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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

桜と蚊柱の春のおとずれ

桜の花がだいぶ咲いてきました。
emojiまもなく満開なのでしょう。

街なかや公園では、ソメイヨシノほか数種の桜が咲いてますが、
植わっている環境で開花スピードが違ってて面白いですね。
予報によると今年は満開期間は長めだそうです。
今週末、お花見酒出来そうですかね・・・ムフフ


桜を愛でようと 親水緑道などを歩くとこの時期、
うっとうしい「集団」に遭遇したりもします。

「ユスリカ」というそうですが、蚊のちっちゃいやつみたいなの。
あれが集団でかたまって飛んでるの見かけますよね。
こどものころよく自転車で走っていて、いきなり集団に突っ込み、
口の中に入っちゃって「ペッペッ」てやったり、
わぁーって目をつぶったら、どこかにぶつかったり、
あんまり印象の良くない奴らです。

蚊のカタマリだから「蚊柱」というそうです。
水のある所にはたいてい発生して
種類にもよりますが、あまり汚すぎると発生しないらしいので、
水質のバロメータにもなっているようです。
そこが蚊とは違うみたいで・・・そうそう「ハエ目」だそうです。
だから蚊みたいに血を吸ったりしないし、
そもそも消化器官が退化してて、エサも摂れないので
1~2日で死んでしまうらしいですよ。

知ってしまうとなんか可哀そうで、少しくらいうっとうしくても
がまんしようかなぁという気にもなります。

あれ? 桜の話じゃなくて「ムシ」の話ですかね これは。

桜が咲き終わった後の ケムシ のほうが
ちんすけ的には ムズムズしてしまいます。

・・・ぅわぁ~~~

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あの「ジャーーーン!」をギター1本で鳴らす!

ビートルズの"A Hard Day's Night"
イントロを攻略してみましょう。

発表から50年以上たった今も話題に上る、超有名な出だしのフレーズ。
「ジャーーーン!」一発で曲を、いや、映画を、
いや、ビートルズそのものを印象づけた
音楽史上でもかなり意義のある1フレーズだと思います。


emoji弾いてるコードは何なのか?

1990年代までは G7sus4 だと 大方の譜面などに書かれていましたが、
ジョージ・ハリスンが今世紀になって
Fadd9だった」と言ったことで、いちおうの決着がつきました。
ライブの映像などからも 6弦から1-0-3-2-1-3フレット
6弦は親指で押さえるポジションがそうです。
ギターだけなら、これで正解と思われます。

G7sus4(2種類)とFadd9の音はこちら


しかしそうだとしても、まだいろんな音が聴こえるのも確か。
そこで、ちんすけは
「ギター1本で弾くならどうすれば原音に近いか」
をプチ研究してしまいました。


emoji音の構成はどうなっているか?

最近では音を解析するソフトがあって、
それで各楽器を分析すると、鳴ってる音は次のようになったということです。
(ピアノの鍵盤の中央のドが C4 とお考え下さい)

ギター1(右・ジョン)F2-A2-F3-A3-C4-G4(←これがFadd9)

ギター2(左・ジョージ)F2-A2-F3-A3-C4-G4
(12弦ギターなので複弦がF3-A3-F4-A4-C4-G4ですが、便宜上省きます)

ベース(左・ポール)D2

ピアノ(右・G・マーチン)D2-G2-D3-G3-C4

そう、ベースでD音を出し、ピアノでフォローする形になってるんですね。
以前の見解 G7sus4だと何が違うかというと、
ギターにD音が入っていることと、A音が入ってないということ。

全部の音を一列にあらわしてみます。

D2-(F2)-G2-A2-C3-D3-F3-G3-A3-C4-D4-G4

最低音がベースとピアノで鳴らし、最高音がギターです。
さて、なぜF2を( )書きにしたのでしょう?
理由は どうしても低いところのF音が聴こえないからです。
ギター2本で鳴らしているはずなのに・・・

そこで考えました。
これはFadd9を弾くときの親指は、押さえているのではなくて
ミュートしているのではないか!? ということです。
これはあり得るのではないでしょうか?


emojiギター1本で弾くならこうだ!

本題です・・・で、いきなり結論です。
ギター1本で弾くとすれば、最も原音に近い押さえ方は、
F6(9)/D または Dm7(11) であると考えます。
どちらも押さえ方は一緒です。

ポイントは、すべて鳴ってる音をベースのD音も含めて入れたことです。
ローポジションもジョンたちに近い押さえ方なので ありでしょうけど、
上に書いたように 低いF音が無いと思われるので、
ハイポジションとしました。

聴いてみてください。
左が正解のハイポジション、右がローポジションです。
ジャーーーン!

