ごまけるモノはごまかす押さえ方①<セーハ>
ギター演奏のお話
怪しげなシリーズが始まったようです
何やるんでしょうか・・・
バレーコードってわかりますよね。
そう、人差し指1本ですべての弦を押さえるコードのこと。
誰もが苦難を強いられたあの忌まわしい「F」コードで出くわします。
Wikipediaの「バレーコード」の説明にもご丁寧に
“Fコードを覚える事はギター初心者にとって最初の難関”
と明記されています。
セーハとも言いますし、自分はそのほうがしっくりくるんですが
セーハはスペイン語(ceja)みたいですね。
ということで「セーハ」で統一して書きます
ですがセーハのコツの話ではなくって
おいしく使っちゃおうというお話です。
FだのB♭だの押さえ難いコードは
セーハのほかに押さえる弦があるためにたいへんなんですよね。
だからそれを取っ払って活かしちゃおうということです。
イカした音になりますよ(←おやじギャグでジャブ)
そうこれが、ごまかし・その1なのです!
1フレットをセーハしたときのコードは
5弦ルートだと B♭7sus4(9)
6弦ルートだと Fm7(11) です。
フレットを一つずつずらしていくと
それぞれルートが半音ずつ上がっていくコードになります。
気づきましたね?
テンション音の(9)と(11)が無ければよく使うコードです。
すなわち曲調によっては代理コードとして使えるということです。
さらに適度なテンション音が入っておしゃれな感じも出せます。
とくに5弦ルートsus4(9)として使うときに効果大です。
なぜかと言うと、B♭7sus4とか C#7sus4とかって
正しく押さえようとするとめんどくさいですから、
セーハのほうが簡単&便利。
ちょうどワタクシ新曲づくりの最中でして、
4フレットセーハの C#7sus4(9)をここぞのキモで使っています。
というか、作ってる途中なのでキモにしようかということで・・・
他のいろんな曲でも使ってるし
よおしブログネタだ♪ということで書いてみました。
こういうごまかしネタはいろいろあるぞ、と
悦に入っているところです。
ちなみにゼロ・フレットセーハといえる
オール開放弦コードのお話は以前しました。
こちら→弦を押さえないで弾いてしまおう
とりあえずもう1回この近辺のネタ、書きたいと思います。