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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

ほんわか、そしてガツーン!のクリスマスライブ♪

クリスマス・イブイブの夜は
古くからの音仲間たちのライブでした♪


12月23日(日・祝)HOTコロッケ(都営新宿線・瑞江)
『りずみん・ばく&るあ クリスマス LIVE』

 
※この写真はばくさんにお借りしました

るあ”と“BAKUJIN”のクリスマスライブとして
HOTコロッケの開店まもない2001年から18年間続いています。
ともに6人組のバンドゆえ
音が厚くコーラス豊かな大人な香りのする一夜です。

近年はBAKUJINが、メンバーの拠点がバラバラなこともあってか
全員そろうことが少なくなっていますが、
リーダーのばくさんは今年もやって来ました。

 

emojiりずみん


ばくさんと奥様の涼子さん、そしていずみさん3人の
ウクレレ・インストがメインのユニットです。
奥様が都合で来られないため、2人ヴァージョン。
普段あまり聴けない歌あり るあとのコラボありと
やさしい音が響きました。


emojiるあ


ギターと歌のおっぴんさん・稲作さん二人からはじまったるあは
とっき~さん、越後屋さん、ルーサーさん、かなださん・・・
(さん付けするとくすぐったいなぁ)
と6人組に。
メンバーのうち4人がリードボーカルもとるという
コーラスで聴かせるるあは今年もフルバンドで健在!!
オリジナルでは昔の曲に新しい曲も交え
演奏も含めて観るたびにヴァージョン・アップしてます。


emoji中村梅雀スペシャルユニット!!!


るあメンバーと親交があることで
奥様・お子さんとともにお客さまとしてご来場の
俳優・中村梅雀さんがステージに!!
梅雀さんはCDも出しているプロ・ベースマンでもあるのです

るあに飛び入りで参加した後(最初の写真)、
同じくベースのルーサーさん、ドラムのかなださんと3人で
腹にズンズン来る重たい音を放ってくれました。
ビートルズの「カム・トゥギャザー」をかませたり
「およげ!たいやきくん」のリフを挟んだりやりたい放題
俳優の顔とは大違い。
よくしゃべるのは一緒ですけれど・・・
気さくで素敵な方ですemoji

ご自身のブログにライブの様子を載せていますよ!
→「梅雀のひとりごと


emojiばく with og3 & 渡邉


この3人だとSo-BAND3人ヴァージョンとなるそうです。
ネーミングは渡邊さんが蕎麦カフェの店主であることから。
彼のボーカルはシャウトしてますよーー!
現在は千葉・佐倉ですが、生まれはここ瑞江だそうです。
対してばくさんは繊細だけど芯のある太さも持ちあわせたボーカル。
還暦越えても衰えませんね。見習わなきゃ。
og3さんはギターにベース、ピアノとマルチプレイヤーです。

 

お客さんは超満員!
前日あわててお店に予約入れて滑り込みセーフemoji

ソフトでキレイな聖夜ばりのサウンドからガツーンと図太い音まで
バラエティ豊かに楽しめました♪


これで今年のライブは演るのも観るのもおしまい。
年の瀬のあわただしさに紛れて
ギター練習と音源づくりがどれだけできるか
・・・ですねemoji

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続・ミッシェルは凄い♪

“続”となっていますが、書きたかったのはこっち。
こちらが本編ですよーemoji


♪ミッシェル(Michelle)

ビートルズ(The Beatles)の人気ランキングで
常に上位に入るバラードの名曲。

この曲、いろいろと凄ワザが盛り込まれておりますが、
コードを採っていて「おー、これは!?」という
自分的には目が覚めたことがあります。

 

emoji上級編☆☆☆

イントロで Fm - FmM7 - Fm7 - Fm6 の下降進行(クリシェ)に対する
画期的なベースラインには驚きました(前回の中級編参照)。

続く歌い出しからのコード進行は いくつかのコード譜サイトでは
F - B♭m7 - E♭6 - Ddim7 - C7 ・・・・・となっていて
歌いはじめのコードは F です。
おお これはマイナー(短調)からメジャー(長調)に
転調したのだなと思いつつ
2小節目の B♭m7 へいきます。

しかし一緒にギターを弾いてみると
おかしい、聴こえるのは B♭m7 じゃないぞ、なんだこれは?
半音はずれたような明るい音が聴こえるのです。

ためしにメジャーコード B♭7 を弾くと良い感じがします。
でもやっぱり濁ったようなマイナーな音は聴こえます。

いろいろ試した結果
調を決定する3度の音が メジャーの 3rd も マイナーの♭3rdも
入っているということがわかりました。

1st, ♭3rd, 3rd, 5th, ♭7th という構成音です。

♭3rdを1オクターブ上のテンション音 #9th にして
コード名としては B♭7#9 ではないかと考えました。
テンションの表記は#を+、♭を-で書けるので、
B♭7+9 でもよいです。

