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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

過ぎし日の想い出は・・・はかなく崩れたり!

夏の日差しの下やホットな海辺などでは
ロックとかラテン系の曲が似合うというか、聴きたくなります♪
でも涼しいところに入ればグラスを片手にオトナな曲を・・・
てことで シンプルでさわやかな曲を思い出しました。


メアリー・マクレガーの「過ぎし日の想い出」です。
1976年の秋にリリースされたこの曲はデビュー曲にもかかわらず、
全米No.1になりました。

フォーク・カントリー風なこの曲
ギターフレーズから入ってベースが絡んできます。
メロディはシンプルで普通に循環コードで進んでゆき
サビにかけて静かに弦楽奏が包み、コーラスが心地よい♪

FMで聴いたわたくしは たちどころに虜になり
レコード店に買いに走りました。
いいでしょ、ドーナツ盤。懐かしいですね

曲の感じとかメアリー・マクレガーの歌声などは
少し前にヒットしたオリビア・ニュートンジョンの「そよ風の誘惑」のようでもありますが、
こちらのほうが全体的に奇をてらわずオーソドックスなので
聴き続けるとちょっともの足りないかな という気はします。
あまりにもきれいな旋律だからでしょうね。


後日知ったのですが
大ヒットしたにもかかわらず、
メアリー・マクレガー本人は この曲が好きではなかったようです。
そのわけは歌詞を見るとわかります。

二人の男性の間で揺れ動く女心 と言えば聞こえはよいですが、

不倫をしている人妻が
その関係を認めてくれるよう夫にじくじくお願いするemoji

という なんとも曲のイメージに似つかわしくない内容なんです。
それで「ヒットしてほしくなかった」とメアリーは言ったんでしょう。
まっすぐな方なんですね きっと。
和タイトルにもはぐらかされます。甘い恋を彷彿させますから・・・
英語がわからないほうがよかったemoji

ともあれ大ヒットし、彼女はポスト“オリビア”と目されましたが
そこそこの売れゆきにとどまりました。

でもとてもいい感じのブラウンヘアーが美しい方ですし、
なによりステキなクリスタルボイスの持ち主。
いまでもときどき聴きたくなります♪
彼女の動画にクリアな音源をつけたものを見つけましたので置いておきます。


過ぎし日の想い出 Torn Between Two Lovers
メアリー・マクレガー Mary MacGregor

念のため、この曲彼女の作品ではありません。
ピーター、ポール&マリーのピーターの手によるものです。
また1981年には映画「さよなら銀河鉄道999」の主題歌を歌ってますが
こちらは彼女の作詞作曲で、とても良い曲です。


いい曲発掘シリーズ?でした

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