逃せません

拍手[1回]

PR