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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

2018/02/18 ライブのお知らせ♪

2月18日(日)HOTコロッケ(都営新宿線・瑞江)
『80年代ナイト』(とっき~@るあ企画)


去年まで16回続いてきた『70年代(?)フォーク(?)ナイト』が、
2018年はリニューアルしてタイトルも変わります。

70年代が80年代になって「フォーク」のくくりが無くなったのですが、
出演者がほぼ変わらないとくれば、そりゃもう「いつもどおり」。
まったりゆったり音仲間と楽しむ宴会になることは間違いありません。

ライブの詳細を・・・

17:30 OPEN / 23:00 CLOSE
 
18:00 越後屋、わか、tomoko、Sea Moon、karko
19:00 しのP、ちんすけ、ケーシン、はやちゃん、しんすけ
20:00 ROCKY、AERIAL、いなだ、おっぴん、HOTコロッケファミリー
21:00 70年代の曲だけど、皆で歌おう「今はもうだれも」
   ~お楽しみセッションなど

emoji1500円以上のご飲食をお願いします
http://plaza.harmonix.ne.jp/~hotcroq/

emoji2017年の「フォークナイト」セッションの様子
 

毎年早くから「70年代」候補曲を考えてるものですから、
「80年代」が本決まりになって、あわてて曲探しやり直しました。
80~90年代にかけては仕事が忙しく、音楽を聴いてる余裕がなかったので、
曲をあまり知らないんです
アーティストが偏ってるので、バリエーションもないんです。

そんななか選んだ2曲をやろうと思っています。
ポピュラーな人の曲なので、誰かとかぶるかもしれませんけどemoji
いま演奏と歌の特訓中です!


『80年代ナイト』まで1週間。
年間でこの日しか会わない人もいるので
同窓会みたいで楽しみですね。
出演者だけでなくどなたでも来場OKですので どうぞお越しを!!

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メロディをジャジーにくるむ・その2

もう一つ、ピアノならではの奏法からジャジーなアプローチのお話をします。

それがシアリング奏法
メロディをオクターブでユニゾン、間に3音のコードトーンを挟む奏法です。

ジョージ・シアリング(George Shearing)というジャズピアニストが、
ビッグバンドのサウンドをピアノだけで出そうと多く使ったことから
有名になりこの名前が付きました。

やり方としては右手でメロディと3つのコードトーンを弾き、
左手でオクターブ下のメロディを弾きます。

奏法スタイルからブロック奏法とかロックハンド奏法とも言い、
クローズド・ボイシングのわかりやすい典型です。

ギターでもオクターブ奏法はよくやりますが、
間のコードトーンまでは同時に弾かない、というか弾けないですよね。
ピアノだと指10本で5ヶ所押さえればよいので、すぐ弾けそうな感じがする。

ただしドミソとかファラドの単純なコードトーンをそのまま弾いてしまうと
味わいの無い、クリープを入れないコーヒーみたいで(古!)
ちっともお洒落じゃないです。

ごたくた言わずに・・・ この動画でよくわかりますよ。

いかがです? ドレミを弾くところがわかりやすいでしょ?
間のコードトーンに6thの音を入れたりディミニッシュを使うと
単純なメロディでもジャジーでおしゃれな音になるということです。

9thや11thを使ってもいいんですが、
テンションノートを入れて4音(一番上と下は同じ音)で弾くということは
弾かないコードトーンが出てくるわけで、
その選択というかコツはいろいろ理論で書いてあるのでお調べください。

この奏法ではトリルをかませたりオカズを入れたりすれば
さらに人をうならせる心地良いサウンドを奏でられます。
センスはだいじですemoji

他人のふんどしで相撲を取るように書いてますが、
ちんすけは昔からちゃんと勉強してますよ、独学ですけど。


こんな本たちが役に立ってます。
カシオペアのキーボード・向谷実氏が
シアリング奏法を知った時の逸話がおもしろいです。

そしてこの曲こそが向谷・シアリング奏法の極めつけです。
テーマ(Aメロ)を弾くところ 見ものです!!

emojiTAKE ME / CASIOPEA(削除されませんようにw)

自分で音を探して弾いていくというのは楽しいですねemoji
次回のオリジナル音源には シアリング奏法を混ぜ込んでみようかな
などとたくらんでます。

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メロディをジャジーにくるむ・その1

以前 自分の曲で一部コードを付け替える話をしました
→違うコードに変えてみました

このようなコード付け替えをリハーモナイズ(Re-Harmonize)と言います。
(勉強しました!)

