間違える&忘れるのメカニズム
ライブやる時 譜面を見るか見ないかの話をよくします。
ワタクシは見ないと出来ませんが
見ていても間違えることはしょっちゅうです。
ダメダメなわけですが どうしてそうなってしまうのでしょうか?
自分的に間違えたり忘れたりのメカニズムを考えてみました。
まず 譜面を置いてあると、安心するというのと
お客さんと目線を合わせなくて済むというのがあります
だいたいワタシらがやるようなライブ会場は、
お客さま丸見えです
一段高いステージがあってそこだけ照明が当たってて
客席は暗くて見えない という“普通の”環境ではありません。
だから照れ隠しも兼ねて譜面を置いてあるというのも
あながち嘘ではありません。
ということを前提に その譜面ですが・・・
ギターコードと歌詞が書いてある「コード譜」を使ってますが、
コードはおおかた見ません。
ほぼ指の動きで覚えてるので
テンションなど細かいポイントの確認で見るくらいです。
なので ふつう見るのは歌詞です。
これはカバーだろうがオリジナルだろうが覚えられません。
おそらく、弾き方をおぼえてるとは言っても
そっちに気持ちが行ってるので 歌詞までまわらないんだと思います。
だから 弾き方が怪しくて「コード見なきゃ」と意識することで
歌詞を間違える あるいは忘れるのではないかと・・・
で、さらに 一回トチるとあせって間違いの連鎖です。
歌詞なんて 特にオリジナルならみんな知らないんだから
適当に歌ってしらばっくれていればよいのに 引きずっちゃうんです。
そんな葛藤を15年以上やってます。
3コードに時々セブンス みたいな簡単なコード進行なら
歌詞に集中できるんでしょうけど
自分がやりたい歌はそうではないのでね。
一曲一曲弾き方もメロディもバリエーション持たせたいですから。
これからも忘れたり間違えたりしながらのライブを続けていくのでしょう
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