違うコードに変えてみました
ある曲をカバーするときに
別アレンジして違うコード進行にするということはよくあります。
セルフカバーでも変えることもあります。
このほどちんすけオリジナルでも そういったことをしてみました。
『つぶやいてみた空』という2014年に作ったバラード系の曲。
この曲はいわゆるAメロとBメロが交互に出てきて サビが無い曲ですが、
後半にタッチが変わったCメロ(またはブリッジ)のような12小節があります。
ここの中ほど2小節のコード進行を変えてみました。
聴ける方は聴いてみてください。
①今までのコード進行
|C#m C#m7 |F#m Dadd9 |
→押さえ方・音はこちら
②新しく考えたコード進行
|C#m C#m7-5 |Dadd9 D#m7-5 |
→押さえ方・音はこちら
①ではメロディに対して 適当でないコード付けをしているところがあって、
それは最後の Dadd9です。
しかしこのコードだと 聴いていてハッとする面白さはありました。
②は面倒くさそうなコードだらけですが、こちらは正しく付いています。
印象は、流れの中でフワッとなだれ落ちていくような
ねじれを感じるような不思議さがあると思います。
いつも弾いてたコードを
「もっと相応しいのがあるのでは?」と思ったのがきっかけでした。
どちらを取るかということなんですよ。
だから 正解は無いわけで・・・
ビートルズがアイドルとして成功した上、
通にも受け入れられたということの一つに、
メロデイにそれまでの理論にそぐわないコードや
ベースラインがたびたび出てくるというのがありまして、
そういう人々が驚くアイディアを数多く繰り出したということがあります。
その後 標準化された技(アレンジ)は数多いです。
普通にライブをやってる人は、
コードを変えて雰囲気を積極的に変えようとする場合もあるし
自然と変わっちゃうということもあるだろうと思います。
音楽は感覚・感情ですから 理論はわかっていればよいことで、
別にそれに当てはめて演奏したり歌ったりする必要はないんですよね。
『つぶやいてみた空』はこちらでどうぞ。
今までのコード進行①バージョンです(3'46"~)