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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

研ぎ澄まされる時間

あさ4時前に目覚めて パソコンに向かうことが多い

爺さんになったから早起きなのか 単に不眠か・・・
ご飯を炊くので 早く起きる癖がついてるのもある

で 早朝だと ブログ書いたり新しい曲の構想練ったりする思考が
敏感ですごく研ぎ澄まされてる気がします

冬場だとまだ真っ暗なので
ピィーーーンとした外の空気に触れるのもいい
とにかくいろんな考えが 浮かんでくる ・・・名案かもしれない
そんなところをすくってあげられれば いいのかもしれない


ブログを始めて1か月
書きたいことが山ほどあるし いいはきだし口にはなってると思う

読んでいただく方には申し訳ない 自分中心なブログではあるけど
このまま突き抜けていくつもりです

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ギターをキーボードで弾く

声をうまく修正できるようになる以前から
楽器のデジタル化 パソコンやシーケンサーでの表現レベルは
非常に高くなっていました

1980年代のちんすけのセット!!

音質はほぼそっくり 聴感ではホンモノに聴こえます
問題は演奏の間合いとか 強弱・音圧など人間的な表現でした
そんなアナログなことも 楽器の種類によってはクリアされてる感はあります
しかし より表現が影響するギターでは 一部を除いて
さすがにデジタルではなく ギタリストの演奏で録音されています

しかし問題が起こりました

私は打ち込みとギター演奏とで 自作曲の音源を作ってますが
間奏のリードギターが欲しくなったのです それもエレキギターの・・・

ちんすけはアコギは弾けども リードギター弾くの 苦手です
練習すればいいのでしょうけど どうも弾きたいようなフレーズが弾けません
フレーズは浮かぶんですけどね・・・
そこで無謀にもリードギターを打ち込みで表現することにしました


打ち込みのギター演奏だって リフやサイドギターのカッティングなどは
かなり本物に聴こえるようにできます
それはバッキングで目立たないからというのが主な理由で
“リード”ギターでは ヤバイです

さてどうしたかというと 速弾きは避けて
機械的に表現を入れ込む余地のある ゆるいフレーズを考えました

やり方としては 強弱やビブラートのつけ具合を均一にせず
音の出だしと出口の揺らぎを加えました
さらに ギターらしいチョーキングと運指との違いを出しました
一音一音加工するんですよー あぁたいへん・・・
仕上げとしては ディレイ&リバーブを深めにかけて音をぼやけさせました

これでかなりイイ感じなリードになったと思います

曲を聴いた My favoriteなギタリスト氏から
「あれはエレキか? 打ち込みか?」と確認されるほどでした

ちんすけが登録している無料音楽配信サイト「BIG UP! FREE」に
その音源がありますので 試聴してみてください
曲は「雪の輪舞曲〈ロンド〉」 その間奏です

http://www.muzie.ne.jp/artist/a010494/

ほかにも 上の曲ほどの出来ではないですが
「つぶやいてみた空」「ゆっくりと風を待つ」でやってます


ちんすけの音楽の旅はつづく・・・

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緊張の音 おしゃれな音 その6

恋ボッサに一目惚れ


おしゃれ系ポップスデュオ“ケーちん”の相方から
ミッションが発令されました

星野源のヒット曲「恋」をボサノバ風にやりたい

おお 久しぶりのミッション 受けて立ちましょ
・・・ところが わたくし この曲を知らない歌えない
ネットで探して聴いたけど やっぱりちゃんとは知らなかったです
で さすが人気曲 ちょいと探せばいろんなタイプのカバーもあったりで
オリジナルでおぼえる前に 口ずさめるほどになりました

はじめ「え?こんなダンサブルな曲をボッサで?」と思いましたが
テンポを落として ベースラインをしっかり聞かせて
効果的なボイシング(和音の配分)をすれば
これはかなりボッサに似合う曲なのでは とモチベーション上がってます

気に入っちゃったんですよ!!
恋ダンスならぬ 恋ボッサ いってみましょう!!