いかがでしたでしょうか?
いろいろ解析されたことや、実際に聴いた感覚でみちびき出しました。

え~~?ちんすけが新しい見解を出した!?
・・・まあ そういうことにしておいてください(ムフフ)
もちろん あれだけ研究されてますから、初とは言いません。

では本家本元『A Hard Day's Night / THE BEATLES』をどうぞ♪


余談ですが、
この映画の監督が「アタマにインパクトが欲しい」のと
「エンディングにはフェードアウトが欲しい」と現場で云ったことで
急きょ加えられたと言われています。
エンディングのアルペジオはジョージが弾いてますが、
ここのコードはまさに Fadd9。
オープニングとエンディングの一貫性が生まれたわけです。

さすがはビートルズ。感性あふれるエピソードです。

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すべてが終わったんだ、そして始まるんだ。

今年度をもって子育て終了。
20数年は長くもあり短くもあり。
あとは自分の道を歩いて行ってくださいな。

手と目をかけていた時間が終わるんだなぁ
身軽になるけど 一気に軽くなるのは寂しいかなぁ などと思ってたけど、
意外にスッキリ。

まあ二人同時といううのも キリがよくてイイわい。


emoji初任給もらったら、なんか買ってくれよな!

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緊張の音 おしゃれな音 その12

もうひとまわりお洒落になれる転調♪


「緊張の音 おしゃれな音」シリーズで 以前、
星野源『恋』をネタにしたことがありました。→こちら

で、この曲から思い出した曲がありまして、
それは 大江千里『Rain』です。

なんで思い出したかというと、
なんとなく感じが似ているかなぁ と思ったからです。
聴きくらべてみると、原曲のテンポはだいぶ違うけど、
キーが同じ「A(イ長調)」でコードの展開が似てるかな・・・
あれ?でも曲じゃなくて、歌い手のキャラが被る気がする・・・
キャラクターについては、それはちんすけの独りよがりですので、
ファンの方にはそうは思われないかもしれませんが、
そう・・・もう一人出すと 槇原敬之 も近いかも♪

それだ! その色だ!

曲の系統ってことでしょうかね。
でも断っておきますが、大江千里も槇原敬之も ちんすけ好きではないです。
気になる曲はいくつかありますが、どうもしっくり聴けない。
ははぁーん そういう「似てる」なんですね
曲はおしゃれ系ではありますもんね
だから好みでなくても気にはなるという・・・

くだんの『Rain』。1988年にアルバムの一曲として発表され、
シングルにはなっていません。
しかしその後 1998年には槇原敬之が最初にカバー(ほら!)
2013年にはアニメのエンディングテーマとして 秦基博がカバー。
最近では 2016年 民謡日本一歌手・朝倉さやがカバーしてます。
インディーズでも歌われ、YouTubeでも数多くアップされてます。

『Rain』おしゃれなツボは、転調です。

構成はふつうに Aメロ→Bメロ→サビ
これを次のように転調しています。
A(Aメロ)→F#(Bメロ)→A(サビ)
A→F#の転調は、音楽理論でいうと「短3度下への転調」だそうです。
半音3つ分下への転調。
「ふわっと浮かぶような、とがったような感じがする」と説明がありました。

すみません。自分の素養範囲を超えてるので、ここはだいぶ調べました。
もう少しお付き合いください。

実はBメロは4小節しかありません。短いけれど、ものすごく印象的です。
このBメロ4小節があるだけで、サビへの緊張感が高まります。

さらにここは、Aから直前に1拍だけC#になってF#へ行ってます。
C#1つあるだけで自然なつながり感が生まれます。
おしゃれワザの連携ですね。

そしてBメロからサビヘ、F#→A
そう、元のキーへ戻ります。さっきと逆「短3度上への転調」ですね。
「短3度転調」の行ったり来たりは かなり使われているワザのようです。

しかも、別のおしゃれポイントもあります。

サビヘの転調はつなぎ無しで いきなりコードがDM7(9)に行きます。
AキーにとってDコードは「サブドミナント」といいまして、
コード進行上、不安定な印象をあたえます。
転調後、不安定なコードから始まっているうえに、
メジャー7th だ 9thだが入っていて、緊張感大盛り。

あらら、あまり出したくなかったコトバが出てきちゃいましたが、
「サブドミナント」とか「ドミナント」のコードというのは
安定感のある基のコード「トニック」に戻りたがる性質がある、
と覚えておいてください。

トニック「ドミソ(A)」に対してサブドミナントは「ファラド(D)」、
ドミナントは「ソシレ(E)」です
こう書くと少しはわかりますでしょ?
ほかに代理コードがなんだかんだとかありますが、パス。

短3度の行ってこいのワザ。サブドミナントから転調がスタートするワザ。
両者をあつかう 大江千里のおしゃれ感覚。すごいです。


短3度の行ったり来たりの良い例にコブクロのヒット曲『桜』があります。
この曲も Aメロ→Bメロ→サビ と転調するパターンですが、
転調後、きっちりトニックから入ってますので わかりやすいですよ。

