忍者ブログ

見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

ちん散歩~江戸川区親水緑道の巻<その1>

どこかで聞いたことのあるようなタイトルの、てくてく第2弾
前回は旧江戸川の千葉県側を中心に ぐるっと紹介しましたが、
→前回はこちら
今回は 親水緑道のあるき旅です。


ちんすけが住む江戸川区は東京都の最東端、人口68万人。
人も多いけど緑も多くて、川と海に囲まれてるから親水公園や緑道が多いです。
日本の親水公園第1号もあったりします(古川親水公園)。
道路空間に「親水」の機能を持たせたのが親水緑道で、
区内に親水公園が5か所なのに対して、親水緑道は18路線あります
親水緑道MAP(江戸川区HPより)

しっかり整備されてるので、街路樹が植わってたり花が咲いてたりして
四季を感じ 和ませてくれます。
と、ここまでは区のHPみたいだ・・・

ちんすけは、週におよそ40~50km、近場を網の目のように歩いており、
親水緑道はよく通ります。
<その1>などと言ってますが、18路線中9路線を歩いてるので、
2回に分けちゃおうという魂胆です。

たいへん前置きが長くなりました。
説明は短め、写真並べて行きます!


鎌田川親水緑道(かまたがわしんすいりょくどう)


オーソドックス、かつ存在感のある緑道。交差点名にもなってます。
昔ながらの雰囲気をとどめていて、流路も曲がりくねっています。
子どもたちが良く遊んでますね。


宿川親水緑道(すくがわしんすいりょくどう)


鎌田川と同様 旧江戸川に流れ込んでいた水路を整備。
こちらは ほぼ歩道脇水路になっています。
端っこにある公園のローラー滑り台は 恰好のあそび場です。


鹿骨親水緑道(ししぼねしんすいりょくどう)


かつての農業用水路で、いまは地域の良き散歩道。
流路の歴史はこのパターンが最も多いです。
界隈に小中学校も多く、通学路にもなっていて、
「この木はなんという木?」みたいなクイズパネルも至る所にあります。


流堀親水はなのみち(りゅうぼりしんすいはなのみち)

 
長く家庭用排水が流れ込む いわゆるドブ川だったのを
花卉の産地域を活かして「はなのみち」へイメージチェンジしました。
流れ落ちる滝をあしらってあったり 錦鯉なども泳いでおり、
すごく雰囲気の良い散歩道です。
鹿骨親水緑道と隣接しています。


本郷用水親水緑道(ほんごうようすいしんすいりょくどう)
 
柴又街道や篠崎街道などと交差して流れる 歴史ある幹線水路でしたが、
役割を終え、数年前ようやく整備されました。
花と緑を楽しめる散策みちです。


 いかがでしたか 親水緑道、続編もありますよ。

拍手[0回]

PR

だいじょぶ

作詞・作曲/Tiny☆K
2012/02/21  #113


むかしフォークから入ったちんすけは、
しばらくは“四畳半風”だったり“くどい系”だったり
内向きな内容の歌詞が多かったです。
「だいじょぶ」は 久しぶりにそういうのに近い感じの曲でしょうか。

ただイメージとしては、大滝詠一氏の「スピーチバルーン」にみえる
“言い出せなくて”的な世界観を描いたつもりです。
声に出さないモノローグみたいな・・・

実際の体験がきっかけになってまして、
「あ、言っちゃったなぁ」という後悔を、どう解消させられるかと
妄想を膨らまして展開を考えました。
曲を聴いた方から「娘さんのことですか?」と言われましたが、違います。
にしても 落とし込みは平凡。
めでたしめでたしになってるのも ご愛敬。

アレンジは、オーケストラ風な弦楽重奏をからませてみようと挑戦し、
ゆったりと クラシック融合ポップスになりました。
自分では面白い仕上がりになったと思っています。
そのわりには一人弾きしづらくて、ライブでほとんどやっていません。
アプローチを考えて 挑戦しないといけませんね。

だいじょぶ


あんなことがあって 昨日のキミが心配で
慣れないメールしたけど からきし返事はなくて
言い過ぎたことは確かさ それは認める

吐き捨てた スピーチ・バルーン
壊したってもう もとには戻らない
それはわかってるけれど

何気ない一日が とてつもなく長くて
やっと手にしたのは 「後悔」という名前のグラス

いろんなことが積もって キミを見ていられなくて
溶けてく氷みたいで もろく危うい気がして
言い出せず あとの祭り それが現実

空っぽの スピーチ・バルーン
コトバではもう 埋めることは出来ない
それはわかってるけれど

忘れた頃に届いた キミからのメッセージ
文字がほんの少し笑っている

だいじょぶ ひとこと だいじょぶ
だいじょぶ ひらがな だいじょぶ・・・

拍手[1回]