考えましたが、じつはこのコード
絶対的な不協和音で、普通使われません。
調を決める 3rd は半音下と両方鳴らしたら強力に濁ります
半音上の場合 sus4 として 3rd を同時に弾きませんから。

しかしながら曲の中で聴いてみると
メジャーなのかマイナーなのかよくわからない
フワッと感がそこはかとなく漂い、
シャンソン風の“アンニュイ”な雰囲気が醸し出されます。


ポール・マッカートニー(Paul McCartney)
偶然なのか意図的なのかはわかりませんが、
“そういう臭覚”に秀でた人間であるということでしょう。

すぐ次のコードも E♭6 と、これまた浮遊感コテコテの6thで、
その次もディミニッシュ(dim)コードでグイグイ言わせるなんて
普通のセンスを超えています。

あの名曲『イエスタデイ(Yesterday)』では
普通ならAメロ・1ヴァースが8小節というところを
7小節で作ってますからね
それもトリッキーでなく自然に・・・

もう参ってしまいます。


なお、『ミッシェル』はオリジナルキーは Fm ですが、
ギターの場合 カポタスト1で Em が弾きやすいですし、
イントロのベースライン再現にも都合が良いです。

カポ1での歌い出しはこう
E - A7+9 - D6 - D♭dim7 - B7 ・・・・・


やっぱり最後はモノホンを聴いて クリビツしましょう

歌は3分間のドラマとはよく言ったものですが、
2分40秒の中にこれだけ音のドラマがあるなんて
凄いことです!

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ミッシェルは凄い♪

emojiミッシェル(Michelle)

ビートルズ(The Beatles)の人気ランキングで
常に上位に入るバラードの名曲です。


気まぐれに弾いてみたくなり、コードなどを調べていると
面白いことがワサワサと出てきまして、
曲のなりたちや構成からコード・ボイシングまで
なんとよく練られた複雑怪奇なワザが使われているのか!
と打ちのめされました。

ビートルズだから細かく語りつくされていて
初めて知ることなんてないでしょうけれど、
その凄ワザたちを、ワタクシなりに取り上げてみました。

 

emoji初級編


その1
ミッシェルを含むアルバムラバー・ソウル(Rubber Soul)』
1ヶ月足らずで全14曲レコーディングされたのですが、
スタジオに入った時点では なんと録音できる曲が
1曲も出来ていなかった!といいます。
え? それでいて音楽史に残るような名作たちを生みだしたのか!?
若き才能が溢れていたのでしょうね。


その2
歌詞にフランス語が使われている ビートルズ唯一の曲です。
はい、知ってましたね。
歌い出しの Michelle, ma belle
ミッシェル、僕の愛しい人」てな感じでしょうか
この「Michelle」と「ma belle
韻を踏んでますね
はい、おしゃれですemoji

 

emoji中級編☆☆


その3
イントロと同じコード進行が
サビ後半とコーダ(エンディング前)に出てきますが、
そのメロディがコーダでは低めの音域で展開され、
曲を落ち着かせるようになっています。
同コード進行・異メロディのおしゃれ方程式です。


その4
そのイントロ、サビ後半、コーダのコード進行は
いわゆる下降進行(クリシェ)になっていますが、
ベースラインはルート(根音)でなくメロディとも違うという、
どうしてそのアイディアが出たの? というくらい
難解で画期的なワザです。
それでいてアンサンブルとして聴くと落ち着くという不思議さ。
ポールは凄いやつだ!(わかってるって)
 ↑
この説明を上手に坂崎幸之助氏が解説してますので
ご覧ください(0分45秒~)


アタマがごちゃごちゃになってきたので ここでおしまい。

初級、中級とくれば 上級編もあるのか!?
乞うご期待!!

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作ろうかどうしようか?