ようやく咲きはじめた桜に想いを馳せつつ・・・

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ジモティ一色の佐藤龍一ライブin習志野

3月25日(土)Waltz<ワルツ>(京成電鉄・京成大久保)
『佐藤龍一・アルバム「LEGACY OF LOVE」発売記念ライブ
 出演:生田敬太郎、佐藤龍一


良いライブを観に行った時にも書くんですよ、ライブレポート。

というわけで、千葉に行ってきました。
それも ちんすけが、
9歳から17歳までの 多感な青い頃を過ごした土地でのライブです。


佐藤龍一さん・・・龍さんの経歴を書きますと、
1952年船橋市生まれ。1972年エレックよりデビュー。
竜とかおる/龍名義でアルバム2枚シングル4枚のち失踪。
世界放浪30ヶ国、ゲーム音楽制作、専門学校講師を経て音楽活動復帰。
32年ぶりのアルバム「LOST&FOUND」(2008)をひっさげ
首都圏を中心に年間100本前後のライブを行い、現在に至る。
(本人のプロフィール・Wikipedia等参考)

で、2017年の3月「LEGACY OF LOVE」を発表するにあたり
発売記念ライブを10か所で行うことになっていて、
この日は第2弾! レアな音が聴けました。

そうそう、龍さんはちんすけの小学校と高校の大先輩
高校では「フォークソング部」の創設者であり、
まだ売れる前の吉田拓郎さんを 広島から千葉に呼んだ伝説の人でもあります。
だから 龍さんにとって習志野市大久保かいわい、船橋市三山地域は、
ちんすけと同じく、青い時代の思い出が詰まった場所なんです。


前説が長くなりました。

この日は、同じくシンガーの生田敬太郎さんゲストに迎え、
ブルースでいっぱいのライブとなりました。
敬太郎さんは龍さんのエレックレコードの先輩。
実は「およげ!たいやきくん」のオリジナル歌手でありまして、
レーベル契約などの事情で、子門真人さんがレコードを出したんだそうです。


「およげ!たいやきくん」を歌う敬太郎さんとサポートする龍さん。

ワタクシちんすけは、一番の真ん前“特等席”で恐縮でありました。
敬太郎さんの歌いまわしは、ほろ酔いで聴くのがサイコー!
枯れたギターとしゃがれ声が沁みます♪
握手したときの あったかい手と言ったら・・・・・(感激)


さてさて本題・・・佐藤龍一さんのライブ

龍さんはいつも小ぶりなマーチンのギター抱えて歌います。
しかしこの日はいきなり立ち上がりマイクを持ち、
オケでアルバム1曲目の「なけなしのジョニーのくせに」を歌い出しました。
こういうぶっ飛びな演出からスタートしたライブ。
うーーん何を繰り出すかわからないぞー と盛り上がりました。

アルバムを出す前からYouTubeで新曲のライブ演奏をアップしているので、
だいぶ予習できるんですよ。
そのなかで「愛の歌は終わらない」を楽しみにしていました。
サビはお客さんたちと合唱になるんですね。
ちんすけも歌いました。こういうことは自分では珍しい・・・

ハートランド(ビール)を飲みながら
心地良いライブが観られるのは、ほんと嬉しいものです。
振り返ればすぐ後ろに敬太郎さん座ってるし・・・贅沢です。

龍さんのライブを観るのは3回目ですが、
なんか以前よりさらにギターの手数が増えてるような気がしました。
リズムもブルースだけどスカっぽい弾き方で迫ったり、
サスティンで余韻を醸し出したり・・・

お客さんもいっぱいで、昔の冗談めいたキャッチコピー
「向かうところ客無し」を思い出し、遠い目になりました。
そのお客さんですが、龍さんの地元ですから、
中学の同級生「3年1組」の人たちがずらり貸し切り状態!
だいぶ早めに行ったのに面喰いましたが、
話をするうちに、こちらも元ジモティなだけに盛り上がり、
女子のほうばかり見て歌う龍さんを見て、
男子たちと「あっちばかり見てる」と笑いあったりしました。
60代半ば、ますます加齢臭バリバリな夜でした(?)
・・・いやタバコと酒の匂いの ひと昔前の場末の酒場な感じでした。

こういうのも好きなんです。はい、のんべぇですから。

お店の「ワルツ」は和風居酒屋&バー。
マスターに聞くと、この地で19年やってるそうで、
ライブは不定期に開催しているようです。
ちんすけもさそわれまして、こんど音源渡さなければ・・・


で、最終の通勤特急に乗って帰ってきました。
なぜ?土曜の夜中に上りの通勤特急?? 京成電鉄あなどれません!


アルバムのお話などは また別の機会に・・・

佐藤龍一 Official Web Site はこちら
http://seesaawiki.jp/w/miotron/d/FrontPage

Facebook : 佐藤龍一 Miotron Record はこちら
https://www.facebook.com/miotron/

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