カセットテープはブームなのか?
カセットテープが人気である と小耳にはさみました。
おお“アナログの君”復活ですか!
いきなり話が逸れますが、
「カセットテープは世界的なトレンドだ」という記事を見るにつけ、
ブームとトレンドって どう違うの? 的なギモンが湧いてしまいました。
調べたら、どうやら「ブーム」は一時的な短期間の盛り上がり、流行で、
「トレンド」は一定期間の世の中の流れ、時代の空気・・・というあたりらしく
世界が絡めばトレンドかなあ・・・などとモヤッと考えました。
話、もとへ・・・・・
演歌好き世代のおじちゃんたちが聴いてるイメージから脱却して、
カセットテープが 若い人たちにもウケているらしいです。
デジタル台頭の時代に、
音楽を手間をかけて聴くことが再評価されたのなら、おもしろいですね。
これで アナログとデジタルがうまい具合に共存しあっていくのなら
それはとてもよいことではないでしょうか。
「カセットテープ音楽世代」としては レコード復権と同じで、
聴きかた、取り入れ方の選択肢が多いに越したことはありません。
いろんな記事の中で ちょいとちんすけの目にとまったのが
「データにお金を払ってる音楽」という表現でした。
おもしろいですね・・・
たしかにCDやダウンロードした音楽をパソコンに取り込んでしまえば、
手に触れるモノではなく「データ」に過ぎない。
アーティストたちがこだわって作ったラベルやジャケットまでもが
音楽だった過去はなくなりつつあったわけで、
そのあたりが見直されたのであれば さらに良いことだと思うのです。
ちんすけがそうなのですが、
物理的にたまりに溜まって整理もつかないカセットテープの山を
ちゃんとしたカセットデッキも復活して 聴きなおせるなら、そうしたい。
さらに未整理のカセットテープを化粧直しして、
もう一度コレクションを作るという、老後の愉しみも引き出してくれる。
なんとすばらしいことではありませんか!
そんなこと思ってしまう、春3月の午後でした・・・
※画像は ちんすけコレクションの一部(画像処理してます)