手ぐすね引いて、手ぐせで弾く。
ギター弾くときのスタイルって、みんな違います。
クラシックやジャズ、ロックやフォークと、ジャンルでの違いは顕著です。
ほかにも 弦の押さえ方やピックの使い方、当て方 いろいろだし、
それはザックリと「手ぐせ」なのだと思います。
ちゃんと習いました、というピアノ弾きは多いですが、
ギターは独学が多いはずなので、
それも手ぐせや弾き方違いが多く存在する理由かもしれません。
こんな話があります。
ジョン・レノンは手ぐせで小指を使うので「D」音が必ず鳴ってるとか、
カシオペア・野呂一生の「Black Joke」のどアタマのフレーズは、
手ぐせから成り立ってるとか(知らないですねスミマセン)、
そういうことよく言われます。
たしかに、たとえば「G」コードのローポジションの押さえ方は
人によって違うし、曲によって変えるという場合もあります。
ギターのフレーズでは、
「スケール」に基づいて弾くと外さない というのがありますが、
かと言って スケールの基本だけでは全然面白いフレーズにならないし、
センスも感じられないということになります。
だいたい 準備万端で手ぐせフレーズ弾くなんざ
ギタリストの風上にも置けねぇ ・・・・というのは全くのウソ。
好きなアーティストのギターをコピーするのが
ギター小僧の初めの一歩でしょうから、
そのアーティストに似た手ぐせになるのはよくあること。
崇拝してますから・・・
と 拝んだところで、曲作り続きやらなきゃ。
そうだ、コード進行にもクセってありますよね。
まあ、クセは個性ですから。
「ロックンロールの父」チャック・ベリーが亡くなりました。
合掌・・・
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