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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

なぜ細かくコード付けするのか

カバー曲でもオリジナルでも コード譜を作るとき、
かなり細かなコード付けをします。
理由はカバー曲では、その曲のアレンジを的確に表現するため。
オリジナルでは、作った時のイメージを残しておくため。
ひとことで言えばそういうことです。

ちんすけが実際に使っているコード譜でお話ししましょう。
ネタバラシではありますが、手書きの書き込みなども意味有りなので
画像でご覧ください。


カバー曲代表は 星野源の『恋』

ちんすけはこの曲、テンポを落としたボサノバで弾いてるので、
それ用のコード譜です。
演奏のニュアンスがわかるように細かくコードをふってますね。
詳細は以前書いてるので省略します。
→こちら

要はコードどおりに全て押さえてなくて、必要なところだけ押さえてます。
こうやって書いておけば後に忘れかけても思い出せるというわけ。


さて自分の曲も一つ紹介します。
『横になったままの砂時計、
 寄りかかったままのヤジロベエ。』

うひゃぁ長いタイトルだこと!

使用中のコード譜はこちら

こちらも弾くのに必要な音を出せるように
細かくコードをふっています。
ふりすぎて初めのうちはちゃんと弾けなかったですが、今は大丈夫。
この曲のイメージを出すのに
随所に9thやaugコードを使ってるのがわかると思います。

ただしライブはそれこそ生ものですから、
必ずこの通りに弾きましょう ということではありません。
あれこれアレンジをいじっても
また作った時の原点に戻れるという 指標のようなものとお考え下さい。

基本的にこれはソロ用ですので、デュオやバンドだったら
ギターはもっと簡略化したコードで演奏すると思います。

きちんと音源作ってますので聴いてみてください。
ははぁ~んとなれば、あなたも“ちんすけ通”emoji


ちなみに今回紹介した2曲、
「コード譜欲しいなぁ」と言っていただければ
wordファイルもしくはコピーで差し上げますよemoji

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覚えていますかスネークマンショー

スネークマンショーは、
桑原茂一、伊武雅刀、小林克也の3人によるクリエーター?ユニット。
活動自体は1970年代半ばからですが、目立ったのは1981年。
発表したアルバムが人気を博しました。

コミカル、風刺、パロディ、エロ、いろんな要素が詰まった
音楽ではないラジオコント、DJコントのような“ギャグアルバム”でした。
あるナンバーはラップのもじりのようであり、
さらっと放送禁止コトバを組み込んだり、ストライクに表現したり、
ダブルミーニングは当たり前!
闘争・戦争ネタも多かったなぁ・・・ ハチャメチャでおもしろかった。

まあ、婦女子のみなさまには好まれない中身ではありました。

曲名(ネタ名?)を聞いただけで今でもフフッと笑ってしまいます。
・これなんですか?
・急いで口で吸え
・ホテルニュー越谷 等々…

選挙カーの連呼を チリ紙交換車が乗っ取ってしまったり、
「シンナーに気をつけて壁塗りな」と指導しつつラリッてしまったり、
ポール・マッカートニーの件をパロッたり・・・
ブラックですね。
でもイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)とのコラボもしてるんですよ。

だいたい友達とのドライブには、
松田聖子とあみんとスネークマンショーが欠かせなかったですemoji


現代じゃこういうのメディアに出せないと思うけど、
ラジオの深夜放送少年であり、コアなFMリスナーだったちんすけとしては
懐かしい。
今回いろいろ聴きなおして発見したのですが、
井上陽水がクルマのCMで叫んでた「お元気ですか」は
スネークマンショーが元祖なのでは・・・とか思ってしまいました。
いえ、錯覚でしょうね。

ということで、珍しい音源を見つけたのでリンクしておきます。
販促版のようです。(削除されちゃうかな?)

