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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

コアなギターの話②~TAKAMINEブランドに鞍替え

22、3歳からは全くギターを触れもせず、仕事一筋のちんすけでした。

40歳過ぎてライブを始めたころには YAMAHAのフォークギターのほか
なぜかベースギター、エレキギター、クラシックギターが手元にありました。
譲り受けたものばかりなので この辺のいきさつは割愛。

で、自身のライブでやっぱりエレアコが欲しくなったので、
ネットで見つけて 北海道から購入したのが“TAKAMINE PT-106

カラーはGray Black Sunburst(GBS)。出た!サンバースト!
TKAMINEの100シリーズは 630mmのショートスケール。
ナット幅(ゼロ・フレット部分)42mm。
少し小ぶりで フォルムもカッタウェイも自然でカッコイイ!
ステージで弾きやすいということもあってチョイス。

普及タイプのギターって、値段をモデルナンバーにしてるので、
おわかりのとおり定価は6万円。
110だったら10万円ってことです。
前オーナーさんがきれいに使っていてくれたので、美品。
3万円くらいで落としました。

シリアルナンバーは「35050024」。
最初の2桁が製造年ですが、
TAKAMINEギターの場合、創業・1962年の「62」を加えて読みます。
だから 35+62 で1997年製造
次の2桁で製造月、あとの4桁で製造順番号です。

知っておくと面白いでしょ?
ただ国外向けとか あてはまらないのもあります。

落ち着いたダークなサンバーストで、しばらくはお気に入りで使ってました。
が、しかし、ある時「ケーちん」相方のケーシン氏が
「使うならあげるよ」と、ポンとくれたのが これまたTAKAMINE100シリーズ。
"TAKAMINE NPT-108" カラーBrown Sunburst(BS)

シリアルナンバー「27070219」、1989年製造ですね。
PTとNPTの違いは搭載プリアンプの違い。定価はお察しのとおり。
FENDERのストラトももらってるので、ありがたいやら申し訳ないやら。
こっちのほうが明らかに古いですが、よく使われてたので良い音します。
フレットの減りが少し目立つかなってところ。

この2本は正面フォルムはほぼ同じ。違いは指板のデザインくらいでしょうか。

しかしボディの厚みが違います

ネックジョイント部分でPT-106が 95mm(左)、NPT-108で 77mm(右)
わかります? プリアンプの幅は同じはずなので、差がわかると思います。

ボディが薄いと腹が出ている者としては たいへん弾きやすい(余談)・・・

おもしろいのは、NPT-108のほうがボディが薄いのに、明らかに重いんです。
どちらもトップ(表板)はスプルース、サイド&バックはマホガニー。
違いは何でしょうね。ともに合板だし。ネックもヘッドも同じ材。
ブレーシング(中の骨組み)の違いか? 製造年代による違いか? 
よくわからないです。

ともかくYAMAHAから、TAKAMINEのそれも100シリーズ1本やりになりました。
次に買う「コア・ギター」も100シリーズですから。

その話は 次の機会に!!

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コアなギターの話①~初めてのギター

ちんすけが持っているギターは、サンバーストとかブルーグレイとか
わりとカラーリングされた個体が かつては多かったです。

中学1年のとき 誕生日に初めて手にしたギターこそ
シンプルなナチュラル材のギターでしたが、
高校1年の時、初めて自分でギター買いに行き
I橋楽器、K澤楽器・・・と見て来てT口楽器で見つけた個体は、
1本だけ派手なサンバーストカラーの“YAMAHA L-7S”。
他のギターがみんな 白っぽい顔に黒っぽいピックガードの
ナチュラルテイストなギターばかりで見飽きていたものですから
目立っていたコイツにピィーーーンと来ました。

ははぁーんと思ったあなた、正解です。
ギブソンの超有名な“ハミングバード”と呼ばれるギターの模倣ですね。
本家は「蝶の舞」ではなく「ハチドリ」。

ギタープラネットより

もう幼い(そうでもないか・・・)ちんすけは欲しくて仕方なくなりました。
値段は7万円ジャスト。高い! 予算オーバー!
でも ほすぃ!!!
値切ったけど、ハードケースとブルースハープと弦1セットと
ストラップと教則本付きにできるけど、下げられない、とのこと。

えぇーい!!