緊張の音 おしゃれな音 その17

「恋ボッサ」その後♪ こんな風にアレンジしました・・・ 


2016年後半の大ヒット曲「恋」。
1月29日のブログで、ボサノバチックに演奏するテーマで書きました。
→こちら

 
ミッション発令から5カ月、だいぶ演奏に余裕が出てきたので
いま一度、アプローチを確認してみようと思います。


ダンサブルなこの曲をボサノバっぽくアレンジするのに
まずテンポを落としました。
前回キーは原曲と同じで説明しましたが、少し下げます。
ちんすけはソロの時は半音、ケーちんでは1音下げてみました。
ボサノバというのは、わりと語り掛けるように歌うので
低めのキーにしたほうが似合います。

ここからは1音下げたキーでお話を進めます。

イントロですが、こんな感じです。
ちんすけが弾く弦しか音は出していませんので 念のため。
CM7 - F7-5 - Em7 - G7(9)
→こちら

ここを弾くだけで「恋」の感じがわかりますね。
注目は2番目のコード。前回を踏襲すると F7(9) でしたが、
「9」でなく「-5」の音のほうが良いのではと思い、かえました。

イントロのコードは少し練習が必要ですが、
指でつま弾く弦だけを押さえればよいので この後はだいぶ楽に弾けます。
とはいえ1拍ごとにコードが変わるところもあるので、難易度は高いです。

歌い出しAメロ1発目のコードのボイシングは大事!
Gadd9 - B7/F# - Em7 - G#dim
→こちら

「9」の音が曲調をボッサに引き込みますよ。
で、2つ目のベース音「F#」を弾くことで、下降ベースラインを構成し、
トリッキーな印象だったイントロから落ち着きを見せます。

続いてもいい感じの下降進行ですよ。
CM7 - G/B - Am7 - Am7/D
→こちら

押さえる弦を少なくして、速い展開について行けるようになればしめたもの。
興味ある方は、コード譜サイトもあるしYouTubeにいろんな演奏もあるので、
ためしてみてください。

「恋」ボッサは ソロでもケーちんでも面白いので、
しばらくはレパートリーになりそうです。

拍手[1回]


ライブレポート♪ 2017/05/20

5月20日(土)HOTコロッケ(都営新宿線・瑞江)
『Duo☆Battle LIVE 2017』~四つ巴大作戦の巻~


超絶インストギター・デュオ「Be-m(ビーマイナー)」とともに
わたしら「ケーちん」が年に1、2回やってるデュオバトル企画ライブ。
回をかさねて  ・・・えぇーーっと何回か忘れました・・・
今回はくわえて「エフノ-リーフ」「Amaduos(アマデュオス)」をお招きし、
豪華4組でバトルを繰り広げました。

実際豪華バトルになったと思います。
なにより4組の個性がみんな全然違っていて、
来られたたくさんのお客さまにも楽しんでいただけたのでは、と
安堵と充実感に浸っております。

出演のみなさんです。

エフノーリーフ
ギターのアーリーさんと、キーボードのかおりさんの 男女デュオ。
デュオバトルにも何回か出ていただいてます。
フォーク&ポップスを軸に、オリジナルも歌います。
ギターの弾き語りをキーボードがやさしく包み込むような、
時おり幻想的な音色も醸し出す、さわやかなステージでした。
「エフノーリーフ」とは、葉のない花(Flower)という意味です。


Amaduos(アマデュオス)
HOTコロッケ初登場。男女の素敵なボサノヴァ・インストギターデュオです。
ガット(ナイロン弦)ギター2本でライブすることが多いようですが、
この日はモラさんのエレガットに対して、カオキさんがフルアコギター。
眼を閉じると そよ風なびく川のほとり・・・のような風景が浮かびます。
ボサノヴァの定番曲や、ポップス・映画音楽。やわらかくカラフルで、
いつものHOTコロッケではないような気分にさせてくれました。


ケーちん

ケーシンとちんすけの「おしゃれ系ポップス」デュオ。
セットリストです。

ケーちん(38分50秒)
1.美しく燃える森(東京スカパラダイスオーケストラ×奥田民生)2002
2.ドアにレッド・ヒール(ブレッド&バター)1983
3.恋(星野源)2016
4.肩越しの貨物船(ケーシン)2014
5.マーマレード(ちんすけ)2011
6.フォーカス(松任谷由実)1982

ちんすけはいつものエレアコでしたが、相方ケーシンはエレキ。
これがかなり感じが良く、ほかのデュオにはない音が出せそうなので
これからもこのパターン続きそうです。
さて、世間にあまり知られてなくても「いい曲はいい」をモットーに
ライブを繰り広げているケーちんですが、
ちょいと去年の大ヒット曲なんぞを入れてみました。目玉です!
しかし、1、2曲目で激しいパッセージをやり老体にムチ打ったので、
テンポをかなーり落とし、キーも1音下げ、なんちゃってボッサで演奏。
もっとエレキとの絡みをつき合わせると、さらに良くなる感じでした。
毛色のちがったお互いのオリジナルを挟み、最後はユーミン。
何度かやってるので互いの出方を見つつ聴きつつ楽しみました。
結論!、バトルライブはユニット内バトルだった!


