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見上げればバナナムーン

ちんすけの音楽とよもやま話のブログ♪

自分なりの味付けを試行錯誤

自分で詞を書いて曲作ってアレンジして演奏して歌ってるわけですが、
どの工程にも美しいだとか綺麗だとかの表現だけでなく
意外性毒を盛るようなセンスを入れたいと思っています。


綺麗なメロディや詞だけでは それこそキレイゴトだし
ひねりやフックが無いと聴いてて飽きます。

昔の曲は綺麗なだけが多かったと自覚していて、
ライブ活動はじめてからB型アマノジャクモード
負のセンスも入れるようになってきました。

毒を盛るあんばいはこれが難しいところで
ひとことでコレ!というものはありません。
3コード、4コードで普通に展開しては面白くないし、
Aメロ、Bメロ、サビ、コーダと定番すぎるのもつまらない。
かと言ってひねりすぎたり毒を盛りすぎると
これまたとっ散らかって収拾できず 崩壊します。

なんて言ってますが、気が弱いんで
自分の曲作りを振り返って確かめてるだけですよ。

味付けを試行錯誤することで、
新しい音楽性が生まれても来ると思うので、
次にはどんなを、どんな付加価値を編み出そうか と
音作りの旅は永遠に続いて行くんだろうなぁemoji

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カバー曲の探究者となる

オリジナル曲の音源づくりも新曲づくりも進んでないのに
新しいカバー曲に惹きつけられています
昔からカバーも何曲もやった、
おなじみのアーティストの曲にハマってます

2、3曲新たにやりたい曲が脳裏を駆け巡りはじめました。
熱しやすいのでギターを取り出し弾いてみます。
コード譜がすぐ手に入る曲はすぐ弾いてみる。
コード譜が無くても Youtubeやら耳コピでなんとかなるので挑戦。
若かりし頃熱中したわくわく感がアタマをもたげています。
新鮮な気持ちは 脳が活性されるから老化防止に良い・・・
おっと そんなこと言っててはダメ。

とにかくその中の1曲は
開放6弦・E音がメインで回っていく曲。
カッチョイイけどちゃんと弾けないと“残念”になってしまう微妙な曲。
コード譜がありましたが、自分で採り直し多少の自己流をプラスし、
なんとかイケそうな気がしてきました。

あえて何の曲かは申しませんので
どこかのライブでお目に、いや、お聴きいただければこれ幸い
ぶっちゃけ まだ披露できるレベルではありませんゆえ・・・

でも 言いたい性格でもあるので
ちょびっとだけコード進行をemoji

E → G6/E(=Em7) → Dadd9/E → C/E

ほらほらベース音がみんなEですね シャレですemoji
ヒントとしてはイントロの出だしの部分です。
かなりハイ・ポジションで弾き、オミット音もあります。
あと、キーが高いので原音の1つ半ほど下げてます。

なんか面白くてイイ!!
思い出してみるに、この曲やってた音仲間がいるなあ。
いいんです!
いい曲に国境はない!!
意味なしemoji

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いろいろ劣化するおトシごろ

あまり聴いてなかった自身のライブ音源などを聴きこんでみました。

聴いた印象とやってる感覚で言うと
劣化を感じるというのが正直なところです。

それは声=ボーカルのことです。
年とると高い声が出にくくなるとかキーが下がると言われてて
そんなことはないと思って声出ししていたのですが、
感じてしまいました。
ただし正確に言うと、
納得する声が出るまでに時間がかかる ということ。
リハとか音合わせでちょっと声出しすれば出ていた以前よりも、
高い声、張りのある声が出るまでに時間を要するということです。

オープンマイクのようにリハもなく
いきなり歌って2、3曲だけという場合 顕著です。
調子が出る前に終わっちゃいます

以前からライブハウスではビール飲んで歌ってますが、
これは喉の潤滑油になってるので酔っぱらわなければ声が出ます。
それでも最近は時間がかかります。

40過ぎてライブを始めたので、当初は声は全然ダメでした。
音程がブレずに腹から声を出すということが下手でした。
やってくうちに少しずつ良くなって、まあまあな領域になったとは思います。
でもまた劣化に向かっていると感じるのです。

やっぱり老化か?
毎日声出しできないし、良い手はないか?

悶々としてしまいます。


さてギターのほうも ある部分劣化を感じます。

それは二つあって、一つはギターダコが硬くなってくれないということ。
ギター弾きにはつきものの指先のアレですね。
いつも弾てるからタコは出来ますがあまり硬くないんです。
これは前から感じていることでして、
20歳あたりまではカッチカチに硬かったんですよ。
たこが硬ければすごく弾きやすい。軽いタッチで押さえられる。
それが今は・・・・・emoji

もう一つは特に冬場、指先が冷たくて動きが明らかに悪くなるということ。
末端冷え性? 加齢?

