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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

ライブレポート♪ 2018/03/11

3月11日(日)アルマナックハウス(京成本線・市川真間)
通常ブッキング・ライブ


3.11から7年、心の中で合掌しつつライブに向かいました。


店にちょっと早めに着くとマイスター・スズキ氏が失念していたらしく、
今日は出演者が5組だと・・・
あら、では短めにまとめないといけませんね、とか言いながら音出し。

そんなこんなで ライブスタートまでに出演順がコロコロ変わり、
結局1番手♪

 
 emojiちんすけ(31分00秒)
1.キャパCITY 2015
2.ささやかな記憶の涙に 2014
3.見上げればバナナムーン 2015
4.潮騒 -The Whispering Sea-(山下達郎)1978
5.愛することを考えよう 2009
6.Oh!クラウディア(サザンオールスターズ)1982


人気ユニットのおかげか、お客さまもかなり入り
熱気の中スタート♪
オリジナルはスズキ氏のありがたい後押しもあって4曲ともウケました。
歌詞は1番と2番がひっくり返ったところもあったけど、わからないからOKemoji
カバー2曲のほうがひっかかりましたね。
最後の曲はバラードですが、ここまで一気に歌ってきたからか
指ヂカラがあやしくなったりで しっかり弾けなかった。
もちろんしゃべりも交えて間は取っていたんですけど・・・


トップでやってしまえばあとはのんびり観客モード

ご夫婦デュオemojiT.M Russにホンワカいやされ、
お客を呼べる激笑バンドemojiざ・ヤンデルずに感染させられましたemoji

あとのお二人はどちらもピアノ弾き。
emoji小堀有美さんは会ってみたらお互い思い出しました。およそ3年ぶり。
ボーカルの存在感が抜群!ピアノも感情が乗り移ったかのよう♪
時には可愛らしさものぞかせ、絶妙な音を届けてくれました。

emoji橋本牧さんは、ジャズタッチの弾き語り。
といってもアグレッシブで、テンションをバシバシ突っ込んでくる
山下洋輔のようなピアノで歌うみたいな・・・
おもしろくて目が冴えました!

個性たっぷりのみなさん。かなり充実の夜となりました。


次のアルマナックは5月11日にエントリー予定です。

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ビートルズ/アウトテイクあれこれ 其の4

ビートルズの海賊盤・ブートレグはレコード時代で数百種、
CDも含めると何種類あるかわからないと言われています。

自分はコレクターではないので集めようとは思わなかったですが、
公式に出ている音は聴き込んでるから
「新しい音があればなぁ」という漠とした思いは当初からありました。

切っ掛けというと おそらくこれでしょう。見つけましたよ!
1986年のFMfan/ビートルズ来日20周年記念号

ヒストリーやデータ、逸話まで あらゆるビートルズのことが特集されていて
その凄さを再確認できるという読みものでした。

この雑誌の公式アルバム紹介文のあちこちに
未発表や別テイクの話が書かれていて、
「録音があると思われる」的なボカシでいろんな曲が紹介されています。

中でもアルバム『THE BEATLES』通称“ホワイトアルバム”のセッションでは
別バージョンや別テイクがかなりあったことがわかったので、
そこにめちゃくちゃ興味をかきたてられました。

後日『ANTHOLOGY』に収録されて良質な音で聴けるようになった
ジョージ・ハリスンがギター1本で歌う「While My Guitar Gently Weeps」
公式テイクの激しさとのギャップが聴けて面白いです。
それ以前からも海賊盤で漏れ聴かれてはいましたけど・・・


さて、そういう観点で見ていってのおすすめです。

同じ『THE BEATLES』に収録されている「Ob-La-Di,Ob-La-Da」
音楽の教科書に載ったり「みんなの歌」で歌われたり、
大人から子供まで知っているかなりポピュラーな曲
公式テイクはレゲエがまだ注目される前の“カリプソソング”ということで
世界中が斬新さに驚かされたことでも有名です。
しかしこの曲、アコースティックギターメインに
ホーンセクションとコンガを入れた別テイクがあって、
上の雑誌には次のように書いてありました。
「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダにはギターバージョンもあるとされている。」
当時はまだ一般には流出していなかった書き方です。

このバージョンは『ANTHOLOGY』に収録されたので
もうこれもレアなアウトテイクではなくなってしまいました。
自分はアナログ盤『Dig It !』とCD『ULTRA RARE TRAX』で知っていましたが、
『ANTHOLOGY』とは違う感じがするんです。
CD盤は音質を良くしてスピードを若干落としたと思えるのですが、
アナログ盤はさらに違うような気がするんです。
今聴けないので何とも言えないのですが、
もっとキーが低くて演奏ももっとくっきりしていたように記憶してるんです。

そのバージョンがないか探しましたが、Youtubeでは見つかりませんでした。
とりあえず『ULTRA RARE TRAX』と同じテイクのモノを見つけましたので
置いておきます。『ANTHOLOGY』とは少し違うことにご注目emoji

Ob-La-Di,Ob-La-Da / THE BEATLES (1968)

ホワイトアルバムのセッションでは録音したのに収録されなかった曲も多く、
いろんな意味でビートルズの解散への分岐点にもなっています。


次回その辺の話をして、このシリーズ〆ようと思います。
(おぃおぃ予告しちゃったよ・・・)

