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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

恋織り人

作詞・作曲/Tiny☆K
2006/01/24  #107


新曲も作らず、旧曲焼きなおしでお茶を濁しまくりのちんすけ。
またもや古い曲を引っ張り出してきました。
じつのところパソコンと音源作成ソフトの動作不良が多く、
作業を進められないので致し方ない状態ですemoji

『恋織り人』はライブでわりと知られている曲で
ほんとうは再アレンジして録り直したいのですが・・・

今回YouTubeにアップした音源は
2012年にデモとして作成した低いキーのテイクをもとに、
音をギュギュっとひねって現在歌っているキーに上げたものです。
なので、声がなんかちぢこまってたり音に引っ掛かりがあったり
あまりクリアとは言えないことをご了解ください。

恋織り人/ちんすけ

『恋織り人』
2006年初頭、ホームグランドHOTコロッケで活躍中の
女性スタッフ・デュオに歌ってもらおうと作った曲でしたが、
別のちんすけ曲を歌うことになり実現しませんでした。
もったいないので自分で歌おうと思ったのですが、
女声キーで作ったためキーを変える必要があり、
弾くことも踏まえ、元キーAmをまずはDmし、録音しました。
それが今回アップした曲の原型です。

しかしDmでは低い音程が出しにくく、
1音上げEmにしてケーちんで歌うようになりました。。

ところが近ごろは加齢からでしょうか
Emキーだと今度は高いところが出にくくなり、
半音下げて、録音からは半音上げのD#m歌うようになったのです。
Am→Dm→Em→D#mと何度もキーを変えた
めんどくさい曲なのです。


曲のイメージとしては、
恋を成就するための言葉という縦糸と気持ちという横糸を
上手にあやつり織ることが出来ない女性の葛藤を描きました

中島みゆきさんをご存知の方は
縦糸を男性に横糸を女性に見立てた「糸」という名曲があって
『恋織り人』を歌うと よくそのことを言われます。
しかし「糸」を当時は知らなくて
ヒントにしたり念頭に置いていたということはありません。

テーマもあちらは人生ですからねemoji

『恋織り人』も聴く人によって感じ方は違うと思います。
女性に限ったことでもないかもしれませんし・・・

ありがたいことにこの曲
3人の方が歌ってくださっていますemoji

 

恋織り人


思い うち明けられずに また
涙にくれる夜を待つ
からだが心に追いつかない
揺れる心 うまく見せられない

街を漂うわたし まるで
魂のぬけがらみたい
あなたの背中を探して
肩すぼめ たたずむ交差点

この道はあなたへ続く道
でもわたし いつでも遠まわり
言葉のたて糸と 気持ちのよこ糸が
からんで織り込めない

きっと つじつま合わせに また
慣れないブラック・コーヒー
自分の色を紡ぎ出せない
濡れた瞳 なにも見えはしない


店先であなたを感じては
振りかえる いつものまぼろし
言葉のたて糸と 気持ちのよこ糸が
ほつれて結べない

思い うち明けられずに また
涙ににじむ恋を織る
からだが心に追いつかない
揺れる心 うまく見せられない

うまく見せられない
うまく見せられない

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夏の星空といえば想い出す

夏が来~れば想い出す ではありませんが
夜空を眺めるとよみがえる記憶があります。
それは高校の林間学校の時に眺めた星空です。

町では今もむかしも満天の星空を見られるのは稀です。
空気の澄んだ田舎や山岳地帯に行かないと“星空”とは程遠いでしょう。
林間学校で行ったのが群馬県浅間山山系だったおかげで、
星をぎっしり敷き詰めた夜空というものを見ることが出来たのです。

こんな状況で彼女と うふん とか思ったりしましたが、
なんのことはない、なにも起こらない。

夕立でびしょ濡れになったり 超満員の座れない急行で帰って来たり、
で、たどり着いた上野駅でもらった新聞の号外が
「○中◇栄前首相逮捕」だったという
いきなり現実に引き戻されたオチでありましたemoji

いろんな意味で一生忘れませんemoji

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チコちゃんに叱られたい症候群

『チコちゃんに叱られる!』というテレビ番組を知ってますか?
金曜日夜7時57分から放送中の雑学情報バラエティです。
チコちゃんという5歳の女の子設定のCGキャラが仕切っていて。
チコちゃんの素朴な疑問に大人たちが答えられないと
「ボーーっと生きてんじゃねーよ!!」
叱られるんです。

これが天下のNHK(Gテレ)が放送しているのが面白い!
先日の大雨災害の時は休止になりましたが、
翌週はまた「ぼーーっと生きてんじゃねぇよ!」と叱りつけていました。

テレビ番組制作に携わっていた者としてこの面白さは
ここ数年では『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)以来です。
なにせ全然NHKっぽくない!