今回はリハーモナイズのわざで
単純なメロディをおしゃれな雰囲気にしてみるというのがテーマです。

早速こちらを聴いてみてください。
『ちょうちょ』という誰もが知っている童謡ですが、
ちょいとコードを付け替えてみると・・・

ほらほら ジャズっぽくてイイ感じでしょう?
リズムもシャッフルにしたりすれば めちゃお洒落~になりそうですよね。

これはメロディ自体が9thや13thのテンションノートになるように
コードの付け替え、リハーモナイズをしているということです。

テンションノートを付けずにコード進行を書くと・・・

|Dm7 G7 CM7 |E♭7 Dm7 G7 |
|C6 Dm7 G7 |CM7 Dm7 G7 |

|C#dim7 Dm7 G7 CM7|E♭7 Dm7 G7 |
|C6 Dm7 E♭7 E7|Am7 Dm7 G7 CM7|

|Dm7 G7 A♭dim7 |E7 Am7 G7 |
|E7 Am7 Dm7 G7|Dm7 G7 CM7 |

|C#dim7 Dm7 G7 CM7|E♭7 Dm7 G7 |
|CM7 Dm7 E♭7 E7|Am7 Dm7 G7 ||CM7  ||

※「ジャズ理論」(エンパシーさま)参照
→こちら

コードだけ弾いてもなんだかよくわからないけれど
メロディを乗せるとくるまれてジャジーな響きになるんですね。
音のマジックですemoji

ピアノのように鍵盤楽器であれば
相応なボイシング(押さえ方)を探して弾けますが、
ギターはそうはいかないのでご注意を。
ベースを入れるとそれも解決しますけどね。


20代の頃、ジャズとかフュージョンを聴きまくって
こういう音を知って自分でも作りたいなという思いがありました。
いまライブやっていてもそれはあるので、
だから自分の曲には手の込んだ音が作り込まれてるんだと思います。
ギター1本では表現しきれないのに です・・・

日を置かず、続編をもう1回書きますので
よろしくお願いします。

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恵方巻の日にカレーを食す

きのうは節分、きょうは立春
確実に季節がまわってゆきます。


きのう“ちん散歩”していたら
回転すしの店にたいへんな行列が出来ているのに遭遇しました。
節分に食べる「恵方巻」を買い求める人の列でした。
スーパーなどより美味しいのか値段が安いのかはわかりませんが、
去年よりにぎわっている印象でしたね。

その足で入ったスーパーでも もちろん。
種類は豊富、手巻きの材料としてもいろいろ売っていて人だかり。
熱しやすいというか、ブームに弱い日本人の一面がよくわかって面白いです。

かく言う自分だって恵方巻は食べますよ。
こういう日は 土用の丑のうなぎやクリスマスのチキンのように
総菜売り場が占領されてしまい、ほかの食材がどこ行ったか探すのにひと苦労。
ならば面倒ということで、ブームに乗っかるわけです。

ただ今年はまだ買っていません。
まだと言うのは、本日残り物を安く仕入れようという魂胆だからです。


きのうはどうしたかと言うと こどものリクエストもあって
カレーをカミさんが作ってくれました。
カレーの食材くらいはどこでも探せましたしね。
うちではポーク(ランチョンミート)と豚バラ肉を入れます。
沖縄ではピーマンが入ってるのが定番とされていますが うちでは入れません。
爺じが作ってるから時々入れますけどね。
大量に送ってくれたジャガイモは使います(ありがたいことですemoji)。

さてカレーですが、めちゃカロリー高いんですよね。
ご飯も食べたら大変な高カロリー!
音仲間が歌うように アイ・ラブemoji ハイ・カロリーemojiでは
高脂血症と高血圧まっしぐらなので ひかえめに。
そう、ビール飲みですから そっちに重心を置いてますから・・・


そんなわけで、今宵の食卓に恵方巻(系)が並ぶかカレーの残りか?
ひと歩きしてから考えようemoji

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思いを届けられるはずもなく

プロ、アマ問わず、「思いを届けたい」と言って音楽する人が多い。
多いというか、ほとんどかもですね。
歌入りの曲をやる人は特にそう。

でも自分は そういう思いで曲を作ったり演奏したりしていません。
音楽で心地良くなってもらえればいいなぁ
・・・それだけなんです。

演奏も歌も一緒。
心地良さを感じてもらえる音楽をやりたい。そういうことです。

もちろん言葉で歌っているので
歌詞の内容は思いっきりこだわります。
意図無しでは書いていません。
でも それを、その内容を心深くまで届けたいというのはないんです。
音楽という空気を揺るがす行為に対して感じてもらいたい。
ああ、えらそうですね。

それならインストゥルメンタル、楽器演奏だけでいいじゃない
という考え方もありますが、それは出来ない。
演奏テクニックがあればそれもいいでしょうけど、自分には無い。
弾き語りかというと 言葉を届けないから“弾き歌い”がしっくりくる。
なんて面倒くさいミュージシャンなんでしょ ちんすけは。

だからよく えせ(似非)をつけたりしてるんです。
テレかくしみたいにね。

人前に出るライブ・ミュージシャンというのは、
すべてひっくるめてイメージでパフォーマンスを観られてしまう。
だから 本来的にはルックス=みてくれも重要なファクターのはず。
それも無いし・・・

じゃあ お前はなんなんだ?と 自問し続けるのが
自分のライブなんだろうなと思います。

作詞も作曲もアレンジも、演奏も歌も
これでいい!という境地など無いですから
「あくせく歩き続けるよ 細くあてのない道を」
まさにこれです。

2018年 もう2月
どこまで歩けるのでしょうか・・・

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