ごまけるモノはごまかす押さえ方②<握り>
怪しげなシリーズ2回目は「握り」。
え? ニギリ・・・ 寿司か?賭け事か?
・・・なわけないです。
セーハ(ceja)の別タイプ。
亜種か?
ギターのネックを握るようにして
親指で6弦を押さえ人差し指で1~5弦を押さえる あれです。
Fコードなどで使えますね。
とくにステージで立って弾く時
そんなに手首をくの字に曲げなくてもよいので
ギターの抱える位置を下のほうに持って来れて、
カッコ良くイナセな感じになります。
スラックスのようにウエストではくのではなく
ジーンズのように腰ではく感じでしょうか(うん、良い例えだ)。
前回 セーハするだけのコードのお話をしましたが、
「握り」だと別の手が2つ使えます。
1つ目は、
廻した親指で5弦をミュートすることです。
セーハした人差し指あるいは中指でミュートしてもよいです。
6弦ルートでコードを見てみると
1フレットセーハでは Fm7です。
以下1フレットごとに半音ずつ上がってゆき
3フレットで Gm7
5フレットで Am7
7フレットで Bm7
・・・・・
よく使われるコードが握りで弾けるし
シレっとハイコードも鳴らせるという一石二鳥モノです。
2つ目は
廻した親指で5、6弦を押さえ、4弦を開放します。
セーハした人差し指あるいは中指は1~3弦を押さえます。
この手は1フレットと2フレットにだけ通用する方法で、
5弦ルートとして1フレット押さえでコードは B♭7(9)。
2フレットだと Bm7(9)となります。
すべての弦がコードトーンとして鳴らせるので重宝します。
ネタバレしますが、
このうち2フレット押さえのBm7(9)は
ちんすけ制作中の新曲の出だし初っ端のコードがこれです!
バレたって何の問題も起きませんが・・・
これで新曲がまたもシャレオツ系を狙ってるのは明らかです。
どうでもいいことばかり書き出したので これでおしまい。
そうそう、ごまけるモノはごまかすなんてタイトルですが、
とても有効な手段ですので そこんとこヨロシク