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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

ジモティ一色の佐藤龍一ライブin習志野

3月25日(土)Waltz<ワルツ>(京成電鉄・京成大久保)
『佐藤龍一・アルバム「LEGACY OF LOVE」発売記念ライブ
 出演:生田敬太郎、佐藤龍一


良いライブを観に行った時にも書くんですよ、ライブレポート。

というわけで、千葉に行ってきました。
それも ちんすけが、
9歳から17歳までの 多感な青い頃を過ごした土地でのライブです。


佐藤龍一さん・・・龍さんの経歴を書きますと、
1952年船橋市生まれ。1972年エレックよりデビュー。
竜とかおる/龍名義でアルバム2枚シングル4枚のち失踪。
世界放浪30ヶ国、ゲーム音楽制作、専門学校講師を経て音楽活動復帰。
32年ぶりのアルバム「LOST&FOUND」(2008)をひっさげ
首都圏を中心に年間100本前後のライブを行い、現在に至る。
(本人のプロフィール・Wikipedia等参考)

で、2017年の3月「LEGACY OF LOVE」を発表するにあたり
発売記念ライブを10か所で行うことになっていて、
この日は第2弾! レアな音が聴けました。

そうそう、龍さんはちんすけの小学校と高校の大先輩
高校では「フォークソング部」の創設者であり、
まだ売れる前の吉田拓郎さんを 広島から千葉に呼んだ伝説の人でもあります。
だから 龍さんにとって習志野市大久保かいわい、船橋市三山地域は、
ちんすけと同じく、青い時代の思い出が詰まった場所なんです。


前説が長くなりました。

この日は、同じくシンガーの生田敬太郎さんゲストに迎え、
ブルースでいっぱいのライブとなりました。
敬太郎さんは龍さんのエレックレコードの先輩。
実は「およげ!たいやきくん」のオリジナル歌手でありまして、
レーベル契約などの事情で、子門真人さんがレコードを出したんだそうです。


「およげ!たいやきくん」を歌う敬太郎さんとサポートする龍さん。

ワタクシちんすけは、一番の真ん前“特等席”で恐縮でありました。
敬太郎さんの歌いまわしは、ほろ酔いで聴くのがサイコー!
枯れたギターとしゃがれ声が沁みます♪
握手したときの あったかい手と言ったら・・・・・(感激)


さてさて本題・・・佐藤龍一さんのライブ

龍さんはいつも小ぶりなマーチンのギター抱えて歌います。
しかしこの日はいきなり立ち上がりマイクを持ち、
オケでアルバム1曲目の「なけなしのジョニーのくせに」を歌い出しました。
こういうぶっ飛びな演出からスタートしたライブ。
うーーん何を繰り出すかわからないぞー と盛り上がりました。

アルバムを出す前からYouTubeで新曲のライブ演奏をアップしているので、
だいぶ予習できるんですよ。
そのなかで「愛の歌は終わらない」を楽しみにしていました。
サビはお客さんたちと合唱になるんですね。
ちんすけも歌いました。こういうことは自分では珍しい・・・

ハートランド(ビール)を飲みながら
心地良いライブが観られるのは、ほんと嬉しいものです。
振り返ればすぐ後ろに敬太郎さん座ってるし・・・贅沢です。

龍さんのライブを観るのは3回目ですが、
なんか以前よりさらにギターの手数が増えてるような気がしました。
リズムもブルースだけどスカっぽい弾き方で迫ったり、
サスティンで余韻を醸し出したり・・・

お客さんもいっぱいで、昔の冗談めいたキャッチコピー
「向かうところ客無し」を思い出し、遠い目になりました。
そのお客さんですが、龍さんの地元ですから、
中学の同級生「3年1組」の人たちがずらり貸し切り状態!
だいぶ早めに行ったのに面喰いましたが、
話をするうちに、こちらも元ジモティなだけに盛り上がり、
女子のほうばかり見て歌う龍さんを見て、
男子たちと「あっちばかり見てる」と笑いあったりしました。
60代半ば、ますます加齢臭バリバリな夜でした(?)
・・・いやタバコと酒の匂いの ひと昔前の場末の酒場な感じでした。

こういうのも好きなんです。はい、のんべぇですから。

お店の「ワルツ」は和風居酒屋&バー。
マスターに聞くと、この地で19年やってるそうで、
ライブは不定期に開催しているようです。
ちんすけもさそわれまして、こんど音源渡さなければ・・・


で、最終の通勤特急に乗って帰ってきました。
なぜ?土曜の夜中に上りの通勤特急?? 京成電鉄あなどれません!


