にわか将棋ファンです。はい、観る将です。
藤井聡太三冠の活躍で将棋を観るようになって早1年半
その間彼は七段から棋聖、王位をとり防衛もし、
叡王も手に入れ三冠になりました。
ワタクシがブログで書くたびにタイトルが増えてます。
凄いのなんてみんなが知ってることなので語る余地はないですけど、
冷やかし観る将なりに呟いてみます。
本日11月12日
山口県宇部市の「ANAクラウンプラザホテル宇部」にて
第34期竜王戦第4局がはじまりました。
あす13日まで指し継がれますが
相手の豊島将之竜王に勝つと4つ目のタイトル奪取となります。
藤井聡太竜王の誕生です。
するとどうなるか?
現役棋士のランクとか序列とかいろいろ物差しがあって
永世称号保持者などのレジェンドもおられますが
すべてにおいて
藤井聡太がトップになるとみられます
◆将棋棋士の序列(席次)
タイトルのランク順は現在
竜王→名人→王位→王座→棋王→叡王→王将→棋聖
これは契約金額の順です。
だから契約金が変われば序列も変わります。
棋士側としては序列がより高いタイトルを同時に多く持つことが
序列の順位を上げます。
ただし竜王と名人は別格で、保持しているだけで上位になります。
ちなみに12日現在序列
1位 渡辺明 名人・棋王・王将
2位 豊島将之 竜王
3位 藤井聡太 王位・叡王・棋聖
4位 永瀬拓矢 王座
つづいて 永世称号保持者
5位 羽生善治 十九世名人・永世七冠
6位 谷川浩司 十七世名人
7位 佐藤康光 永世棋聖
8位 森内俊之 十八世名人
(永世称号は種類に関係なくより早くなった順)
以下 九段~八段・・・・
藤井三冠が竜王を取ると
全棋士序列1位です
渡辺名人が2位、
では豊島竜王はどうなるかというと・・・
豊島将之九段となり
序列はなんと 31位に後退します
可哀そうな気がしますがこれが格付け
同じ段位内では昇段順がそのまま序列になるからです。
◆賞金ランキング
日本将棋連盟から毎年
獲得賞金と対局料の合計額で賞金ランキングが発表されます。
これは確証はないですが
竜王のタイトルが4400万円なので
藤井三冠が奪取すれば2021年はトップとなるはずです。
総額はおそらく1億円を超えるでしょう
◆棋士レーティング
公式のものはありませんが3つほどランキングを出しているサイトがあり、
それぞれ棋士同士の相対評価で数値を算出して
ランキングを出しています。
ワタクシが見ているサイトはこちら
ザックリ言って藤井三冠は2020年4月から
ずーーーっとレーティング1位を続けており
2位以下との差は広がっています。
詳しくはリンク先をご覧ください。
序列、賞金額、レーティングすべてのトップと言える藤井三冠
公式表彰である「将棋大賞」でも
対局数、勝利数、勝率、連勝、すべてで今年度現在1位です。
もちろんレジェンドたちとの“格”で比較はできませんが
そういうポジションになっていく棋士であることは間違いないでしょう。
藤井三冠を応援してますが、
おかげで多くの棋士たちを知ることとなって
多様な将棋棋士に惹かれています。
ワタクシと同姓の棋士もいるし
藤井三冠より若い最年少棋士も活躍してるしで
みんな応援しています。
さて明日は歴史の1ページを飾る日になるかもしれませんね
・・・いやいや豊島竜王がんばって!!