ビョルンとベニーからはじまった“ABBA”
“ABBA(アバ)”というスウェーデンのポップスグループがいました。
活動期間は1972~1982年で 実働10年とは短かったんですね。
でも、ポピュラー音楽史上最も成功したグループの一つと言われています。
ABBAは 女性二人 アグネサとアンニフリーダ、
男性二人 ビョルンとベニーの4人組で、
現在メンバーの年齢は すでに70歳前後。
アグネサとビョルン、アンニフリーダとベニーは夫婦でしたが、
人気絶頂を過ぎた頃 ともに離婚。そしてグループの解散。
その後一度も再結成せずに 今を迎えています。
さてこちら。このレコードジャケットの二人は“ビョルンとベニー”で、
この二人がコンビを組んで歌い始めたのが、ABBAの前身です。
『木枯しの少女』という曲は 1970年に二人名義で発表されています。
日本でも1972年に発売されると ヒット!
ここでちんすけも耳にしたというわけです。
なんとジョン・レノンの『イマジン』と同時にトップ10入りも果たしていて
時代を感じます。
余談ですが、歌詞内容にどこにも「木枯し」は出てきませんし、
冬とも言ってません。
邦題は こういうことよくありますね。
ABBAのファーストアルバム「Ring Ring」(1973年)。
こんなふうに最初に発売されたものと ABBAになってからとで
表記が違っています。
最初は 4人の名前をずらっと並べたグループ名だったんですね。
めんどくさいから 頭文字イニシャルにしたんでしょうね。
このアルバムに『木枯しの少女』は入っています。
ちんすけはアルバムこそ持ってないですが、
当時の貸レコード店「友&愛」で借りてるので カセットで残ってます。
そのあと5枚目の「The Album」までは持ってますが、押し入れの奥です。
「ヴーレ・ヴー」以降は、肌に合わなくなって聴かなくなりました。
もう1曲、「Ring Ring」から、『I am just a girl』。
こちらはその後の女性メインのABBAへの 橋渡し的な曲に思います。
ポップな曲もありますが、フォークっぽかったりどこか牧歌的なグループ。
初期のABBAは そんなイメージでした。