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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

ビートルズ/アウトテイクあれこれ 其の1

2月にひょんなことからFacebookの『ビートルズ友の会』に入りました。

さすが20世紀を代表する“音楽家”ビートルズ。
取り巻きもハイレベル。
メンバー諸氏はリアルタイムで聴いてこられた方ツウが多く、
投稿など見るに、自分にはついて行けない感じがしています。

そうはあっても知らない情報やネタがガンガン出てくるので、
おもしろいですemoji


ちんすけがビートルズを知った(意識した)のは
解散後の1973年あたりから。
多感な音楽好きな年齢だったため聴きまくり
公式曲は全曲わかるし、イントロクイズなどは得意でしたよ(当時)。
ただお金が無いので、レコードを借りてきてはカセットに録音し、
公式レコード自体は1枚も持っていませんでした。

ところが1枚だったか2枚だったか忘れましたが
ビートルズもののアナログレコードがありまして、
それがブートレグとか海賊盤とか言われるアウトテイクものです。

もはやレコードプレーヤーが無く
レコード自体押し入れの それもすぐには手が届かない状況下にあるので
何を持っていたかは記憶の彼方です。

さらに後年、1980年代後半から90年代にかけて
CDのレアものがたくさん出てきていたので、いくつか持っています。
『ULTRA RARE TRAX』シリーズ(Swingin'Pig Rec.)や
『UNSURPASSED MASTERS』シリーズ(Yellow Dog Rec.)です。
知らない人は知らないでしょうけど、
ちょっとしたマニアならみんな知ってる有名なアウトテイク盤です。

CD盤については 初めて聴いたときはぶっ飛びました
聴きなれた公式曲の違うバージョンや初めて聴く曲が
良好な音質で耳に飛び込んでくるんですから。
レコードが擦り切れるくらい聴いた」曲は脳裏に焼き付いてますから、
違う音が本人たちの演奏で聴けるだけで心臓バクバクでしたもん・・・

こういう感覚が いちおうマニアの端くれなんです。

さて時代は下って1995~96年にかけて
公式盤『ANTHOLOGY』シリーズが発売されたことで、
自分の持ってるレア音源のほとんどがレアでなくなってしまいました。
あ~~~あ・・・

もちろんちょっとしたバージョンやミックス違いはあるのですが、
なにせ公式盤の音質は やっぱりアウトテイク盤を凌駕しますから。

そんな中から
1965年2月の“2nd HELP!”セッションで録音された未発表曲をどうぞ。
自分の持ってるアウトテイク盤にも入っていて、
『ANTHOLOGY』で公式に陽の目を見た曲です。
途中で転調したりコーラスも聴けてなかなかお洒落ですよ。

That Means A Lot / THE BEATLES (1965)

このネタで何回か書けそうなので おつきあいくださいemoji

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アレンジのアイディアが降りてきた

ずぅーっと前からアレンジを考えていたオリジナル曲があるのですが、
これっ!ていうのが出来なくて悩んだり放ったらかしにしたりしてました。
それがつい昨日、降りてきたんですよ・・・

そう 曲作りでメロディが降りてきたとよく言いますが
それと同じ。アレンジが降りてきたんです!!


これでようやく見合った音源やアイディアを
探したりまとめたりという作業に入ることができます。
メロディはもうすでに出来上がってる曲なので 前面に出すのではなく、
イントロとか間奏とかに顔を出す数小節。
ハメてうまく繋がるかという作業がまだ必要ではあります。

新曲ではないのに、曲名も言わずに話すのは
うまくいかない可能性もまだあるからです。

もう少し具体的な曲調とかアプローチを言うと・・・
曲はちょとボサノバっぽいバラード系。
間奏でテンポを半分くらいに落として
4つ刻みのゆったりとライドシンバルとかブラシワークで
ジャズ風味に味付けしようと画策しています。

この曲が浮かんできました。

My Foolish Heart/Bill Evans Trio (1961)

ようやく音源完成への道が開けた感じです。
出来上がりはまだ遠いけど・・・

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やっぱりボクらはおしゃれ系?

ひとつ前のブログで、
レギュラーチューニングでオール開放弦のコードの話をしたところ、
さっそく新たに採譜した曲にふたつも出てきました!

5弦ルートのA7sus4(9)
「まず使わない」と言っていた3弦ルートのG6(9)がそれです。

曲を聴きながらコードを探していると
「あれ?オール開放じゃね?コレ」てな感じで
指板から指を離すとまさに音がハマったのです。
もっとも両コードとも最終的には別々の押さえ方になりましたけどね。

メロディの流れや展開で 同じ音でも違うボイシングにするので、
コード付けもその状況を明確にするためにコードネームが変わります。
この曲ではもう一つ別に、同じ押さえ方で違うコードネームも出現し、
まさにそういう音、複雑コードのデパートになっています。

なんの曲かは今は伏せておきますが、
近々“おしゃれ系POPSデュオ”ケーちんで演奏する予定です。
・・・まだ予定ですけどね。

この曲は1990年代に流行ったいわゆる「渋谷系」に属するバンドの曲で、
クリエイターのいとうせいこう氏いわく

・オシャレ
・力まない歌声
・メインストリームとの絶妙な距離感

渋谷系の共通点として挙げています。(Wikipedia「渋谷系」より)