3年ぶりに新曲が出来たことは何度も言いました。

『ダルな気分』
何回かライブで弾いて感じはつかめてきたので、
こんどは音源を作りたくなりました。


これも何度も言ってるんですが、
パソコンが不調で、時にはフリーズするほど。
その状況で重たい音楽ソフトが動いてくれるかが心配です。
それが原因でもう1年以上新しい音源を作ってないですから。

でもアイディアがいっぱい浮かんじゃうんですよね。
とくに新曲だからか気持ちも新鮮だし。
鉄は熱いうちに打てということで、
やってみようかと だいぶその気になってきました。

とりあえず、パソコンが不機嫌起こして止まらないように
ソフトも絞って外部音源もやたら入れず
リズムとバッキング主体でまずは作ろうかな と。

骨組みが出来たら細かい作業をするということで

うまくいくかなぁ
使い方もなんか忘れてるし・・・・・


ここに書いちゃえばやらざるを得ないでしょ
自分の尻を叩いて パシッ!emoji

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大衆酒場とライブハウスの素敵なハシゴ

土曜日の夕方、高校時代の友人と御茶ノ水でおちあって
ワルダクミemoji ・・・ってタイトルに書いてるからバレてます


まずは飲みemoji
1時間ほどで切り上げる予定で
駅近いリーズナブルな大衆酒場に入りました。

これがめちゃ当たりで安くて旨い!!
生ビール390円から入ったのですが、
時間が許すならホッピーや日本酒などもいきたかった。
土手煮(みそ煮)、焼き鳥、タコ唐ぽん酢 等々・・・
のんべにはこれだけでウレシイemoji

プハ~~~emoji

あとの予定キャンセルしてもよいぞ
と、後ろ髪を引かれる思いで店を出ました。


向かったのは2軒目の飲み屋 ・・・ではなく
アコースティック・ライブハウス KAKADO(カカドゥ)

KAKADOとはオーストラリア原住民族のコトバで
"聖地"を意味するとのこと

おお、なんか神聖なオーラを感じるぞemoji
ということでこの日のライブはこちら。


12月15日(土)KAKADO(JR中央総武線、丸ノ内線・御茶ノ水)
『Fantastic For You LiveⅡ』

出演:みほりょうすけ
   okayan
   J&M+Yanapee
   Be-m
   猫時間

音友・Be-m(ビーマイナー)が出るというので予約しましたが、
もうひとり音友・okayanさんも出演。
okayanとはFacebook友なのですが、会うのは10年以上ぶりかと思います。
偶然にもBe-m、okayanともにギターインストの名手emoji


サラッとライブの印象を・・・


emojiみほ りょうすけ

出演者が50代以上ばかりの中にあって
一人30代の若手・・・と言っても38歳。
ギターと鍵盤の両刀使い
若いと大谷クンみたいに両刀使いが出来るんですね(違)
さだまさし氏の声に、曲も含めて似てる印象。
繊細だけど しっかり歌います。


emojiokayan
 
しゃべりが多めで会場を笑わすけれど、
ギターを弾くと本領発揮、さすがの演奏です。
彼の昔のCDを持ってて聴いてるんだけど、生で観られてよかったemoji
オリジナル「うんていは楽しいな」が好きだったから
やってくれたらさらによかったのに・・・
しかし しゃべりながらのチューニングは凄いなぁ(←そこかぃ)

 

emojiJ&M+Yanapee

ビートルズ メインでした。
原曲を活かしたり彼ら風にアレンジしたり
ハモりもうまいし聴きやすく良かったです。
メンバーのJimmyさん(左)がこのライブの企画者だそうです
「ミッシェル」をやるならベースラインを完コピしてほしかったなと
欲張り言いながら観ていました。
(写真はマーレさんにいただきました)

 

emojiBe-m

サンタの衣装で真っ赤に登場!
これだけでもインパクトあるのに
演奏も反則!というか変化球の多投でしたemoji
ギターインスト・ユニットのはずが
持ち時間30分のうち、19分もGSメドレーで歌ったんですからemoji
それも交互に歌い、綺麗にハモりながらですよ!
立って弾いたりオーディエンスへのアピールもえげつない盤石!



emoji猫時間

名前は存じ上げていましたが観るのは初めて。
ウッドベースがボトムを固めしっかりと奏でられるアコギとともに
平均年齢63歳とおっしゃっていたその年季を醸し出しています。
ボーカルのnekoさんは まるで母のようなステキな歌声です。
クリスマスシーズンに合わせて
達郎のクリスマス・イブを歌ったのには驚きました。若い!!



KAKADOの音響は好みですね。
音に芯があってふわっと左右にリバーブが拡がって
心地よく音に包まれるという感じです。


酔いもあってか だいぶ眠かったです。
みなさんレベルが高いから音で満腹になって
睡魔に見舞われるんですよ。
ひっかかったりコケたり上手くない人のときのほうが
目が覚めるもんです。

いやぁ 良き一日でしたemoji
※写真は1枚をのぞいては同行の友人が撮ってくれました

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