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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

歌詞の役割を考えてみる

音楽にまつわるいろいろ書いてきました。
メロディやアレンジ、曲名については語りましたが
歌詞についてはあまり語ってない気がします。
そこで今回は
「歌詞」「詩」「コトバ」についてモヤモヤします。


自分で歌っているので歌詞を作りますが、
音で聴いたときの言い回しとか
漢字かひらがなか はたまたカタカナかということはすごく気にします
というか考えて選んでいます。


言い回しについては文字を見ればわかるけど
音で聴くとわかりづらいこと ありますよね。
歌詞を書き取ろうとしてもとれないアレです。
だから音楽の場合伝わる言い回しが必要ということです。
メロディの制約の中で言い換えたりなおしたりします。

作者によってはわざとダブルミーニングにして強調したり
あやふやにするということもあるでしょう。
韻を踏むのもその部類です。


漢字かひらがなかカタカナかというのはどういうことでしょうか?
それは、聴き手が浮かんだ言葉がどんな文字であらわされるかを
作り手が考えることです。

え? そんなことまで考えるの?

はい、考えてます

たとえば「あなた」という単語、
書き方は「貴女」「貴方」「アナタ」・・・いろいろあるでしょ?
曲のイメージ付けや 性別、年齢をあらわす側面もあります。

それから「時(とき)」という単語
「時間」「時空」と書いて「とき」と読ませる表現拡大型。
あと当て字をつかったり英語にしたり たくさんあります。

自分はカタカナをよく使います。
「キミ(君)」「チカラ(力)」「アタマ(頭)」「モノ(物)」
など・・・
あと難しい言葉はわりとひらがなにします。
難読文字使っても自分が入っていけないからです。

聴き手も歌を聴く時、
無意識に字面を頭に浮かべて聴いてるでしょうから。

こう書いてますが、自分でも反対に難読漢字をつかったり
ひらがなばかりで通したり いろいろです。
ただし一曲の中での統一感、フィーリングを考えてやっています。


冷静に考えてみるに、
自分の曲をコード譜面にしてライブで見ながら歌ってみると
書いてある字面によって
イメージをつかめるからのような気がします。
日本語の良いところですね。
漢字に字義があったりひらがなとカタカナの役割分担とか。

歌詞カード見ながらレコードを聴いた記憶も
関係あるでしょうね。
自分の歌詞作りの基になってますから・・・
(ポエム)じゃなくて(コトバ)だとね。


なんかまとまりなくなりました。
やっぱりモヤモヤしたまんまですねemoji

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