雪の輪舞曲〈ロンド〉
作詞・作曲/Tiny☆K
2006/12/11 #109
ちんすけがライブ活動しているデュオ「ケーちん」で 冬お決まりの定番曲
鈴の音とともに聴こえてくる 深いギターが印象的です
雪の輪舞曲〈ロンド〉
ポケットをさぐれば くしゃくしゃに濡れた切れ端
キミが最後に書いた 「さよなら」の細い文字
襟を立て 寒そうに ギターを弾いてたボクに
まだ飛びなれない 天使が舞い降りて
キズをいたわりあうような ランデブー
素敵な夜になるはずの クリスマス
シンシンと シンシンと シンシンと 雪が舞う
ボクの肩に 髪に こころに 雪が舞う
真白な羽ひろげ くるくると 気を惹くキミは
まだ掛けきれない 魔法を投げ出して
音もたてずに さらけ出す パントマイム
時間が遠ざかるだけの ミッドナイト(ダンシング・・・)
シンシンと シンシンと シンシンと 雪が舞う
ボクの肩に 髪に こころに 雪が舞う
シンシンと シンシンと シンシンと 雪が舞う
キミの指が 頬が 瞳が 見えない。。
もう作って10年以上経っちゃったんですね
この曲はある意味ファンタジーでして 自分では「妄想ソング」と言ってます
最初の2行で「さよなら」の結論を言ってしまい
あとは その妄想的ストーリーを 並べたててます
寒そうに路上ライブしてる男のもとに 白い小さな天使が舞い降りて
気を惹くようなそぶりで踊り舞う
男は その気になったかならなかったか・・・クリスマスの夜を迎えます
天使は実は彼女で たがいに傷心を癒すような関係になったはずが
・・・・結論
ホワイトクリスマスの雪は さぞ湿っぽかったことでしょう
シンシンとシンシンと・・・ のフレーズから曲作りはスタートし
あとは散文のように 言葉が流れてゆきました
ギターは弾きすぎないように
深めのリバーブを効かせたいですが
深すぎると音がぼやけるので その塩梅がキモ
間奏のとっぱじめの1小節は
5度と4度のハモリで入るように 最初考えたのですが
相方から 安定の3度のままが良いと指摘され 普通に3度のハモリにしてます
ここのコードは「Bm7/A」ですが
ちんすけの弾き方(ボイシング)では4度が入ってるのでいいかと・・・
でも微妙な不協和音が強い感じもするので 3度にしてよかったと思ってます
こういうことこだわるんですよ ちんすけってヤツは
聴いてる人には どうでもいいのにね