買ってしまいました。
友人二人が同行してたので、勢いもあったかな。

でも買ってよかったです。
音はいいし、丈夫だし、ネックはそらないし。
前に書いた「20年間弦張りっ放しでも音が狂ってなかった」のがこれです

メンテナンスには一度も出してませんが 問題なし。
唯一残念なのが、弦の巻上げペグを KURE-550で磨いてしまったこと!!
金メッキが剥げましたemoji

40代になってからのライブで 1、2回使いましたが
今やほとんどお蔵入り。
弾いてあげなきゃ可哀そうですよね・・・
今回取り出してみて弾いてあげました。よしよし・・・

このシリーズは何回かつづきます。
はい、そろそろネタ切れですemoji

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ライブレポート♪ 2017/07/30

7月30日(日)HOTコロッケ(都営新宿線・瑞江)
『カラフルパーティ 2017 夏』


いろんなジャンルの音楽をカラフルに楽しもう!
というキャッチフレーズのもと 集まったカラフルな仲間たちのライブ。
出演者もいっぱい! お客さまも目いっぱい!!

「向かうところ客無し」のケーちんと違って、
しっかり集客してるほかの出演者たちにも頭が下がりますが、
「お店の雰囲気が好きで」と予約で来店した6人グループにも助けられ、
満員御礼、にぎやかなライブとなりました!

まずはサラッととカラフル仲間のご紹介・・・

ballast(バラスト)
今回のライブの主催者であるキーボード&ボーカリスト・仲更有希さんの
“新宿にある会社”の社内バンド。
お孫さんも観に来てるという 幅広い年齢層のメンバーたち。
昭和が色濃い曲たちが登場しましたね。
爆音にも ちびっ子たち平気でした。すげぇなぁ・・・

ボヌール
HOTコロッケ常連・草間さんがメインボーカルの3ピースバンド。
有名どころのバラードやロック、聴かせる歌声です。
ベーシストがいないので、打ち込みやキーボードがパートを代行。
でも違和感なくバランスが取れてました。

TAKE(テイク・スリー)
ボヌールのキーボード、ミネケンさんがリーダーのインストバンド。
ほかのメンバーもほぼ同じですが、ゲストボーカルやギターが入るなど
カラフルな音を聴かせてくれました。
ケーちん相方のケーシンも最後の『スペイン』で
ギターワークを発揮していました。


ケーちんは3番目の出番。

emojiケーちん(32分50秒)
1.午後のパレード(スガシカオ)2006
2.夏の日(オフコース)1984
3.恋(星野源)2016
4.ぶらん-にゅう(ちんすけ)2014
5.夏の影(ブレッド&バター)1987

10日前のライブとほぼおんなじセットです はいスミマセン。
お客さま100%違うんで よいでしょうよ・・・
たくさんのお客さまに盛り上げていただき、
けっこうハイな感じで、それでもテンポは走らず出来たと思います。
『ぶらん-にゅう』では 相方の「ショルダーカホン話」が良かったのか
曲アタマから手拍子を受け、ノリノリに歌えました。
こういう感覚初めてだなぁ・・・ありがとうございました。


ということで ネーミングのとおり大変カラフルなライブでした。
終了後も みんなと雑談に花が咲きましたよ!

