緊張の音 おしゃれな音 その18
馬の骨でも難攻不落の赤い陽が落ちる♪
なにやら呪文のようなわけわからないサブタイトルですが、
今日は、元“キリンジ(KIRINJI)”の堀込泰行の曲について書きます。
難解な歌詞と複雑なポップサウンドで一時代を築いた(そうなのか?)
「キリンジ」は兄・堀込高樹との兄弟バンド(という設定)でした。
2013年に弟・泰行が脱退、つまりはコンビ解消したあと、
5人のメンバーが入り 今の「キリンジ」は6人組バンドです。
二人時代にそれぞれソロ活動もしていて、
堀込泰行のソロプロジェクトが「馬の骨」といいました。
まあ、どこの馬の骨かわからない・・・ということでしょうか。
なかでも『燃え殻』という曲は、じわじわと沁みるラブソングです。
歌詞はすぐにでも沁みますが、ギター1本の演奏が 実に難しい。
キリンジの曲全般に言えることであって 驚いてはいられませんが、
雰囲気を出せるように 挑戦してみました。
折よくミュージックビデオで、泰行ひとり船の上、
こちら向きで弾き語っていて とても参考になります。
コード譜サイトでコードはわかると思いきや、
弾くポジションがこの曲独特なので、MVを見ながら修正しなくてはいけません。
まず、MVを置いておきましょう。
こういうものはすぐ削除される危険性があるので、ご承知おきください。
スケールをハイからローまで ワイドに使って弾いてますね。
メロディの前半は飛ばして、いきなりサビに行きます。
|E/F# F#/E C7-5 |BM7 A#m7 G#m7| B/C# C#/B |A#m7 |
熟 れ す ぎ た 赤 い 陽 が落ちる
ほらほら、ことば1音ずつコード変わってますよ。
なんですか? E/F#→F#/E って。線対称みたいな・・・
音を出してみます。まず前半。
ポイントは、ベースラインを親指で弾くと同時に2,3,4弦を他の指で弾く。
右手はやさしいですが、左手はすぐに追いつけませんね。
曲のテンポは遅いので頑張ってやるしかないです。
後半です。
後半にも「線対称」B/C#→C#/B 出てきますね。
コードは上昇進行しているのにベース音は下降進行しているわけです。
単なる不協和音になりかねないところを 上手に使っています。
ちんすけは弾けるかというと、まあまあです。
大雑把にはできるけど、ライブでやれるかというと もうちょいですね。
『燃え殻』は随所に技を使ってるので、燃え尽きて疲れました。
全部説明すると4回くらいかかってしまうので このくらいで・・・
この曲 も1回くらいやりましょうかね・・・
あ、お呼びでない