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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

メロディをジャジーにくるむ・その1

以前 自分の曲で一部コードを付け替える話をしました
→違うコードに変えてみました

このようなコード付け替えをリハーモナイズ(Re-Harmonize)と言います。
(勉強しました!)

今回はリハーモナイズのわざで
単純なメロディをおしゃれな雰囲気にしてみるというのがテーマです。

早速こちらを聴いてみてください。
『ちょうちょ』という誰もが知っている童謡ですが、
ちょいとコードを付け替えてみると・・・

ほらほら ジャズっぽくてイイ感じでしょう?
リズムもシャッフルにしたりすれば めちゃお洒落~になりそうですよね。

これはメロディ自体が9thや13thのテンションノートになるように
コードの付け替え、リハーモナイズをしているということです。

テンションノートを付けずにコード進行を書くと・・・

|Dm7 G7 CM7 |E♭7 Dm7 G7 |
|C6 Dm7 G7 |CM7 Dm7 G7 |

|C#dim7 Dm7 G7 CM7|E♭7 Dm7 G7 |
|C6 Dm7 E♭7 E7|Am7 Dm7 G7 CM7|

|Dm7 G7 A♭dim7 |E7 Am7 G7 |
|E7 Am7 Dm7 G7|Dm7 G7 CM7 |

|C#dim7 Dm7 G7 CM7|E♭7 Dm7 G7 |
|CM7 Dm7 E♭7 E7|Am7 Dm7 G7 ||CM7  ||

※「ジャズ理論」(エンパシーさま)参照
→こちら

コードだけ弾いてもなんだかよくわからないけれど
メロディを乗せるとくるまれてジャジーな響きになるんですね。
音のマジックですemoji

ピアノのように鍵盤楽器であれば
相応なボイシング(押さえ方)を探して弾けますが、
ギターはそうはいかないのでご注意を。
ベースを入れるとそれも解決しますけどね。


20代の頃、ジャズとかフュージョンを聴きまくって
こういう音を知って自分でも作りたいなという思いがありました。
いまライブやっていてもそれはあるので、
だから自分の曲には手の込んだ音が作り込まれてるんだと思います。
ギター1本では表現しきれないのに です・・・

日を置かず、続編をもう1回書きますので
よろしくお願いします。

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恵方巻の日にカレーを食す

きのうは節分、きょうは立春
確実に季節がまわってゆきます。


きのう“ちん散歩”していたら
回転すしの店にたいへんな行列が出来ているのに遭遇しました。
節分に食べる「恵方巻」を買い求める人の列でした。
スーパーなどより美味しいのか値段が安いのかはわかりませんが、
去年よりにぎわっている印象でしたね。

その足で入ったスーパーでも もちろん。
種類は豊富、手巻きの材料としてもいろいろ売っていて人だかり。
熱しやすいというか、ブームに弱い日本人の一面がよくわかって面白いです。

かく言う自分だって恵方巻は食べますよ。
こういう日は 土用の丑のうなぎやクリスマスのチキンのように
総菜売り場が占領されてしまい、ほかの食材がどこ行ったか探すのにひと苦労。
ならば面倒ということで、ブームに乗っかるわけです。

ただ今年はまだ買っていません。
まだと言うのは、本日残り物を安く仕入れようという魂胆だからです。


きのうはどうしたかと言うと こどものリクエストもあって
カレーをカミさんが作ってくれました。
カレーの食材くらいはどこでも探せましたしね。
うちではポーク(ランチョンミート)と豚バラ肉を入れます。
沖縄ではピーマンが入ってるのが定番とされていますが うちでは入れません。
爺じが作ってるから時々入れますけどね。
大量に送ってくれたジャガイモは使います(ありがたいことですemoji)。

さてカレーですが、めちゃカロリー高いんですよね。
ご飯も食べたら大変な高カロリー!
音仲間が歌うように アイ・ラブemoji ハイ・カロリーemojiでは
高脂血症と高血圧まっしぐらなので ひかえめに。
そう、ビール飲みですから そっちに重心を置いてますから・・・


そんなわけで、今宵の食卓に恵方巻(系)が並ぶかカレーの残りか?
ひと歩きしてから考えようemoji

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思いを届けられるはずもなく

プロ、アマ問わず、「思いを届けたい」と言って音楽する人が多い。
多いというか、ほとんどかもですね。
歌入りの曲をやる人は特にそう。

でも自分は そういう思いで曲を作ったり演奏したりしていません。
音楽で心地良くなってもらえればいいなぁ
・・・それだけなんです。

演奏も歌も一緒。
心地良さを感じてもらえる音楽をやりたい。そういうことです。

もちろん言葉で歌っているので
歌詞の内容は思いっきりこだわります。
意図無しでは書いていません。
でも それを、その内容を心深くまで届けたいというのはないんです。
音楽という空気を揺るがす行為に対して感じてもらいたい。
ああ、えらそうですね。

それならインストゥルメンタル、楽器演奏だけでいいじゃない
という考え方もありますが、それは出来ない。
演奏テクニックがあればそれもいいでしょうけど、自分には無い。
弾き語りかというと 言葉を届けないから“弾き歌い”がしっくりくる。
なんて面倒くさいミュージシャンなんでしょ ちんすけは。

