本場のJAZZに楽しくも圧倒されました♪
ジャズの起源は1930年代のアメリカ・ニューオーリンズと言われています。
つまりニューオーリンズ出身のジャズメンを観ることは、
ジャズの本場に触れるということになるわけですよね。
そんな機会を 逃すわけにはいきません。
2017年8月28日(月)
会場/江戸川区タワーホール船堀・大ホール
出演/トーマス・フィッシャーと
ニューオーリンズジャズオールスターズ
第14回江戸川ニューオーリンズ・ジャズフェスティバルとして開催。
クラリネット&サックスのトーマス・フィッシャー氏(59)率いる
女性シンガーを含め、8人編成のセッションバンドです。
全員ニューオーリンズ在住か出身で、
本場の「ニューオーリンズ・ジャズフェス」の常連出演者たち。
最年長がバンジョーのニール・ウンタシュア氏 77歳。
最年少がドラマーのジェラルド・フレンチ氏 47歳。
普段は皆 ホテルやクラブで演奏しているバリバリです。
ひとりひとりの音の立った演奏には迫力がありました。
ライブをやってる自分は足下に及ばないなぁと感じるとともに、
いいところは盗むぞ! とばかりに観入り聴き入りました。
驚いたのは、メンバー全員がリードボーカルをとり
そのレベルがものすごく高かったこと。
トロンボーンは大きな身体をゆするように力強く、
ピアノは“ひふみん”(将棋・加藤一二三氏)風な気さくな太ったおっちゃん
(失礼・・・)なのに 素晴らしい歌声でバラード。
最年長のバンジョー氏までがこんな声量があるのかと驚愕しました。
席は前から3列目(全席自由)に陣取れたので、圧倒されるがままでした。
椅子から落っこちそうにもなりました。
演目はジャズやポピュラーのメジャーな曲中心。
圧倒され感心しつつプログラムが進むと、
主催者「江戸川おかみさん会」のリクエストに ご愛敬で『青い山脈』。
曲間や演奏中には、弾いてない人がメンバーにちょっかい出したり、
目線でふざけあったり、楽しそうにやりあってました。
ドリフターズかクレージーキャッツみたいだなぁ・・・
トランペットのチャールス・ファデラ氏は「チョロ吉」って呼ばれてた。
人を楽しませるエンターテイメントに徹するミュージシャンたち。
アンコールでは定番曲『聖者の行進』で、客席を練り歩きながら演奏。
本場の熱い空気を運んでくれました。
お客さんは、まあおばちゃんおじちゃんが多かったので
ノリはそれなりでしたけどね。みんな楽しんでた・・・
終演後はホールの下のビアホールで乾杯!!
ウ・マ・シ!!!
ムール貝や、ローストビーフなども めちゃ美味かった。
帰ってからも飲みなおし、音楽とビール三昧の夜でしたムフフ・・・