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ビートルズ/アウトテイクあれこれ 其の3

ビートルズの公式ファンクラブ(The Official Beatles FAN CLUB)では、
毎年クリスマスに 会員限定のクリスマスレコードを作っていました。
1963年から69年までの7枚です。

驚いたことにそのクリスマスレコードが去年2017年の12月
限定ボックスセット、7枚のカラー・シングルレコードとして発売されました。
いまもビートルズものは商売になるという証、スゴイですね。

ところで、ファンクラブ限定レコードって正規盤ではないし
海賊盤でもない感じですよね。
でも普通は手に入らない。
なのでアウトテイクものには違いない、ということでネタに書きます。


前回登場した『Dig It !』のレコードの裏ジャケット(部分)です。
1987年に発売されてるので、まだ『ANTHOLOGY』的な公式音源など無い時代。
そんな時代にこういうレコードを手にしたヨロコビと言ったら・・・
このB面3曲目にChristmas Time Is Here Againとありますが、
まさにこの曲がクリスマスレコードの中の1曲です。

1967年版に収録されている曲で 当時は確実にレアだったはずですが、
1995年に新曲「Free As A Bird」が発売されたとき、
カップリングとして収録されたため 普通に知られるところとなりました。

カップリングでは3分強、『Dig It!』では1分だけの収録ですが、
元は6分40秒あります。
ビートルズは公式なクリスマスソングが無かったので
はじめて聴いたときはたとえ1分でも、サンタの格好をしたビートルズが
陽気に歌い合っている風景が浮かびましたね。

Youtubeにあるかと探したら、いろんなバージョンがありました。
編集されてるとは思いますが、歌っている部分をフルに聴けるということで
こちらをチョイスしておきます。
ファンクラブレコードのジャケットたちが流れるので 歴史も感じられます。

Christmas Time Is Here Again / THE BEATLES(1967)


このシリーズ まだまだ続く・・・??

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ビートルズ/アウトテイクあれこれ 其の2

さてさて、ビートルズレアものの話 第2弾ですよ!

前回もちょっと触れた、アナログレコードのアウトテイク盤がこれ
『Dig It !』(Nems Records)

解散前のラストアルバム『Let It Be』のA面5曲目に収録されている
何とも短い曲「Dig It」がメインタイトルのレコードです。
ジャケットの左上に“18 unreleased tracks”とあるように
18曲の未発売曲やアウトテイク音源が入っています。

ビートルズを知る方ならご存知と思うのでサラッと・・・
「Dig It」という曲は収録時間が極端に短い(0分50秒)ですが、
あれはジャムセッションでラフに
長々と12分半にわたって演奏したテイクの一部を切り取ったもの。

聴くと他の部分も聴きたくなるのがファン心理でありまして、
それを8分23秒の長さで聴けるのがこの『Dig It !』なのです。

これは面白かったですねー。
リリース盤に使われてる部分にかかった時のじわじわと来る感動!
ああビートルズファンなんだろうなと思う瞬間です。
まあ何回か聴くと飽きますけどね・・・あきっぽいB型ですから。

それで音源だけでもないかと探したら、
あのロングセッションは2テイク録ってるようで、
使われてないほうのテイクはありました。
ただそちらは子供の声だか女性の声だかにほとんど邪魔されて
あまり聴けたものではありません。
さらにがんばったらニコニコ動画で出てきました。
それもセッションの雰囲気がわかる演奏シーン付きで!!
3分28秒ですが十分楽しめます。

Dig It / THE BEATLES(1969) ※見られない方ゴメンナサイ

どうやら後年『Let It Be』フィルムとかいろんな企画もので
この映像も見られるようになったみたいです。

公式『Let It Be』盤では「Dig It」の歌い終わりにジョンがおどけて、
「That was 'Can You Dig It?' by Georgie Wood,
 And now we'd like to do 'Hark The Angels Come'」
と言ってすぐに次の名曲「Let It Be」につながっていますが、
訳すと
「ジョージ・ウッドの「キャン・ユー・ディグ・イット?」でした。
 次は『ほら、天使がやってきた』という曲をやります」と言っており、
絶妙な「Let It Be」の内容紹介になっています。
ここだけ別テイクから持ってきておしりにくっつけたそうですが、
実にハマッてますね。

・・・やっぱりマニアックになってきた・・・emoji

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2018/03/11 ライブのお知らせ♪

3月11日(日)アルマナックハウス(京成本線・市川真間)
通常ブッキングライブ

19:00 OPEN / 24:00 CLOSE
19:30 START

出演:ちんすけ、ざ・ヤンデルず、T.M Russ、橋本牧
  (出演順は当日決め)

emoji1000円(テーブルチャージ300円+ライブチャージ700円)+オーダー
https://almanac-terurin23.jimdo.com/


ほぼ2ヶ月ごとのアルマナックハウス・ライブ。
順調に戻ってまいりました。
今回もまた あのざ・ヤンデルず”と対バンであります♪
幸か不幸か・・・いや、しあわせですemoji

ご夫婦デュオT.M Russさんとも久しぶり♪
楽しみなライブ、楽しいライブになること請け合いですので
どうぞお越しください。

そろそろ選曲しましょうかね。
このときが実は一番楽しいかもemoji
ま、音楽は何をやっていても楽しいんですけどねemoji

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