緊張の音 おしゃれな音 その5
“青い玉手箱”の魔力
ちんすけがソロでライブをやるとき
ときどき使ってる“青い玉手箱”のお話をしましょう
これは「HARMONY SINGER」というエフェクターで
一人で歌うとき 1声2声のコーラスをつけてくれる優れものです
ギターの弾くコードを読み取って コーラスを作り出すという仕組みで
使い方は マイクをINに差しOUTから出してミキサーへ
ギターのIN→OUTはスルーになっているので
ギター・エフェクターを使うならば この後へつなぎます
スイッチを踏んでオンにすれば あ~ら不思議
自分の元の声とともに 最適なコーラス隊をつけてくれるというわけです
コーラスの付き方は 1声と2声あわせて8種類から選べます
リバーブも3種類備わっていて リバーブエフェクターとしても使えます
あらかじめキー(調)を選んでセットする必要がありません
どうやら ギターコードのルートと3度の音 それに7度の音を判定して
コーラスを作り出してるようです
だからメジャーでもマイナーでも メジャーセブンスのハモリにも対応します
ひとりでコーラス出来るなんて おしゃれですねー
ただしキカイの検知精度が高いため
メロディを外したり ビブラートかけすぎや過度のシャクリ上げは禁物です
ミスやズレの音をそのままコーラスに作り出しますから・・・
ギターで弾いてないシンコペーションで歌うのも ついてきてくれません
感覚的には 日本語よりも洋物のほうが ハモリ具合が良いように思います
複雑なテンション系のコーラスはどうでしょう?
ルートに対して 上3度・5度 下4度・6度にコーラスをつける
と説明書に表記されてるので テンションノートは無理かと・・・
所詮 ひとりが寂しいと感じる人
コーラスが苦手な人向けの オモチャですね
でも デモ動画見ると欲しくなりますよ