アルバムのお話などは また別の機会に・・・

佐藤龍一 Official Web Site はこちら
http://seesaawiki.jp/w/miotron/d/FrontPage

Facebook : 佐藤龍一 Miotron Record はこちら
https://www.facebook.com/miotron/

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ささやかな記憶の涙に



ささやかな記憶の涙に

 
作詞・作曲/Tiny☆K

2014/10/09  #120


寂しさ抱きしめる夜は 記憶が無限にさかのぼる
思い出のエントランス それは不確かなラビリンス
無我夢中でいられたあのころ

ほとぼりから醒めた朝に 乾いた鐘が鳴りひびく
独りよがりのダンス それは明らかなミステイク

先へ先へと急ぎすぎる あなたに追いつけなくて
かと言って とどまることも出来ない
自分がもどかしくて

uh le uh ささやかな 記憶の涙に流して
いつもどおり カナリヤは歌う

ずっとずっとこのままならば
あなたに置いてけぼりで 待ちぼうけ
手つかずのアルバムと さらに苦いコーヒー

uh le uh ささやかな 記憶の涙に託して
今夜もまた カナリヤは歌う
いつもどおり歌う

 

4ビートの なんちゃってブルース♪
アコギ、エレアコじゃなくて、
セミアコとかフルアコとか「ホロウギター」の音が欲しくなる
やるせない系な曲です。

でもこれは初めから目指したのではなく、
作っているうちにそんな感覚が芽生えた、という感じでしょうか。

そもそもこの曲、めずらしく先にフルで詞を書きまして、
・・・アイディアはそのひと月前くらいからあったのですが、
作詞した次の日には曲がついて 完成しました!
さらに、勢いで打ち込みもささっとやってしまい、歌も入れて出来上がり。
プロトタイプと思って作ったものが、この完成版になっているのです。
ギターの音もあまいし、いいのかな・・・と思う部分もあります。
でもこれはこれで この時にしか作れない
インスピレーションみたいな感覚もあるので、良しとしています。

E→C#7(9)→F#m→B7-9
循環コードを基調に 心地良いノリを出していて
やっぱり曲は リズムとコード進行ですなぁ と
納得してしまう今日このごろです。
サビでは特にベースラインが気に入ってるので、そこも聴きどころ。

リズム隊は、いつもどおり打ち込み。
スウィング感あふれる4ビート、などというものは
実は打ち込みでは無理なんですよ。はい、わかってます。
打ち込みだと、数字では表せないゆらぎが表現できないですからね。

そこんとこを おわかりいただいたうえで、聴いていただければ、
アレンジも楽しめるし、「こーんな感じ」というのはわかりますので。
あとは生で、ライブで聴いてほしいです。

時には気持ちが通じることもあって、
『ささやかな記憶の涙に』や『見上げればバナナムーン』を歌った後に
「テンションをうまく使ってる、ちゃんと感じられる」などと、
特にJAZZ系の方から お言葉をいただくことも増えてきました。
そっち方面の人は 聴いてるポイントが違います

これだからライブはやめられません!

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手ぐすね引いて、手ぐせで弾く。

ギター弾くときのスタイルって、みんな違います。
クラシックやジャズ、ロックやフォークと、ジャンルでの違いは顕著です。
ほかにも 弦の押さえ方やピックの使い方、当て方 いろいろだし、
それはザックリと「手ぐせ」なのだと思います。

ちゃんと習いました、というピアノ弾きは多いですが、
ギターは独学が多いはずなので、
それも手ぐせや弾き方違いが多く存在する理由かもしれません。


こんな話があります。
ジョン・レノンは手ぐせで小指を使うので「D」音が必ず鳴ってるとか、
カシオペア・野呂一生の「Black Joke」のどアタマのフレーズは、
手ぐせから成り立ってるとか(知らないですねスミマセン)、
そういうことよく言われます。

たしかに、たとえば「G」コードのローポジションの押さえ方は
人によって違うし、曲によって変えるという場合もあります。
ギターのフレーズでは、
「スケール」に基づいて弾くと外さない というのがありますが、
かと言って スケールの基本だけでは全然面白いフレーズにならないし、
センスも感じられないということになります。