だからよく えせ(似非)をつけたりしてるんです。
テレかくしみたいにね。

人前に出るライブ・ミュージシャンというのは、
すべてひっくるめてイメージでパフォーマンスを観られてしまう。
だから 本来的にはルックス=みてくれも重要なファクターのはず。
それも無いし・・・

じゃあ お前はなんなんだ?と 自問し続けるのが
自分のライブなんだろうなと思います。

作詞も作曲もアレンジも、演奏も歌も
これでいい!という境地など無いですから
「あくせく歩き続けるよ 細くあてのない道を」
まさにこれです。

2018年 もう2月
どこまで歩けるのでしょうか・・・

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緊張の音 おしゃれな音 その25

サスペンデッド4(sus4)は不思議なコード


コードの基本構成は
ルート(1st)、3rd、5th、7thの4つでコードトーン
それ以外の9th、11th、13thはテンションノート(テンション音)です。
このテンション音はそれぞれ2nd、4th、6thと同じではないのか?
という疑問に答えるのが 今回です。

ザックリ答えるならば、同じ音です。

1オクターブより上がテンション音であると
ふつう説明されてますし ここでも書きました。
それはコードトーン内に入れると半音同士でぶつかるなど
明らかに濁った不協和音を生み出すことが多々あるからです。
でもあえて半音でくすんだ感じを出すということもあるし、
メロディやコードの上昇進行・下降進行(クリシェと言います)のなかで
使うこともあります。

さて4thを使うsus4コードだけは考え方が少し違います。
6thはそのままC6などと表記するのに
なぜサスペンデッドとついてるのでしょう。

sus4は3rdに代わって4thが入り、構成音はルート、4th、5thになります。
サスペンドはこの場合、つるすとか繋ぎとめるとかのニュアンスがあって、
実際sus4が出てくるとほとんどが3rdに戻ります。
そういう使われ方をコード名にしたということのようです。
それとsus4は3rdが無いにもかかわらず、メジャーコードにしかつきません。

似ているコードとしてadd11がありますが、
add11には3rdの音が入っています。
add4としないのは「3rdの隣の音は出さないほうがいいよ」と、
音を暗黙にオクターブ離すよう指示してるとも言えるでしょう。
ルート、3rd、5th、11thとなってテンションコードです。

sus4コードは音の響きも不思議だし、成り立ちも不思議ですね。


またコードのちょっとした不思議や疑問
解き明かしていきたいと思います。

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ライブレポート♪ 2018/01/26

1月26日(金)T大学某研究室にて
M教授主催 プライベートライブ 15:00~17:30ごろ

出演:ちんすけ、M教授、学生たち

こちらがM教授(写りが変なのは光のせいです)

友人OくんがM教授を紹介してくれて始まったこのライブも
これで3回目。もうレギュラーっぽいです。
大学名やお名前をぼかす必要はないのですが(顔出ししてるし)
プライベートライブなので、とりあえず・・・

場所は研究室なので、まあ こんな感じ

洒落てるプレートは光のアート。
ライブというより“部活部屋”というほうがあってる感じです。
だから肩ひじ張らず、お試し感もあり。
今回は学生さんたちも何人も演奏してくれました。
音楽系サークル所属の学生はパフォーマンスもしっかりしてましたね。

リラックスしてセットリストです。

emojiちんすけ
1st Stage
1.ぶらん-にゅう 2014
2.キャパCITY 2015
3.見上げればバナナムーン 2015
4.気絶するほど悩ましい(Char)1977
5.マーマレード 2011
2nd Stage
6.二人乗り(村田和人)2009
7.ささやかな記憶の涙に 2014
8.恋(星野 源)2016
9.Across The Universe(THE BEATLES)1970

Session with Prof.M
10.Strawberry Fields Forever(THE BEATLES)1967
11.A Day In The Life(THE BEATLES)1967

Ending
12.つぶやいてみた空 2014

いつも通りの選曲。
ちんすけを聴くのが何度目かの人もいるので、
オリジナル多めもいつも通り。
で、次に備えて「Across~」。


ちょっとばかりM教授とビートルズ・セッションしました。
といってもぶっつけ本番だし、遊びみたいなもので・・・
M教授、いい声してるんですよ。ややしゃがれ気味の落ち着いたトーン。

箱根駅伝見てインスパイアされたという教授のオリジナル曲
学生たちと披露しました。
踊りだしたくなるようなオールディーズを意識したそうで、
確かに軽快でポップな曲です♪
歌詞、英語っすよ!! う~~む出来る!!
日本語では照れるからと言ってましたが、内容は深い!
譜面いただいたので検証してみよう

去年も出てたKさんもイケてるボーカルです。
本人「やさぐれ声」と言ってましたが、インパクトあります。

ライブの後は駅近くのお店に繰り出し懇親会という名の飲み会
こっちのほうが長かったことは言うまでもありませんemojiemoji

ともあれ1月の突貫ライブ月間、走り抜けましたemoji

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