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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

弦を押さえないで弾いてしまおう

ギター弾いてる方は、チューニングしただけで弾くというと
オープン・チューニングを思い浮かべるでしょう。
オープンDとかオープンGとかですね。

はい、そっちの話は門外漢なので置いといて、
ちんすけらしく レギュラーチューニングしただけで
どこも押さえないで弾けるコードの話をします。

コードはご存知のようにルート(根音)があったうえで
複数の音が鳴ることが基本です。
どの音がルートかによって、同じ押さえ方でも違うコードネームになることは
当ブログでもときどき触れています。

まさにそれなんです。
ぜんぜんコードの使い方とか、工夫とかじゃないですよ。
行きますemoji


レギュラーチューニングは6弦から E-A-D-G-B-E です。
さあどんなコードが潜んでいるのでしょうか?

まず、6弦をルートとします。
この時のコードは Em7(11)です。
11thがなければEm7で、普通に使うコードですね。
5弦が11thにあたるので軽く触れてミュートすればよいですが、
もちろん5弦の2フレット一ヶ所を押さえればEm7になります。
だから弾き方や曲の雰囲気によっては
どこも押さえなくても問題なくEm7の代わりになると言えます。
5弦のいろんな場所を押さえると Em7系のテンションコードも生まれます。
5や7フレットだと、まんまEm7ですしね。

次は5弦ルートです。
これはA7sus4(9)になります。
5弦と6弦はルートをとることが多い弦なので、
Em7(11)と同じくときおり使われるコードです。
ちなみに5弦の一つ上、4弦の10フレットを押さえるとAm7(9)
11フレットを押さえるとA7(9)となって、
4弦開放の4thを消すことで、より使いやすいコードになります。

4弦ルートの場合は なんとコードネームは無いです。普通使いません。
上と同じように 4thである3弦の、10フレット押さえるとDm6(9)
11フレットだとD6(9)となり使えるコードになります。

もう一つ、まず使いませんが3弦をルートにするとG6(9)です。
2弦と1弦はあまり意味が無い(使わない)ので省略します。


emoji一見難しいようなコードでも
実は押さえるのが簡単だったり 弾き方によって省略できたりするので、
演奏するときに ここではどのポジションのコードがよいか
曲が引き立つかをちょびっとだけでも考えるようにすれば、
アンサンブルは一歩前進です。

emojiアコースティックギターは押さえる弦を少なくしたほうが
澄んだきらびやかな音が出るので
ハイポジションで押さえる弦と開放弦とを混ぜると
オクターブがきれいだったりユニゾンに深みが出たり 効果的です。

開放弦を活かし楽に押さえておしゃれな音を奏でましょうemoji

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