だいたい 準備万端で手ぐせフレーズ弾くなんざ
ギタリストの風上にも置けねぇ ・・・・というのは全くのウソ。
好きなアーティストのギターをコピーするのが
ギター小僧の初めの一歩でしょうから、
そのアーティストに似た手ぐせになるのはよくあること。

崇拝してますから・・・

と 拝んだところで、曲作り続きやらなきゃ。
そうだ、コード進行にもクセってありますよね。
まあ、クセは個性ですから。


「ロックンロールの父」チャック・ベリーが亡くなりました。

合掌・・・

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「ついうっかり」と記憶力がヤバい話

もの忘れエレジー♪


この年になるといろいろ忘れます。
うっかりから、こりゃ認知症じゃないの? なことまで、
多かれ少なかれみなさんもおありでしょう。(と、同意を得てみる)

ライブでの忘れ物の話をします。

ちんすけのライブは、地元の「HOTコロッケ」でやることが多いのですが、
ここでの忘れ物が非常ーーーに多いです。
今日ここで、もの忘れの話をしようと思ったのは、
つい最近のライブでも 忘れ物をしてきたからです。
その時忘れたものは、マイクケーブル(オス・メス3m)。
ひとりハモリ用のエフェクターにつなぐのに必要な1本です。
気づいたのが2日経ってからだったので、昨日取りに行きました。

そんなことよくあるよ、とも言えるでしょうけど、
これまでにHOTコロッケでした忘れ物を列挙してみると、たいへんですよ。

ピックを落とした、ストラップを忘れた は序の口。
バッグを忘れた →家に着いてから気づき、あわてて取りに帰った
ギターを忘れた →観に行っただけと勘違い、翌日取りに行った
果ては、支払いを忘れて帰ったこともあります。
・・・ヤバイ無銭飲食じゃないか!?
これも家に帰ってから気づき、
夜遅いのでゴメンナサイの電話をして、翌日払いに行きました。

ほかにもこまごま何回かありますが、
酔って忘れるんだか、健忘症なんだか、なさけないです。
店が近いからという油断があるかもしれませんね。

いつもすみません、お騒がせしてます。


忘れるのはモノだけではありません。

ちんすけは 何度かブログでぼやいてるように、歌詞をおぼえられません。
だから譜面台は欠かせないうえに、老眼がともなう今では、
譜面があっても見えづらい状況も多々あります。
コードはだいぶ覚えられるようになりましたが(この言い方も変ですね)、
歌詞だけはどうも出てきません。

忘れるというより、覚えられないという記憶力の問題ですかね これは。

テンションがどうのとか、コードや指使いで面倒なことやって
演奏に気を取られるというのはありますけど・・・
ライブやってる者としては情けないことです。


「忘れ」ではなく、反省するべき話になってしまいました。

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ライブレポート♪ 2017/03/16

3月16日(木)HOTコロッケ(都営新宿線・瑞江)
「Myらいぶ」mini(定例オープンマイク)

 

emojiちんすけ
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1.ささやかな記憶の涙に 2014
2.二人乗り(村田和人)2009
3.ぶらん-にゅう 2014

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4、ウイスキーが、お好きでしょ(杉 真理)2009
5.恋(星野 源)2016
6.つぶやいてみた空 2014

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7.見上げればバナナムーン 2015
8.キャパCITY 2015
9.ビートルズを聴いてはいけません(村田和人)2009


毎月第3木曜日は定例オープンマイクの日
一人3曲歌って次の人へと回す、ぐるぐるライブ形式で開催されます。
途中でセッションやったり、お休みしたりもできます。

この日はおおむね3巡しました。

ちんすけは、ちょいミスは多いし“雑”でしたね。
発音もヤバいし、カミカミだし、歌声がですよ。
「あ・え・い・お・う・あ・お・・・」とかやらないといけませんかね。

選曲は 決めてたのを雰囲気見て入れ替えたり、
久しぶりの曲やったり定番もやったりと、バリエーションは豊かでした。

ちんすけのほかエントリーしたのは しるくさん と 松浦さだ吉さん。

二人とも“さ□まさし”のカバーを得意とする人だったので、
プチ“さだナイト”のよう。
でも ちんすけ好みの70年代の曲が多めだったおかげで、
懐かしく聴くことが出来ました。

お客さんに、高校時代の同級生二人が来てくれて ありがたかった!
GWの「恒例生存確認呑み会」のことなどいろいろ話せました。


また来月も「Myらいぶ」miniエントリーしてますので、
歌うも飲むも食べるも、どうぞいらしてください!
4月20日(木)です。

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