そう演奏レベルの話じゃなくて それ以前の劣化が気になります。
演奏レベルについていえば、地味に上向きですよ。
人前で演奏するんですから、常にレベルアップしなければいけませんし。
でもまだ下手ですけどね。
下手なりに上向きということで・・・


あれこれ劣化はあれど
ライブできる環境にあることに感謝しなければですね。
とにかく前向きにやってゆきましょうemoji

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昔のオリジナル曲を弾き返してみる

たまには弾いてあげなくちゃと思い、
高校のとき買ったYAMAHA L-7S(1975年製)を引っ張り出してきました。
ずっしり重たくて 張りっ放しの弦でも深みのある音が出ます。
ペグは自分のミスで 金ピカだったのを禿げさせてしまってるので
取り替えてあげなきゃなぁ と思いつつ・・・


古いギターを取り出すと思い出すのが やっぱり古い曲。
オリジナルは120曲ほどあるけれど、今世紀に作ったのはたかだか20曲
以前ブログで書いた「旧曲」の復権は1980年頃の曲たち。
それよりももっと前、中学時代に初めて作った曲から高卒くらいまでの
レアすぎる曲は まったくと言っていいくらい弾いてません。
だからあえてそんな曲たちを弾いてみようかと思いました。

古い譜面やコード譜を取り出し、
そうそう古い曲ほど譜面書いてるので、曲を忘れていても大丈夫。
大雑把にはだいたい覚えてるけど、
細かい歌いまわしはやっぱり譜面があって正解。

確かめつつ歌うと、あ~ら新鮮!!!
こんなフレーズ作ってたんだ とか楽しい驚きの連続です。
歌詞はどーしょーも無いですけど、メロディはいいかも♪
今後作る曲へのヒントにもなるかも。
詞を変えてお披露目ってのもありか!?

昔の曲は短いのも多く、それも時代でしょうか。
ビートルズは名曲が多いけど、2分くらいの曲ばかり。
そんな感じ・・・1コーラス4行詩なんてザラです。
かぐや姫とかのフォークもそうだったですもんね。

自分の曲だと ちょっと歌うだけで作った当時のことや感覚までも思い出す
既成の懐メロに思い出が詰まるのと同じですね。

新しい曲作りのアイディアが詰まってるのは確か。
じっくり弾きなおしてみましょうか

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ビートルズ/アウトテイクあれこれ 其の5

ビートルズのアウトテイク
これだけスタジオセッションが流出してるくらいですから、
プライベート録音もいろいろ出ています。
有名なところではジョージ宅でのセッション“イーシャー・デモ”。
ホワイトアルバム・セッションに入る直前のセッションです。

つまりはホワイトアルバム『THE BEATLES』用の曲を
たくさん演奏したはずで、確かに多くはそうでした。
しかしながら、ホワイトアルバムに収録されなかった曲も数多く、
たとえば、イーシャー・デモにだけ残る曲や、
アルバム・セッションで完成型まで行ったのに没になった曲もあります。

没になっても作者はやはり自分の曲に愛着があるのでしょう。
後年、ソロになってから発売した曲もいくつか見られます。


今回紹介するのは、ジョン、そしてジョージのそんな曲です。

イーシャー・デモ(1968年5月)は4トラックで録音されていて、
良質で録られたはずですが、あまり良い音では残っていないようです。

まずはジョン・レノンの曲「Child Of Nature」
聴けば「あ!あの曲だ」とすぐわかりますので どうぞ♪

Child Of Nature / THE BEATLES (1968)

1971年のアルバム『IMAGINE』に収録された
「Jealous Guy」と同じ曲、つまりは元歌です。
タイトルも歌詞内容もまったく違っているし、
「Jealous Guy」ではピアノバラードになってます。
でもメロディは変わらず、曲のテンポもゆったり感は一緒。

この曲はイーシャーだけでなくスタジオセッションでも演奏されましたが、
陽の目を見ることはないままビートルズは解散してしまいました。

『LET IT BE... NAKED』でほんの24秒間だけセッション版が聴けますが、
哀愁ただよう曲調とあいまって 感傷的になってしまいます。


ジョージ・ハリスンのほうはもっとしみじみします。
イーシャー・デモで初演、ホワイトアルバム・セッションに持ち込まれ
きちんと録音・ミックスもされたにもかかわらず 没となった曲です。

Not Guilty / THE BEATLES (1968)

ビートルズ時代の「Not Guilty」
『ANTHOLOGY』『ULTRA RARE TRAX』でも聴け、
かなり“メジャー”なアウトテイク曲です。
何テイクも録音されたのに ネガティブな内容だからでしょうか
それとも凄すぎるクリエーター二人にはさまれて、
“若僧”の曲の居場所は無かったのか・・・
公式発表されることはありませんでした。

10年以上たち ジョージの悲しみも癒えた(?)1979年、
ソロアルバム『慈愛の輝き』にようやく収録。
アレンジをシャッフル・ロックから
ジャジーでおしゃれな雰囲気へとガラッと変えています。
ただ歌詞はほとんどそのまま。
こだわりがあったんでしょうね。

もちろんポールにも没→復活曲はあります。
ビートルズは 緻密な中にも感覚とかひらめきで
次々に新しい音を創り出していましたが、
アルバム収録曲などは 雑多なことも含めて
大人の事情に振り回されていたことは想像に難くないです。

ということで、アウトテイクあれこれを〆ます
ファンですから また何か言い出すかもしれませんけどねemoji

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