メロディをジャジーにくるむ・その1
以前 自分の曲で一部コードを付け替える話をしました
→違うコードに変えてみました
このようなコード付け替えをリハーモナイズ(Re-Harmonize)と言います。
(勉強しました!)
今回はリハーモナイズのわざで
単純なメロディをおしゃれな雰囲気にしてみるというのがテーマです。
早速こちらを聴いてみてください。
『ちょうちょ』という誰もが知っている童謡ですが、
ちょいとコードを付け替えてみると・・・
ほらほら ジャズっぽくてイイ感じでしょう?
リズムもシャッフルにしたりすれば めちゃお洒落~になりそうですよね。
これはメロディ自体が9thや13thのテンションノートになるように
コードの付け替え、リハーモナイズをしているということです。
テンションノートを付けずにコード進行を書くと・・・
|Dm7 G7 CM7 |E♭7 Dm7 G7 |
|C6 Dm7 G7 |CM7 Dm7 G7 |
|C#dim7 Dm7 G7 CM7|E♭7 Dm7 G7 |
|C6 Dm7 E♭7 E7|Am7 Dm7 G7 CM7|
|Dm7 G7 A♭dim7 |E7 Am7 G7 |
|E7 Am7 Dm7 G7|Dm7 G7 CM7 |
|C#dim7 Dm7 G7 CM7|E♭7 Dm7 G7 |
|CM7 Dm7 E♭7 E7|Am7 Dm7 G7 ||CM7 ||
※「ジャズ理論」(エンパシーさま)参照
→こちら
コードだけ弾いてもなんだかよくわからないけれど
メロディを乗せるとくるまれてジャジーな響きになるんですね。
音のマジックです
ピアノのように鍵盤楽器であれば
相応なボイシング(押さえ方)を探して弾けますが、
ギターはそうはいかないのでご注意を。
ベースを入れるとそれも解決しますけどね。
20代の頃、ジャズとかフュージョンを聴きまくって
こういう音を知って自分でも作りたいなという思いがありました。
いまライブやっていてもそれはあるので、
だから自分の曲には手の込んだ音が作り込まれてるんだと思います。
ギター1本では表現しきれないのに です・・・
日を置かず、続編をもう1回書きますので
よろしくお願いします。