師事するってなんだろう?
このところ酒と飲んだくれた話しかしてないような気がするので
音楽的なことを書こうと思います。
音楽家、演奏者のプロフィールを見ると、
特にクラシック系やジャズ畑の人たちの場合
○○氏に師事する
というくだりが必ずと言っていいくらいにあります。
これって何? 教わった人の名前で箔づけですか?
“師事する”の意味を調べると
「師として尊敬し、教えを受けること」とあります。
なるほど、尊敬かぁ・・・リスペクトなんですね。
クラシックやジャズは演奏するとなると難解ですから
技術を習得する部分で“師”が必要というのはわかります。
これに対していわゆるポピュラー音楽は
ギターもピアノも“師”無しで独学でやってる人のほうが多いですね。
もちろんピアノを昔習っていたのであれば 慣れや進歩は早いでしょう。
かく言うワタクシも 4、5歳の頃ヤマハ音楽教室に通っていたことで
譜面が読めたり少しは鍵盤もいじれるというプラスはあります。
そうか、今ピンときましたが
師事するっていうのは 基本のきの字を終えて
意識して教えを受ける段階に入ったというか
音楽と本気モードでかかわるところへ身を置いたと言えるのではないか。
うん、きっとそうだ(←勝手に納得)
ポピュラー音楽では
誰かに教えを乞うことは少ないし
単に“影響を受けた”のはこのアーティストだってリスペクトすればよいし、
書かなくってもいいし・・・
まあプロフィールは宣伝だし箔をつけるくらいしたほうがよいのかな。
こんな賞をもらっていますとか
メディアで紹介されましたとか
この辺はクラシックもポピュラーもおんなじですね。
ただ ジャズの人は誰々が好きだとわりと言うけれど
クラシックの人は シューベルトが好きですとか
ヨハン・シュトラウスにぞっこんで・・・というのは見かけないですね。
あれは プライドなんでしょうか?
いいじゃないですか! 好きな音楽なんだから
さて あなたは誰をリスペクト??
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