イントロは8小節 まずは2小節ずつの繰り返しを3回
コード進行は
DM7  G7(9)|F#m7 A7(9)|
来ましたよ テンションノートの基本「9」が・・・
2つ目のコードを「G7-5」とするのも面白いですね
オリジナル音源では「-5」も「9」も両方聴こえます
ギター1本では音が汚くなるので 片方が良いと思います

ギターで弾いてみましょう

あえて全部の音を入れてますが
コードによっては5弦を弾かないほうが おしゃれな感じがします


Aメロに入りまして いきなり「Aadd9」が出てきます
さきほどの「A7(9)」とは違いますね ・・・こないだ書きましたよ
こんなふうに微妙に音を積み替えて 印象を変えています

リズムも取りづらいですよね 8分休符が入ったかと思えば
次はシンコペーションで8分突っ込んだり で速いし・・・

このあと頻繁に出て来る「DM7→A/C#→Bm7」ですが
「DM7」を 5フレッドセーハする押さえ方にするならば
「A/C#」を「C#m7」に替えてもいけます
ギター1本で弾く時 音のつながりがきれいですよ お試しください


「恋」ボッサについては 新しい発見があったらまた書きますね

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ボーカル修正の錯覚

デジタル全盛の現在
声のつやを出すとか適度なビブラートをつけるとか
音程のズレやタイミングを修正するなど 声の加工は自由自在です

私ら素人が「あー!音はずしちゃったー・・・直したいなぁ」というとき
修正できるのはありがたいです
でもこれ 世の中のポップス系音楽のほとんどで
あたりまえにやっていることだとしたら どうでしょうか

ボーカルの修正を普通に行うことは
音楽産業全体がしぼんでしまう危機を抱えているということ

修正を後からいくらでもできることで 多少のミスでもOKを出す
→歌手のほうは これくらいで良しとしてレベルアップを目指さない
→ライブなどで相応な歌声を披露できない
→聴き手が離れていく・・・

もうひとつ・・・
修正が行き過ぎて
声出しの入り口や出口での 人間的なゆらぎを加工されてしまい
平坦な味わいのない歌声が氾濫し始めていること
さらっと聴いただけでは気づかなくとも
音楽に愛情を持ち 音感に優れた人なら感じられます


流行りのグループ系やアニメ系のアイドル
声がのっぺらになってませんか?

〇フューム 〇みゅぱみゅ 〇ビーメタルあたりは
表現手段として加工ボイスを使ってるのだろうけど
オジサンがずっと聴いてゆくには 平板でツライですよ

なによりも 気持ちが入っていかないのです

実は昨年発表された 某ポップス大御所のアルバムでさえも
かなりの修正が施されていて びっくりしました
いいじゃないですか ありのままで・・・

デジタル技術が
まがい物の加工品を作り出すのには賛成しません


こうしたことは 今の音楽とのかかわりあいも理由なのでしょう
高価なレコードを買い求め ステレオで体全体で音楽を浴び
コミュニケーションを取り持つ時代から
音楽がいくらでも手に入り イヤホンでクリアだけど音圧の高い音で
聴きちらかす個人の時代へ

もはや音楽はじっくり聴く時代ではないのですね
なんかさびしい気がします・・・“旧人類”のボヤキですかね

歌は 心を込めて 気持ちを乗せてうたうもの
ていねいに素の自分の声で伝えるのが 本来の姿じゃないでしょうか

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デジタルとアナログの間には

深くて暗い河がある~♪ じゃないですけど
デジタルとアナログの攻防に焦点を当ててみましょう

いまや世の中デジタル全盛
音楽を取り巻く環境も かなりデジタル化してます
CDが出始めた1980年代初頭は
ここまで速くデジタルに席巻されるとは と思うほどのスピードで
レコードがCDに取って替わられていきました

レコード派の人たちからは当初
やれ「CDは音が軽い」だの「深みが無い」だの云われてましたが
CD側はすぐに 情報容量を増やしたり音圧を上げるなど欠点を修正し
あっという間に CD・デジタルの牙城を築き上げたのです

そうではありますが一方では テクノロジーの世界はともかく
アーティスティックな部分はやっぱりアナログのほうがいい
ということで レコードが見直され 生演奏のライブが人気を集め
アナログ復権の様相もあります


演奏や歌は それはアナログ環境だろうとまずは思いますが
シンセサイザーが台頭してきてからは
ピアノ リズム楽器 管楽器 オーケストラまで
あらゆる「音」がデジタル化されてます
ちんすけがやっている音楽の「打ち込み」制作も
1980年代は まだ「シーケンサー」で打ち込みをやっていましたが
いまではすべてパソコンでできるようになり
かかる予算も規模もものすごい勢いで縮小されました

ちんすけはシーケンサー時代 100万円近くかけましたからね
音源とかドラムマシンとかエフェクターとか含めて


そんなことも今は昔(粗大ゴミ化してます (ToT))
楽器については デジタル化するのもさほど気にならないくらい
生楽器に近い あるいは生楽器の音をそのままサンプリングした音で
自分でも音作りをしています

でも ギターはやっぱり人間が弾いた音でないとねーー
なんて思っていたら 
ちまたの音楽は 弾いた音をデジタル加工してるんですよね
まさかの ボーカルまでも!!


次回はそこんとこ つつきます

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