で、これを見ていてビックリしたのが
制作スタッフのクレジット。
不肖わたくしが所属していた制作会社が作っているではありませんか!?
もう20年近く前に辞めたとはいえ
長寿くいしん坊番組やドラマが主体だった会社が作ったにしては
めちゃ出来が良いemoji
ま、ビックリしたついでによくよく調べたら
親会社の○ジテレビから出向のスタッフが絡んだ企画のようで、
○ジテレビのメイン制作会社名義(▽同テレビ)だとウラでかぶるから
下請け派遣会社名義(△イシス)にしてかわすという、
業界パターンと判明しました。

生身の大人とCGキャラの子どもとのやり取りというのが

やや痛しかゆしではあるけれど・・・
→公式HPはこちら
http://www4.nhk.or.jp/chikochan/


ふぅーーー
アツくなってしまいました。
オーラのあるタレントとグッとくる番組には
今でも呑めってしまうわたくしなのでしたemoji

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夏の夜空に馳せる思い

小惑星探査機・はやぶさ2が6月27日、
目的地の小惑星 リュウグウに到着したというニュースがありました。
打ち上げから3年半かけて旅してるんですね。
なんかこういうことって わくわくします。

前回のはやぶさ1のとき 故障で帰って来れないと言われていたのに
苦労して何年も余計にかかって帰還したときなどは
ちょうどネット生中継を見ていて
バラバラになりつつも光り輝き降り注いでくる姿を見て感動していました。

子どもでもそうですが、大人でも十分夢があって心揺さぶられます。
こういう事業や研究は無駄ではないですし、
意味のあることです。

よく言う、宇宙に生命はあるのかとか宇宙人はいるのかとか
そのこたえは 生命はあるし宇宙人はいる と信じています。
ただ99.999%以上の確率で遭遇出来ないと考えます。
だって宇宙スケールにおいて 星の一生は何億年何十億年なのに
人類なんてほんの一瞬の存在ですから。

この大宇宙の中で幾多の生命が存在し栄え、進化もするでしょう。
でもそれが同時期に同レベルに起こるなどそれこそ天文学的確率だし
たがいに気が遠くなるくらい離れた出来事です。
遭遇し合えようもありません。

でも生命の痕跡は見つけられる可能性は十分あるし、
遠くない未来かもしれません

はやぶさ2が そういう何かを発見してくれるといいですね。

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別々の曲を1つにした名曲たち

別々の曲を1つにするというと、
手っ取り早いのはメドレーですね。
でも今日は本当に別々に作った曲をくっつけて
1曲にしてしまった作品のお話です。


2曲を1曲にと言ってすぐ浮かぶのは
ビートルズ「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」
前半をジョン・レノンが作り後半部分をポール・マッカートニー
アコギのストロークから始まり、間を取り持つのは壮大なオーケストラ。
エンディングはEコード1拍バーーンと45秒も引っ張るという
圧倒的な印象の曲です。
明らかに意図的に作られているだろうし
いろんな意味でビートルズは斬新なことをやっていましたね。

さて つたない知識の中で2曲を1曲にした日本の曲はというと、
お気に入りアーティスト・村田和人氏のデビュー曲
「電話しても」があります。

18歳のころ作ったらしいこの曲、
前半部分とサビとは完全に別の曲で
タイトルまでそれぞれついていた別作品だったということです。
2つの曲をテープで聴いた友人が、
「1曲にできるじゃん」と言って編集して
1曲にまとめてしまったのだそうです。

村田さんも気に入ったんでしょうね。
後日この音源を知り合った山下達郎氏にデモテープとして渡したことがきっかけで、デビューに至ったということです。
友人に大感謝じゃないですかemoji

村田さんのくっつけ曲でもう一つ紹介したい曲があります。
それも3曲を1つにしてしまった曲です。
それが「少年サイダー」


ずーーっと、夏。/村田和人


2009年、14年ぶりに世に送り出したフルアルバムからの1曲です。
余談ですが、このアルバムから
「ビートルズを聴いてはいけません」「二人乗り」の2曲を
ちんすけはカバーしています・・・

ショッカーが出てきそうな(古!)曲名ですが、
実は村田さんが三ツ矢サイダーのCMに使ってくれないかなぁと思いつつ
いくつか作ったものを 夢かなわずくっつけたというのが真相です。
だからメロディは違えどテーマはおんなじということですね。
ミニメドレーな感じもします♪

四の五の言わずに この曲アップしておきます。
ちんすけも時々やってる“ひとりハモリ”が効いてますよ。
夏イメージの村田さんにはピッタリemoji

少年サイダー/村田和人(2009)

村田さんが亡くなる5ヵ月半前のチャリティライブから
亡くなった翌日にアップされています

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