ほらほら オシャレ出てきましたよ。
そういう部類の音楽をカバーするので
ケーちんはおしゃれ系なのだなと、我ながら納得してしまいました。

世に存在するいろいろな音楽を新旧を問わず取り入れることで、
斬新な音が生み出されたようなイメージですね、渋谷系は。

話が逸れましたが、つまりはそういうおしゃれな感覚が
テンション系や同音異種コードに表れているのではと思うのです。
自分がルーツとする「フォーク」にはそういうコードあまり見ないですもの。
ローコード、ハイコードくらいですから。

音楽は雑食するほど面白いんですemoji


emoji3月17日(土) 瑞江・HOTコロッケ
『カラフルパーティ 2018春』
19:30~20:00 ケーちん出演♪4組中3番目)

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弦を押さえないで弾いてしまおう

ギター弾いてる方は、チューニングしただけで弾くというと
オープン・チューニングを思い浮かべるでしょう。
オープンDとかオープンGとかですね。

はい、そっちの話は門外漢なので置いといて、
ちんすけらしく レギュラーチューニングしただけで
どこも押さえないで弾けるコードの話をします。

コードはご存知のようにルート(根音)があったうえで
複数の音が鳴ることが基本です。
どの音がルートかによって、同じ押さえ方でも違うコードネームになることは
当ブログでもときどき触れています。

まさにそれなんです。
ぜんぜんコードの使い方とか、工夫とかじゃないですよ。
行きますemoji


レギュラーチューニングは6弦から E-A-D-G-B-E です。
さあどんなコードが潜んでいるのでしょうか?

まず、6弦をルートとします。
この時のコードは Em7(11)です。
11thがなければEm7で、普通に使うコードですね。
5弦が11thにあたるので軽く触れてミュートすればよいですが、
もちろん5弦の2フレット一ヶ所を押さえればEm7になります。
だから弾き方や曲の雰囲気によっては
どこも押さえなくても問題なくEm7の代わりになると言えます。
5弦のいろんな場所を押さえると Em7系のテンションコードも生まれます。
5や7フレットだと、まんまEm7ですしね。

次は5弦ルートです。
これはA7sus4(9)になります。
5弦と6弦はルートをとることが多い弦なので、
Em7(11)と同じくときおり使われるコードです。
ちなみに5弦の一つ上、4弦の10フレットを押さえるとAm7(9)
11フレットを押さえるとA7(9)となって、
4弦開放の4thを消すことで、より使いやすいコードになります。

4弦ルートの場合は なんとコードネームは無いです。普通使いません。
上と同じように 4thである3弦の、10フレット押さえるとDm6(9)
11フレットだとD6(9)となり使えるコードになります。

もう一つ、まず使いませんが3弦をルートにするとG6(9)です。
2弦と1弦はあまり意味が無い(使わない)ので省略します。


emoji一見難しいようなコードでも
実は押さえるのが簡単だったり 弾き方によって省略できたりするので、
演奏するときに ここではどのポジションのコードがよいか
曲が引き立つかをちょびっとだけでも考えるようにすれば、
アンサンブルは一歩前進です。

emojiアコースティックギターは押さえる弦を少なくしたほうが
澄んだきらびやかな音が出るので
ハイポジションで押さえる弦と開放弦とを混ぜると
オクターブがきれいだったりユニゾンに深みが出たり 効果的です。

開放弦を活かし楽に押さえておしゃれな音を奏でましょうemoji

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ライブレポート♪ 2018/02/18

2月18日(土)HOTコロッケ(都営新宿線・瑞江)
『80年代ナイト』(とっき~@るあ企画)

16回続いてきた『70年代(?)フォーク(?)ナイト』を衣替え。
ターゲットを80年代に当て気分一新で臨みました。
もちろんいつものメンバーが集まっているので年一の同窓会みたいですけどね。

ライブの趣旨に「80年代のヒットナンバー」とありますが、
ちんすけはアマノジャックなので あんまりヒットソングは歌いたくない、
というか普段から売れてるメジャーな曲はカバーしませんから。
でもですね、あんまり80年代の音楽って聴いてなくて
知ってる曲が少ないし、かたよってるのですよ。

そんななか今回はこんな曲を歌ってみました。

emojiちんすけ
1.マスカレード(安全地帯)1984
2.Oh!クラウディア(サザンオールスターズ)1982

「マスカレード」というタイトルの曲は、どの年代にもいくつもありまして、
無難に安全地帯をチョイス。
リズムのとりかたさえしっかりすれば大丈夫。
まずまずの出来だったと思います。
「Oh!クラウディア」はシングルになっていない曲ですが、
お集りのみなさんにもファンが多く、口ずさんだりハモったりしてくれて
とても歌いやすかったです。
バラード仕様でゆったりできました。
2曲とも今後のレパートリーになるかもしれません。


みなが思い思いの80年代曲を披露する中、
ちんすけはふと来年のための候補2曲が浮かびました。
心の中では「こりゃおもしろい」と思ったのですが、
帰って確認してみると、どちらも80年代ではなく ガッカリ。
まあ探す楽しみは先延ばしが出来たということで・・・


emojiこの日の出演者
越後屋、わか、tomoko、SeaMoon、
しのP、ちんすけ、はやちゃん、しんすけ、
ROCKY、AERIAL、いなだ、おっぴん、
まなみマン店長、おじぃ、久下、とっき~

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