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名演は永遠です~ビル・エヴァンスの“ダブル”アルバム

音楽やる方ならば、ジャズピアニスト“ビル・エヴァンス(Bill Evans)”は
ご存知かと思います。

右『ワルツ・フォー・デビイ(Waltz for Debby)』
左『サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード(Sunday at the Village Vanguard)』

この2枚はビル・エヴァンスの代表作として名高く、
ともに1961年6月25日、世界的なジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」で
収録されたピアノトリオのアルバムです。
『サンディ~』が先に発売され『ワルツ~』が後。

実はこのときトリオは2週間お店と契約して出演していますが
なぜか最終日の6月25日だけ実況録音されました。
今もなお 歴史的名演に挙げられているにもかかわらず、
お客さんの声や調度品のぶつかる音などお店の雑音とともに収録されていて、
居合わせた人たちはまさかそんな名演が生まれたとは思っていなかったはずです。

ビルとトリオを組んでいたのは、ベースの“スコット・ラファロ(Scott LaFaro)”
ドラムスの“ポール・モチアン(Paul Motian)”。
実はベースのスコットがこの11日後 交通事故で他界してしまい、
真に最後のトリオ演奏になってしまったのでした。
それもあって、スコットの演奏が多彩な『サンディ~』を
追悼盤としてまずはリリース。
のちに、ビルも自身の演奏を気に入り、『ワルツ~』を発売したのです。

もとは両アルバムともレコードですし 片面3曲ずつの収録だったのですが、
ちんすけの持っているCDは後年、別テイクや未収録曲を入れて発売され、
たった一日の名演を頭から最後まで聴けるという
ぜいたくな2枚になっています。

タイトル曲『ワルツ・フォー・デビィ』がありましたのでつけます。
 サイズが短めですが・・・

と書いて来ましたが、
ちんすけ、一時ジャズピアノに入れ込んでたんですよ。
チック・コリアとかフュージョン寄りの音もだいぶ聴き込みました。
好きなことは覚えちゃうんです。 はい、B型です。

ビル・エヴァンスは1980年に 51歳で亡くなっていて、
アルコールとドラッグによる「時間をかけた自殺」とも言われています。
紹介した片腕ベースマンの事故死や 親族たちの自殺に遭い、
気難しい性格がさらに顕在化して、
休むことなく身体がむしばまれるまま ピアノに没頭した
というのが晩年のようです。


ニューヨークに行ったら「ヴィレッジ・ヴァンガード」行きたいな。
でも、東京の「ブルーノート」すら行ってないし・・・

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曲のタイトルって表情や洋服みたいだ

曲にはみんな名前がついてますが、
曲名だけでかなりのイメージ植え付けられますよね。
有名曲はもちろん、知らない曲でもなんとなくイメージ出来たりして。
曲名見ただけでこれは演歌だなとか アイドル系の曲だなとか、
特殊ですが「交響曲第〇番」なんてつけば、明らかにクラシック音楽だし。

なんかそれって
表情や着てる服で その人の第一印象が決まるのに似てますね。
性格や職業なんかまでわかっちゃったりして。

曲の「顔」であり「服」でもある曲名は
しっかり付けたいと常に思っています。

そうは云っても、曲名付けるのって難しいですよね。
いいタイトルだと考えついても、きっとほかにあるし・・・
だからこそ有名曲と同じは避ける、というのが自分の中ではあります。
先行曲のイメージ引きずるから出来ません。
検索して 同タイトルがあるかないかチェックしてますもん。

印象付けるのにふさわしいタイトルをつけたいですし、
「あ、それ ちんすけの曲だ!」と思われること。これも欲しい。
アマチュアならなおさら、
「ひと」自体知られてないのに
「曲」なんて1回聴いたくらいでは覚えてくれません。
何回も歌うことも大切ですが、曲名にインパクトあるほうが良いに決まってます。

だからと云って、突拍子もなく単語並べてもダメ
造語はよいけど、奇をてらい過ぎはよくない
曲の中身とタイトルがリンクしてないと、すぐ忘れ去られます

詞にメロディ、アレンジ、演奏、そしてタイトル。
表現者として気を遣うところ たくさんです。

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