Be-m(ビーマイナー)
ここまでいろんなバリエーションのユニットが登場したにもかかわらず、
Be-mはそれをものともしない個性と迫力がありました。
L.中村さんの新しいギターのガッシリした音に対して、
R.正木さんのギターも太くて切れの良いボリュームで迫ってきました。
インストなのにBGMには出来ない圧倒感は凄いです。
衣装や風貌も だいぶ箔がありましたよ!


今回出演のみなさん、男性はみんな同世代。
体感してきた音楽が近いはずなので、どう攻撃してきても太刀打ちできる。
おかしな言い方ですが、そんな気がしました。
しっかり“ツボ”を突いてきます。
でも受け入れるレンジも広いので、いろんな音を楽しめるんですね。

また集まりましょう!!
ああ 飲んだ飲んだ・・・・・

拍手[2回]


自作曲のミックスの方法がおもしろい・・・かも

自分の手の内を見せるようですが、
曲を作って録音し、ミックスダウンするまでのやり方は
普通とはちょっと違うと思われますので、お話しようかと思います。

ひとことで言うと MTR(マルチトラックレコーダー)を使わない、
コピー&ペースト・ミキシングです。


解説しましょう。

大むかしは「ピンポン録音」などと言って、
2台のカセットテープレコーダーの音を行ったり来たりさせて
多重録音したりもしました。
その後MTRが充実してきて、ちんすけも使っていたこともあります。

現在は「Singer Song Writer Lite8」という音楽作成ソフトをメインに、
複数のフリーソフトや音源で楽器音色やパターンを加えた上で、
音を加工しミックスしています

ポイントとして
テープというアナログでは、一つ作業を増やすだけで音が劣化しましたが、
いまのデジタル下では、劣化が皆無です。これが1つ目。
昔はワウフラッターだの再生速度偏差だの 誤差がありましたが、
テンポも、まったく狂いなく正確に保てるということがあります。
これが2つ目のポイント。

この2つのポイントを活かして
MTRを使った同期録音はしていません

音作りのプロセスは次のとおり。


①打ち込みでドラムス、ベース、バッキングのピアノやシンセを作る
 テンポさえ最終決定させていれば、ラフな作りで構わない

②打ち込みに合わせてギターを弾き、音声ファイル化する
 打ち込み音源とは別ファイルの状態

③歌を録る
 ライブ録音にも使っている、リニアPCMレコーダーで収録。
 もちろん別ファイル作成。マイクは使っていません! 
 一気に歌えないので1番だけ2番だけとか、もっと細かく録ることも。
 これは大音響(声)を長時間出せない自宅環境のため、細切れもやむを得ず

④打ち込みデータを作り込む
 デジタルデータにアナログファイル(サンプリング音源など)をミックスし
 バランスやエフェクトもここで調整し、音声ファイル化する

⑤音楽編集ソフトを使って 歌を④に合わせて入れていく
 もちろん基本的なエフェクトはあらかじめかけておく

⑥ギターの音声ファイルを④⑤に合わせて入れ はじめて仮ミックス

⑦バランスや音の加工具合など見極めて 本ミックス
 納得がいかない場合はプロセスをもどってやりなおす


ああ、こまかいっすねー ちんすけの性格が出ています。

打ち込み音源に、声のファイルやギターのファイルを重ねる時は、
ファイルごとにコピー&ペーストします!
MTRのように「隣のトラックに録音」、ではないので、
寸分の狂いもなくピッタリあわせなければ使い物になりません。

 
これは音楽編集ソフトの、自作曲 最終ミックス画面です。
まあ4トラックあるので簡易MTRみたいですね。

1番上が打ち込み音源トラック、2番目がギターパート、3番目が歌。

4番目にはサンプリングのサックス音が入ってます。
各音源をコピペして ここへ持ってきたのです。
画面を反転させている部分が作業範囲で、
音量を変えたりエフェクトかけたり、ズレを調整したりできます。

頭からお尻までギッシリ入ってる上の2トラックも、
いくつかのファイルを 先にミックスしてまとめてあります。
昔のピンポン録音のデジタルバージョンですね。

全体にディレイ&リバーブをかけたりは この後できますが、
まあ時間をおいてやったほうが無難です。
なぜなら聴き過ぎで入れ込んでいて、かけ過ぎちゃうから。
冷静に客観的にやらないとダメです。

作業的にはひどくアナログですが、
逆にデジタルだから何度でも納得のいくまでできることでして、
自室で 安価な機材やフリーソフトでコツコツ作り込むのには
いまのところ一番良いやり方かと思っています。


いかがでしたでしょうか。
日々試行錯誤しているので、この先も変化・進化していくでしょう。
現在取り掛かっている“新しい録音”は手のかけ過ぎで時間かかってまして、
でも 今までで一番音ヌケの良い「スネア」が聴けるはずです。

自分でなんかわくわくしてますよー!

拍手[1回]