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台風にかきまわされた10月でした

こう毎週台風がやってくるとは思わなかったですね。
この時期だと週末は運動会や秋祭りがあって
にぎやかなはずがねえ・・・

夏の台風やゲリラ豪雨を避けて 秋に日程を変えた調布の花火大会も、
皮肉なことに台風で中止になったようですし。
まわりの音友たちは、気候がほどよい秋の週末にライブ・イベントを
と精力的にスケジュール組んでたのにこの天気。

台風といえば、ちんすけがまだライブを始めて間もないころ、
ビートルズ好きを集めた企画ライブに 10月の台風が直撃。
遠くからの出演者が、もうこちらに向かってるというので
暴風雨の中強行して、ライブ終ったら晴れていたという・・・
そんなこともありました。

emojiな、なつかしい~

我が家はたまたま、先週今週と日・月の昼間が休みの人間ばかりだったので、
セーフではありましたが、洗濯物はたまる一方。
自然と闘ってはダメですから、やり過ごしましょう。

そんな10月もあと少し。
今年も速く過ぎていきそうです。

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嗚呼!ガットギターの季節が過ぎゆく

毎年秋口になると、鉄弦のフォークギターにかわって
ナイロン弦のガットギターを弾きたくなるもの・・・
と言ってるのだけど、今年はなぜかそうならない。

ボッサを弾いてても「ふつうのアコギでいいじゃん」
サスティンを効かせたエレアコの音のほうが マッチする感じ。
自身が好んで弾いてる曲のイメージが
今はアコギ=エレアコなんだろうなと思う雨の午後。

もうひとつ思ったのが、持ってるガットギターの
弦をちゃんと張ってないからではないか!

現実をかえりみれば 新しいエレガットの4弦は切れてるし、
古いガットギターの弦も切れたまんまなのです。
「ああ、ガットギターすぐに弾けないから」みたいな
潜在的に遠ざけてる感覚が支配してるのかもしれません。

何ごとも面倒くさがってはダメだと思ってみるけど、
食指が動かないなら仕方ない。
気分のおもむくまま、なすがままにすればいいのだとも思う。
こと音楽については
沖縄のことば「てーげー」に支配されていればいいんです。
そこそこ、なあなあにね。

ともあれ 弦を張ってないギターを載せておきましょう。
現実を直視するのだ!

てーげーもほどほどにという反省も込めてemoji

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楽曲のパクリとかオマージュとか

お! なんか盛り上がりそうなテーマですね。
「盗作」などと言うと犯罪の匂いがします。
でもここは「やわらかアタマ」(←ここパクリっぽいw)で
書きなぐってみます。


楽曲は4小節までならパクリにはならない とか聞いたことありますが、
1、2小節でも似てるものは似てるし、実際どうなんでしょう?
長かろうが短かろうが メロディだけじゃなくテンポや曲調が似ていて、
さらに楽曲のキーや使っている楽器が同じだと
「似てる」と嫌疑をかけられそうです。

一方、オマージュとかモチーフといえば
「拝借」した「真似」したのと変わらないように思えますが
問題にならないですよね。
リスペクトして考えたとか インスパイアされて作ったとかも言います。

この違いはリスペクト=尊敬の気持ちがポイントなんでしょうか。

真似が下手だとパクリで、上手だとオマージュさ と
意地悪く言ってみたくもなりますが、まあそんなところでしょう。

楽曲のパクリが目立つのは アレンジの仕業でもあります。
「だから、コード進行が同じじゃだめだよね」
というのはどうでしょうか?
コード進行にその嫌疑をかけてしまうと、
ロックンロールやブルースのほとんどがパクリになってしまいます。
さすがに違うでしょう。


話は逸れますが、
曲のタイトルや歌詞の部分的な言い回しの一致は
パクリとは言えないと思います。
タイトルについて自分では、
検索して ほかの著名な曲にあるようならやめますけどね。
有名曲でイメージ付けられて こちらの印象が薄くなるでしょうから。

パソコンなど打ち込みで作るDTM(デスクトップミュージック)のソフトには、
コードを並べただけでメロディを作ってくれたり
そもそも適当な和音とテンポだけでも作曲してくれるモードがあったりします。
少しでも音楽の知識があれば、さらに奇抜で斬新なメロディが作れます。
アレンジも自動作成してくれます。
でも機械にまかせて、素晴らしいメロディメーカーと言えるでしょうか。
パクリとは別のモヤモヤがあります。


オリジナリティは大切なことですが、
これだけ世の中に膨大な曲が氾濫してるのですから
似てない曲を作るほうが難しいともいえるでしょう。

だからこそ 自分のフィーリングで生まれた楽曲でいいのだと思います。
モノ作りは真似から入るものですしね。

なんかパクリのすすめみたいになってしまいました。

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